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徳川将軍家十五代のカルテ の商品レビュー

3.4

45件のお客様レビュー

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2011/09/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大河ドラマ「江~女たちの戦国~」や「大奥」を見ていて、読みたくなった。 「骨は語る 徳川将軍・大名家の人びと/鈴木尚著 」も合わせて読みたいトコロ。 歴史も合わせて書いてあるので、昔勉強したことを思い出しながら読めました。 でも、勉強したこととはまた違う、カルテから見る将軍の人柄が見えたように思います。 【以下帯の内容】  初代 家康 胃がん 享年75  2代 秀忠 胃がん 享年54  3代 家光 脳卒中(高血圧) 享年48  4代 家綱 未詳 享年40  5代 綱吉 はしかによる窒息 享年64  6代 家宣 インフルエンザ 享年51  7代 家継 急性肺炎 享年8  8代 吉宗 再発性脳卒中 享年68  9代 家重 脳性麻痺による尿路障害 享年51  10代 家治 脚気衝心 享年50  11代 家斉 急性腹症 享年69  12代 家慶 暑気当たり 享年61  13代 家定 脚気衝心 享年35  14代 家茂 脚気衝心 享年21  15代 慶喜 急性肺炎 享年77

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2011/09/18

家康は食中毒で死んだという説があるが実際は胃がんだと推測される。(ある種の滑稽味があるせいか、未だにてんぷらの食中毒を唱える本もある)犬公方綱吉は、身長がわずか124cmしかなかったという。14代家茂は甘い物が好きで30本もの虫歯があったという。医学的な視点からみるのも面白い。

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2011/08/15

父の書棚から。 マンガ「大奥」と史実がごっちゃになってきたので こういうのでいったん整理しようかと。 が、この作者もかなり偏りが、、(笑)。

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2011/07/11

徳川15代の死因や健康状態など、時代の背景も踏まえて分かりやすく書いた本。軽い気分で読むのには良い一冊。

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2011/06/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

徳川将軍15代の健康状態を、医者の視点で解説。 一般的な歴史背景もわかりやすく解説されていて、 歴史好きの方にも健康オタクにも楽しめる内容。 死亡原因はもちろん、年代や、法名が正確に記されています。 【面白いなと思った箇所】 ・初代家康はサナダ虫に悩まされていた。 ・家康の次男秀康は梅毒で死亡した。 ・その息子は躁うつ病。 ・3代家光は吃音障害。ホモ。脳卒中で突然死。 ・4代家綱は軽度の知的障害か?死因不明。母親は産後の体調不良で死亡。 ・忠臣蔵は5代綱吉のマザコンが原因か。 ・その綱吉は低身長症。一般的には麻疹で死亡と記されているが、食べ物を気管に詰まらせた窒息死の疑い。 ・6代家宣は綱吉の甥。インフルエンザで急逝。 ・7代家継の生母月光院は使用人と不倫。 ・家継が急性肺炎で急逝した為、先代の正室(天英院)vs側室(月光院)のバトル勃発。 ・8代吉宗で初の国立病院(小石川養成所)設立。 ・9代家重は言語障害。アテトーゼタイプの脳性麻痺。頻尿症を患っていた。 ・10代家治は脚気による心不全で死亡。 ・11代家斉には57人の子女がいるが、32人が5歳未満で死亡。 ・12代家慶は熱中症で死亡。 ・13代家定は出産時の障害で脳性麻痺の疑い。顔にも不随意運動が見られた。脚気による心不全で死亡。 ・14代家茂は甘いもの好きで虫歯だらけ。でもイケメン。脚気をリウマチと誤診されて死亡。 ・15代慶喜は静岡で隠居生活していた。肺炎をこじらせ死亡。 ・将軍家に結核は一人もいない。

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2011/05/22

[ 内容 ] 健康オタクが過ぎた家康、時代劇とは別人像「気うつ」の家光、内分泌異常で低身長症の綱吉、飲酒が高じて食道がんで逝った光圀、そして実は三人も将軍位に就いた障害者…。 芝・増上寺にある徳川家霊廟で発掘された遺体や文献をもとに、歴代将軍を最新医学で診断してみると―。 彼らは...

[ 内容 ] 健康オタクが過ぎた家康、時代劇とは別人像「気うつ」の家光、内分泌異常で低身長症の綱吉、飲酒が高じて食道がんで逝った光圀、そして実は三人も将軍位に就いた障害者…。 芝・増上寺にある徳川家霊廟で発掘された遺体や文献をもとに、歴代将軍を最新医学で診断してみると―。 彼らはどんな養生法を心掛けていたのか、そして死因は、さらに世継ぎをもうけるための苦心とは? 史実には顕れぬ素顔が見えてくる。 [ 目次 ] 家康―初代将軍(一五四二~一六一六)死因・胃がん 秀忠―二代将軍(一五七九~一六三二)死因・胃がん 結城秀康―家康の次男(一五七四~一六〇七)死因・梅毒 松平忠輝―家康の六男(一五九二~一六八三)死因・老衰 家光―三代将軍(一六〇四~一六五一)死因・脳卒中(高血圧) 水戸光圀―天下の副将軍(一六二八~一七〇〇)死因・食道がん 家綱―四代将軍(一六四一~一六八〇)死因・未詳 綱吉―五代将軍(一六四六~一七〇九)死因・はしかによる窒息 家宣―六代将軍(一六六二~一七一二)死因・インフルエンザ 家継―七代将軍(一七〇九~一七一六)死因・急性肺炎 吉宗―八代将軍(一六八四~一七五一)死因・再発性脳卒中 家重―九代将軍(一七十一~一七六一)死因・尿路障害(脳性麻痺) 家治―十代将軍(一七三七~一七八六)死因・脚気衝心(心不全) 家斉―十一代将軍(一七七三~一八四一)死因・急性腹症 家慶―十二代将軍(一七九三~一八五三)死因・暑気当たり 家定―十三代将軍(一八二四~一八五八)死因・脚気衝心(脳性麻痺) 家茂―十四代将軍(一八四六~一八六六)死因・脚気衝心(心不全) 慶喜―十五代将軍(一八三七~一九十三)死因・急性肺炎 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2010/07/05

旦那の買った本を横から拝借して読み始めました。 いつも読まないジャンルのものでしたが、面白いようにスラスラ読み進められました。 徳川十五代将軍の位牌は、亡くなったときの身長とほぼ同じに作られているということに驚きました。目の前で見たら圧倒されそうです。

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2010/06/02

*購入 古本ですけども。 読み物としてなら面白いと思います。 徳川家十五代将軍、ならびにその血縁、妻女の死因を述べたもの。 単に死因を述べるだけではなく、当時の彼らがどのような心理状態だったのか、にも触れている点は面白いと思いました。 死因究明という点ではなく、当時の医療では...

*購入 古本ですけども。 読み物としてなら面白いと思います。 徳川家十五代将軍、ならびにその血縁、妻女の死因を述べたもの。 単に死因を述べるだけではなく、当時の彼らがどのような心理状態だったのか、にも触れている点は面白いと思いました。 死因究明という点ではなく、当時の医療ではわからなかった・対処できなかったことの多さ、無事に成人できることの難しさ、などの点が非常に興味深いと感じました。 しかし、著者の意見が少々強いです。客観性、という点では少々信頼性がないのではと感じましたので、読み物としては面白い、という評価にとどめます。

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2010/04/19

面白くて読みやすかった。それぞれの将軍について特徴が書かれていて、へたに名前を丸暗記するよりこうやって特徴や時代背景と合わせて学べれば、歴史も学びやすいだろうなぁと思った。しかし大まかにしか書かれていないので、学習と言うよりは娯楽用。

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2010/03/29

医師が史料から読み取った徳川将軍十五代それぞれの死亡診断書。 主に『徳川実記』の記述を辿り、また昭和初期に行われた増上寺将軍家墓所の発掘調査(遺骨の計測等)報告書を基に、それぞれの将軍がどのような病歴を経て死に至ったかを追ったもの。 資料に制限があり、かなりの部分を著者の想像で補...

医師が史料から読み取った徳川将軍十五代それぞれの死亡診断書。 主に『徳川実記』の記述を辿り、また昭和初期に行われた増上寺将軍家墓所の発掘調査(遺骨の計測等)報告書を基に、それぞれの将軍がどのような病歴を経て死に至ったかを追ったもの。 資料に制限があり、かなりの部分を著者の想像で補ってしまっているが、『実記』の記述をお医者さんが読むとそういう風に読み取れる、という一つのアプローチとして興味深い。 将軍家が実は胃癌の家系だったなんて話は、ちょっとした雑談ネタに面白いかと思う。

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