ムーミンのたからもの の商品レビュー

トーベ・ヤンソン(著者),松田素子(著者),スタジオメルファン

2024/03/29

心があたたまる素敵なお話でした。３歳には難しいかな?と思いましたが、楽しかったと言っていました。自分だけの宝物を見つけてほしいです。

2023/12/11

ムーミンの周りに気を配ることのできる優しい心。その素晴らしさを感じることのできる絵本です。ゆったりとした雰囲気の中にあたたかさがあります。

2023/08/19

ムーミンパパにもママにも、谷のみんなにもそれぞれ大切に持っている宝があるのに自分は何も持っていないと思ったムーミンが自分の宝物を探しに出るが、なかなか見つからない‥。見つかるのは谷のみんなに合うと思えるものばかり。

ムーミンは本当に谷の一人ひとりを普段から大切にし、想っているんだなぁと感じた。ムーミン自身にも目に見えずとも素敵な宝を持ち合わせていると思うのだがそれに自身が気づいていないようだ。
それは私たちの周りでも良く目にする事だが、みんなのことを思い浮かべて、見つけた一つ一つを持ち帰ろうと集め出すムーミンのようにはなかなか出来ないだろうと思う。その後、大変な事が起こるのだが‥。

谷のみんなに集めたものを差し出しながら、宝物を見つけることができなかったムーミンに言ったママの一言にグッとくる。
誰よりもしっかりと一人ひとりを見つめているムーミンママはやはり最強です。

2022/01/18

ムーミンママのハンドバッグ、ムーミンパパの帽子のように、自分だけの「たからもの」がほしくて探しに出るも、見つけたすてきなものを拾い上げては誰かのことを思い浮かべるムーミントロール。
気持ちがじんわりと温かくなり、読後感がとてもいい。
30年ぐらい前にアニメを見た記憶はあるけど、Eテレの『ムーミン谷のなかまたち』やこの絵本で改めてムーミンに触れて、優しい気持ちだけでなく切ない余韻を残すお話もあることがわかり、ムーミン谷にぐっと引き込まれている。
原作はもちろんトーベ・ヤンソンだけど、文：松田素子、絵：スタジオ・メルファンとなっていて、この絵本は日本で編集・出版されたものとのこと。

2019/12/13

とってもいいお話ではあるけど
本編とは違うキャラクター絵本の位置になるのでしょうか？
不思議な世界の本編に入っていく
きっかけにはいいかもしれないですね

2019/10/02

三年生二学期。図書ボランティア
「ムーミンだ！」
って、喜んでくれました。
お話は、本当ステキです！
絵も眺めてしまうくらい魅力的。
だれかを思うこころ。大切な事を感じられました。

2018/11/15

最後にそっと花壇に貝殻を飾るお母さん素敵。ムーミンは優しすぎるから、たからもの一つ探すのも大変。でも、宝物って探すものじゃない気もする。私は「物」にあまり執着がないので、そこまで頑張らなくても・・・くらいの感じ。それぞれの良い所をきちんと理解しているムーミンの存在そのものが子供には宝物。少し娘には長いかな、と思ったけれどムーミン好きなので楽しそうに聞いています。（2歳4ヶ月）

2017/09/03

隣の芝生は青くみえる。
自分にない他者の能力はある種の嫉妬を生む。
しかし自分にも他者にない能力があることに気付くと幸せになれる。
自分を見つめるとこはとても大切なことなんだ。

2015/03/05

自分らしさを演出するものを探しにムーミンがでかけます。宝さがしにでかけたけど結局ほかの人のことを考えるムーミンが素敵です。

2014/11/14

ムーミンは、自分とスナフキンたちと比べて自分には何もないと自信をなくしています。ママはバッグがあり、パパはぼうしがあります。ムーミンには一体どんな宝物があるのでしょう？