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マリー・アントワネットの娘 の商品レビュー

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11件のお客様レビュー

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決して微笑んだことが…

決して微笑んだことがないといわれたマリー・アントワネットの娘。彼女の人生に対する歴史エッセイ。娘について考えた事なかったからはまりました。切ないです。

文庫OFF

あまりにも有名なマリ…

あまりにも有名なマリー・アントワネットですが、意外とその娘を扱った作品は少なかったのでは、と思います。革命期に生き、決して安穏とは暮らせなかったものの強く生き抜いた彼女の姿に圧倒されました。

文庫OFF

2024/03/08

マリー・テレーズと王妃マルゴについてのエッセイ。 マリー・テレーズに心を寄せ、その立場にわが身を置いて考えている姿勢が好ましかったし、面白かった。 マルゴについては、不自由な結婚の裏で、ずいぶん自由に生きれたものだなあ、というのが正直な感想だ。 苦悩は多かったろうが、思うがままに...

マリー・テレーズと王妃マルゴについてのエッセイ。 マリー・テレーズに心を寄せ、その立場にわが身を置いて考えている姿勢が好ましかったし、面白かった。 マルゴについては、不自由な結婚の裏で、ずいぶん自由に生きれたものだなあ、というのが正直な感想だ。 苦悩は多かったろうが、思うがままに生きているように、私には見える。 マルゴの最後付近は、かなり駆け足の記述だった。

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2018/01/11
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アンリ多すぎです。特にマルゴの周り。父はアンリ、兄もアンリ、恋人もアンリで夫もアンリ。『聖おにいさん』の「私の周りにマリアって名前の子が…マリア縛りの男性向けシミュレーションゲーム出せるくらいいるんだよ」ってセリフを思い出しました。アンリ縛りで乙女ゲームが出来ますね。 フランス史は不勉強でよく知らないのですが、読みやすい文に助けられて無事読み終えました。

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2017/01/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

フランス革命で斬首された仏国王妃マリー・アントワネットの娘、マリー・テレーズと、近世フランス・ヴァロア朝王娘マルゴ王妃の人物評伝。前者はアントワネットの最後の道程、つまり墺脱出行、タンプル幽閉譚などが被る。長生きしたことだけは興味深い(確かに、流浪生活の苦労に耐えた点は凄い)が、政治的には反動でしかなく、そもそも政治的影響力を持たなかったテレーズでは興味を持続させるのは困難。マルゴ王妃はさらに関心の埒外。2005年刊行。

Posted byブクログ

2013/08/05

王朝史好き。 でもこれは、よくできたwikipedia+おふらんす好きの感想、程度。 マリー・テレーズとマルゴってチョイスからして平凡すぎ。 フランス史に詳しいなら、もっと穴場な人を取り上げてほしい。

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2012/08/16

激動の時代を生き抜いた、波乱万丈な人生を送った彼女たち。 私はやっぱり、ほのぼのと生きたいなぁと思いました。

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2012/02/03

これは伝記でも歴史的な研究書でもなく、 マリー・テレーズに想いを馳せた歴史紀行的エッセイです。 革命以後の王党派(国王一家含む)の流転を追う形となっていて、 ヴェルサイユ宮廷時代の出来事についてはほとんど語られていない。 「マリー・アントワネットの娘」と言うタイトルをつけるから...

これは伝記でも歴史的な研究書でもなく、 マリー・テレーズに想いを馳せた歴史紀行的エッセイです。 革命以後の王党派(国王一家含む)の流転を追う形となっていて、 ヴェルサイユ宮廷時代の出来事についてはほとんど語られていない。 「マリー・アントワネットの娘」と言うタイトルをつけるからには、 もう少しマリー・テレーズについて具体的なエピソードを書いて 欲しかった。 また、「チュイルリー宮殿に一通の電報が届き、、、」と言う一文があるが、 当時はまだ電報はなかった。急使が来たのは間違いないだろうけど、 電報だなんてひどすぎる。 ヴァレンヌ逃亡事件については結構詳しく書いてあります。 後ろ半分は王妃マルゴについてのエッセイとなっています。

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2011/11/05

3割ぐらいしか分からなかった... だって登場人物多すぎるし、関係性が複雑だし... だけど、読みやすくて面白い本だったと思う。 中世フランスに興味がわきます。 藤本ひとみという作家についても気になる存在。

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2011/09/24

マリー・アントワネットの娘の名前がマリー・テレーズだというのをご存知でしょうか。 アントワネットの母、オーストリア女帝マリア・テレジアの名のフランス読みがマリー・テレーズ。(オーストリア皇女の名前には、すべて〔マリア〕が付いている。) ルイ16世と王妃マリー・アントワネットの間に...

マリー・アントワネットの娘の名前がマリー・テレーズだというのをご存知でしょうか。 アントワネットの母、オーストリア女帝マリア・テレジアの名のフランス読みがマリー・テレーズ。(オーストリア皇女の名前には、すべて〔マリア〕が付いている。) ルイ16世と王妃マリー・アントワネットの間に生まれた最初の子供、マリー・テレーズは、その高貴な生まれのためか、子供の頃から気位が高かった。 蝶よ花よと育てられたマリー・テレーズがフランス革命に巻き込まれ、母と叔母の刑死も知らず、弟の病死も知らされずたった一人でタンプル搭に残され、タンプルの孤児と呼ばれるようになり・・・ アントワネットに関する本は多いけど、アントワネットの死後、残されたこの娘はどうなったのか知りたかったので、とても感慨深い内容でした。

Posted byブクログ