恋愛について、話しました。 の商品レビュー
私の好きなばななさんと敏子さんの対談。 正直、テーマの「恋愛」からは大きく脱線し、子育てや人生、生き方、などに展開していっている。 ・「癒しなんて卑しい言葉を使うな」「今やりたいこと、やらなければならないことを一所懸命やっていれば、癒される必要なんてないのよ」 ・「子供って、...
私の好きなばななさんと敏子さんの対談。 正直、テーマの「恋愛」からは大きく脱線し、子育てや人生、生き方、などに展開していっている。 ・「癒しなんて卑しい言葉を使うな」「今やりたいこと、やらなければならないことを一所懸命やっていれば、癒される必要なんてないのよ」 ・「子供って、究極に自分をこの世に縛り付けるものだと思い込んでいたら、まったく逆だった」 ・彼がいない間、何をしていたか誰と会っていたか、の方を実在にするのは馬鹿。今そこに居る二人が向き合っている方がずっと実在なんだから、そのことを大事にすべき ・妊娠について・・・「他人をこの中にいれて養っている。責任もあるけど全く別の存在」 ・「どっちの足から歩き出すか分からないけれど、どっちの足からか歩き出す。それが自分なのよ」 ・「ママが言葉で言っていることと、思っていることが違ったら、絶対に分かるから、そうすると、やっぱり顔色を見るようになっちゃうから。だから、本当に全ての人間関係って真剣勝負」
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故・岡本敏子さんとばななさんの恋愛対談本。と、いいつつもそんなに恋愛恋愛してない所が良かった。 日本ほど雑誌を読む国はほかに無い、とか 女性誌がやたら「モテ」をテーマにしてるけど、本当にそれでみんながモテるようになってたら、今頃は株の特集とかやってるよ!とか 妙に納得するところも...
故・岡本敏子さんとばななさんの恋愛対談本。と、いいつつもそんなに恋愛恋愛してない所が良かった。 日本ほど雑誌を読む国はほかに無い、とか 女性誌がやたら「モテ」をテーマにしてるけど、本当にそれでみんながモテるようになってたら、今頃は株の特集とかやってるよ!とか 妙に納得するところもあったけれど、 あんなパジャマで寝起きみたいな格好で今の日本女性のオシャレの話をするのはなんだかな〜、という感じ。 (いや、よしもとばななさん大好きなんだけどね!フィールドが違うかな、って…違和感) どうしてもこの年齢の人が今の日本について話すと、外国賛美になったり、懐古主義になったりしてしまうので少し残念だが、それを差し引いても、気づくべき点の多い本でした。 2010/5/9 読了
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すごいぶつかり合い 個性の ついていけなくなりました 修行が足りませんでした にしてもなんで帯をとった画像なのかな 帯を含めてかっこいい装丁だったのに ぷんぷん
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なんでだろう。 私がパリを見てみたがった理由のひとつ。 正しく強くつながれていたわけではないけれど 確実に小さくはなかった理由が 岡本太郎がパリで修行をしていたことだったりしたわけで。 とても気になってしまう存在である彼を 支えた女性のことなんて 気になってしょうがないに決まっ...
なんでだろう。 私がパリを見てみたがった理由のひとつ。 正しく強くつながれていたわけではないけれど 確実に小さくはなかった理由が 岡本太郎がパリで修行をしていたことだったりしたわけで。 とても気になってしまう存在である彼を 支えた女性のことなんて 気になってしょうがないに決まっているわけで。 ピュアで正直。 一直線においかける。 これは私が無条件に惚れてしまう条件かもしれない。
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パートナーの岡本太郎さんに負けないくらい、 とても自由で、大らかで、天真爛漫で、 太陽のように凄まじいエネルギーに満ち溢れた まるで生まれたての赤ちゃんのような岡本敏子さん。 繊細で、不器用で、どこかいびつで 不安定な形をしているような人、 外れているようでありながら 自分の...
パートナーの岡本太郎さんに負けないくらい、 とても自由で、大らかで、天真爛漫で、 太陽のように凄まじいエネルギーに満ち溢れた まるで生まれたての赤ちゃんのような岡本敏子さん。 繊細で、不器用で、どこかいびつで 不安定な形をしているような人、 外れているようでありながら 自分の信じた物事には一生懸命で、嘘はつかない、 (ご本人は納得しないかもしれないけれど) 「真面目」な、よしもとばななさん。 他に流されない独自の感性や感覚を磨き、 その内には、目に見えない激しさを秘めた二人。 一見その個性は相反し、 対談をすれば衝突するような印象を抱くけれど、 蓋を開けてみれば、とても会話を楽しんでいる二人。 お互いが、今まで相手が生み出してきた作品に対して 熱くリスペクトし合い、 そして、どちらかといえば、 よしもとさんが聞き役(受け身)に回って、 敏子さんの発言一つ一つの直球を、 バスン!とその透明な感性で受け止めて、感動している。 二人の会話は、お互いの恋愛話、恋愛論だけでなく、 現在の日本の教育や家庭の実情、 弱点・問題点にまで発展している。 日本において、魅力的な男性や素敵な女性を増やすには どうしたらよいのか(どう育てて入ったら良いのか)、 そのヒントとなるような提案が、 対談の中の到る所に散りばめられている。 よしもとさんが、あとがきにも書かれていたが、 岡本敏子さんといえば、 どうしても岡本太郎さんとセットになってしまい、 会話をすれば、太郎さん抜きで話は進まないことが多い。 (それだけ、寄りそうように、支え合うように、 人生を一緒に歩いて来たからということに他ならない訳だが。) しかし、よしもとさんは、そこをあえて会話をしていく中で、 敏子さんだけの部分を取り出してみることを試みている。 太郎さんと共に暮らしていく中で、 敏子さんは、どのようなことを考え、思い、生きてきたのか。 彼女にとって、太郎さん抜きで、 自分の恋や人生を語れることなんてありえないに違いないが、 それでも敏子さんの心の中の「敏子さんだけの部分」が、 本書では、垣間除き見ることが出来る。 よしもとさんはあとがきの最後にこんなことも書いている。 「あんなすばらしい人にすべりこみセーフで会えてよかった、 私は幸運だった」 私もそう思う。 よしもとさんの作品に対する迷いを払拭し、 「世俗にとらわれず、 あなたの大切にしてるものを書きなさい。」 とどこか不安げなよしもとさんの背中をぽんと叩いて、 天国へ、愛する人の元へ駆けていってしまった 天真爛漫な人、敏子さん。 本当によしもとさんは敏子さんに会えて良かった。 よしもとさんの表現を借りるならば 「偉大な才能によりそう偉大な才能、 芸術家にとって必ず必要な才能」の持ち主である岡本敏子さん。 才能のある人、面白い個性を持った人を、 見つけ出す最高のアンテナを持っていて、 その才能を目の当たりにした時心から感動し、悦び、 相手に「もっともっとやってみせて。」 「こうすればもっと良くなるんじゃない?」 なんてその才能を更に伸ばす力を持った敏子さん。 そんな「喜びの天才」を援軍に得て、 これから彼女は、迷うことなく、 自分が書きたいと思うテーマに、真っ向から取り組み、 自分が「これで良いんだ」と思う作品を、 自信を持って語り上げていくことだろう。 そしてそんなよしもとさんを 敏子さんは大好きな太郎さんと一緒に、 例の太陽のような笑顔をして、 天国から見守っているに違いない。
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2009.03.30. なんて感性の持ち主なんでしょう、おふたりとも。のびのびと本当に自然に愛するということ、世間体なんか全然気にしない、そういう次元を超越してしまっている岡本敏子さんの発言が、心を揺さぶります。生まれたままみたいに、無垢な人なんだろうな。読んでいて、あまりに縛ら...
2009.03.30. なんて感性の持ち主なんでしょう、おふたりとも。のびのびと本当に自然に愛するということ、世間体なんか全然気にしない、そういう次元を超越してしまっている岡本敏子さんの発言が、心を揺さぶります。生まれたままみたいに、無垢な人なんだろうな。読んでいて、あまりに縛られない考え方にちょっと呆然ともなりました。
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生前岡本敏子さんをテレビで見かけて、そのお人柄に心を打たれたのを覚えています。 この本を読んでやっぱり、女性という枠だけでなく、人間としても何か超越しているなと思ってしまった。 他の作品も読んでみたいです。
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海外や昔の日本は良くて今の東京は狂ってる、ということを前提にして対談が進んでいく。非常に感覚的なトーク。そして、今ってそういうの多いけど、文章中言い切りや断定が多い。岡本敏子とよしもとばななのエゴがむき出しなのでずっと読んでると辛くなってくる。二人が良い事を頑張って言おう言おうと...
海外や昔の日本は良くて今の東京は狂ってる、ということを前提にして対談が進んでいく。非常に感覚的なトーク。そして、今ってそういうの多いけど、文章中言い切りや断定が多い。岡本敏子とよしもとばななのエゴがむき出しなのでずっと読んでると辛くなってくる。二人が良い事を頑張って言おう言おうとしている感じかなあ。それともそういう風に編集しているからかなあ。ちびちび読む分にはそこまでつらくない。言ってる事は刺激的で、参考になることも多いし。
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岡本敏子さんをはじめて知った本。気持ちよくてかわいらしい女性。2人の社会的な関係は当時周りからの中傷にかなりあっただろうけど、尊敬しあう人間同士の関係はただただうらやましい限り。女性の恋愛は特にマイナス面ばかり強調しがちだけど、そんなの当たり前でその思いを超える勇気が大切かも。
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岡本敏子さんについて知りたくなった。 ばななさんの本ももっと読みたくなった。 そして、「夢を見て〜」のくだりが気になってしょうがなくて。自分の話だけど。 だれか夢占いして下さい。
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