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現代語訳 風姿花伝 の商品レビュー

4.2

28件のお客様レビュー

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2026/04/08

コンテンポラリーの舞台で幽玄能のプロトコルを取り入れた作品を観たあと、興味をもって読みました。本質的であり哲学的な一冊。しかし現代語訳であるものの、引き寄せて読み替えるには自分は経験不足。内容がうわ滑ってしまった。秘伝の書は読み手を選ぶ。また時を経て読んでみたい。

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2026/01/14

現代にも通じるプロフェッショナルへの道 一族の子孫に伝えるために観阿弥の教えを息子の世阿弥がまとめた書 特に印象に残ったのは ・子供が何かを始めたら、褒める叱るなどなく好きにさせるのが良い(親の顔色を伺いながらやり本来の良さがなくなる) ・20代は才能を伸ばすとき。30歳になると...

現代にも通じるプロフェッショナルへの道 一族の子孫に伝えるために観阿弥の教えを息子の世阿弥がまとめた書 特に印象に残ったのは ・子供が何かを始めたら、褒める叱るなどなく好きにさせるのが良い(親の顔色を伺いながらやり本来の良さがなくなる) ・20代は才能を伸ばすとき。30歳になると自分の行く末も見えてくる。才能がないとわかる場合は潔く。50は後人に道を譲り後継者を育てよう ・上手も下手も良い点がある。それぞれを認め語り合いお互いを高める姿勢が大切。他人の欠点ばかりを見て慢心はいけない

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2025/11/27

いつかは日本の伝統芸能である「能」に触れたいと思っていた。ただ、順を追ってそこに辿り着くことが大切である気がして、特に風姿花伝を読むことにも焦ってはいなかった。 読書会で扱った松岡正剛『日本文化の核心』を読んでいく中で、「まねび」と「まなび」を扱っている章があり、どうやら「学び...

いつかは日本の伝統芸能である「能」に触れたいと思っていた。ただ、順を追ってそこに辿り着くことが大切である気がして、特に風姿花伝を読むことにも焦ってはいなかった。 読書会で扱った松岡正剛『日本文化の核心』を読んでいく中で、「まねび」と「まなび」を扱っている章があり、どうやら「学び」の本質は世阿弥が説いているらしい。「ものまね」から派生する「まねび」そして、「まなび」。つまり遡ると「学び」とは「物真似」であると。神や霊など目に見えないものを真似る。どうやらそれが「能」の世界らしい。今の自分は「学び」を生き方の中心に置いている。これは早めに読まねば。 手に取った本書は、現代語訳も読みやすく、さらっと読むことができる。能だけでなく、プロとは何か、達人とは何かを考えてさせてくれる本でもある。なお、一子相伝であるはずの風姿花伝をこうして簡単に読めてしまうことに時代の移ろいとはいえ、世阿弥さんにいささかの申し訳なさも感じる。 なぜ学ぶか。 結局は「まことなるもの」に近づきたい衝動が抑え切れないからだろう。そのためには、「伝統(風)」を受け取って、その先に「花」を咲かせたいと願って、自分は学び続けるしかない。そして、「花」は、人に内在する「面白い、珍しいと感じる心」だとするならば、いかに自分が面白い、珍しい人間になれるかどうか。 「秘すれば花なり」 この本を読んで花の見方、感じ方がちょっと変わったかもしれない。

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2025/10/22

室町時代に世阿弥が記した、一流派相伝の能の理論書。長らく秘伝書だったので、誰でも読めるようになってから100年ほどしか経っていないのだとか。 タイトルと題材でなんとなく抱いていた雅なイメージのまま読み進めると、能の美しさについてだけでなく、意外にも戦略的な「見せ方」の部分にもか...

室町時代に世阿弥が記した、一流派相伝の能の理論書。長らく秘伝書だったので、誰でも読めるようになってから100年ほどしか経っていないのだとか。 タイトルと題材でなんとなく抱いていた雅なイメージのまま読み進めると、能の美しさについてだけでなく、意外にも戦略的な「見せ方」の部分にもかなりしっかりと言及していて、ビジネス書のような一面もあって興味深かった。 芸事をやっている人に限らず、セルフプロデュースを学びたい人におすすめの一冊です。

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2024/05/07

前に岩波の風姿花伝を読んだときは何言ってるか分からなすぎてコメント書けなかったが、本書でようやく。上手は下手の手本、下手は上手の手本…謙虚にストイックに上達を目指し続ける、人生を通した芸事への向き合い方の指南書。古典的名著だけに、現代においても何にでも当てはまる。現代との差分かな...

前に岩波の風姿花伝を読んだときは何言ってるか分からなすぎてコメント書けなかったが、本書でようやく。上手は下手の手本、下手は上手の手本…謙虚にストイックに上達を目指し続ける、人生を通した芸事への向き合い方の指南書。古典的名著だけに、現代においても何にでも当てはまる。現代との差分かなと思ったのは、インターネットの普及や移動手段の発展などで単時間辺りにアクセスできる情報量や経験の多様性が爆増したので、外部環境の変化に対して思考するシチュエーションが増えたことか。それだけにこういう東洋的な内省思考する時間が相対的に減っているのから、現代人に改めて刺さるのかも。

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2024/01/20

岩波で挫折し、こちらに移行した。 現代語訳ありがたい。 人生のフェーズごとに目指すもの、鍛錬、目立ち方があるなと感じた。 自分の花を大小問わず、死ぬまで何度も咲かせる努力をしたい。

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2023/10/29

以前間違えて原書を買って挫折したので、現代語で再挑戦。 本書は読みやすいが格調のある文章で雰囲気を損なわない。 昼と夜の演じ方、勝負の時のコツ、年代別の演じ方など、 能とはどのように捉えられていたのかを知ると同時に、今の芸能界、仕事などにも通じる内容があり参考になる。

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2023/07/12

能の教科書なんだけれども、日本人が感じる面白さや美学とは何かが落とし込まれていて興味深かった。 日本人に根付く価値観の一端が室町の時代から(あるいはそれ以前から)変わらないのだと感じた。

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2023/02/07

・能の良し悪しを評価する言葉の定義から入るところがおもしろい。「幽玄」、「強い」、「花」、「面白い」とか。 ・特に「面白い」の定義が意外、かつすごく納得できた。 ・能にかぎらず、いろんな活動に通用するであろう極意が盛りだくさん。「他の芸事には心を移すな」って言葉には背筋が伸びます...

・能の良し悪しを評価する言葉の定義から入るところがおもしろい。「幽玄」、「強い」、「花」、「面白い」とか。 ・特に「面白い」の定義が意外、かつすごく納得できた。 ・能にかぎらず、いろんな活動に通用するであろう極意が盛りだくさん。「他の芸事には心を移すな」って言葉には背筋が伸びますわ。 ・繰り返し「絶対外には漏らすなよ!」って書いてあるのに今では世に広く知れ渡ってるの笑う。 ・短いし訳が良いのですごく読みやすかった。

Posted byブクログ

2022/04/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あとがきに、この本は「理論書」と出てくるのですが、なるほど、自分にはとても難しく、言葉が抽象的なので、理解するところまではいきませんでした。 まだ、人生の経験値が無いのかと、ちょっと残念です。 作品案内に書かれている文章の方が分かりやすく、すっと自分に入ってくるように思えました。

Posted byブクログ