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ジャック・ウェルチわが経営(下) の商品レビュー

3.9

21件のお客様レビュー

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2018/10/09

GEの会長であるジャック・ウェルチの自伝。もちろんほとんどがGEにまつわる話。(下)では次のリーダーを選定する事から、GEのCEOにはどのような要件が必要とされてるかということがまとめられている。 これも、GE自体が大きすぎて参考にならないものもあるが、それでもリーダーとしての...

GEの会長であるジャック・ウェルチの自伝。もちろんほとんどがGEにまつわる話。(下)では次のリーダーを選定する事から、GEのCEOにはどのような要件が必要とされてるかということがまとめられている。 これも、GE自体が大きすぎて参考にならないものもあるが、それでもリーダーとしての資質というものを考える上では参考になるのではないだろうか。

Posted byブクログ

2015/06/19

ゼネラル・エレクトリック社の最高経営責任者を務め、1999年には『フォーチュン』誌で「20世紀最高の経営者」に選ばれたジャック・ウェルチ氏の自伝本。下巻。 この下巻を読んで、上巻に加えて気付いたことは「スピード」の大事さ。 特に経営者になると、限られた情報からたくさんのことを判...

ゼネラル・エレクトリック社の最高経営責任者を務め、1999年には『フォーチュン』誌で「20世紀最高の経営者」に選ばれたジャック・ウェルチ氏の自伝本。下巻。 この下巻を読んで、上巻に加えて気付いたことは「スピード」の大事さ。 特に経営者になると、限られた情報からたくさんのことを判断しないといけないですよね。 でも情報が少なかったり、自分の腹に落ちない時は、なかなか判断できない。自分も、リーダーになりたての頃によくぶち当たった経験です。 ウェルチ氏は、結構大胆にズバズバ判断しているように見えたのですが、それでも「判断の遅さ」が後悔なのだそうです。 それくらい経営にはスピードが求められるということで、チンタラ仕事してたらいかんなと気が引き締まりましたね。 あと、これは上巻下巻を通じてですが、とにかく「人材」へのこだわりを感じました。 ウェルチ氏の経営は「優秀な人材を見つけて育てること、集めてくること」だと言ってもいいと思います。 結局は人材次第で、ビジネスが成功するか失敗するかが決まります。自分の部下には優秀な人物を据えて、後は信じて任せることしかできないわけです。 それにしても米国の文化もあるのでしょうが、良い人材をメジャーリーグの契約みたいに外から集めてくるし、できない人材はスパッと解雇する。 大企業であり、また日本の労働基準が付きまとうウチの会社とは文化が違いすぎますね…。 いや、文化が違いすぎると思ってるようではダメか。ゼネラル・エレクトリック社でも、そういった古い体質や文化で停滞していたのを破壊して、新しい文化を作り上げたのが、ウェルチ氏なわけですから。 それを雲の上の存在だと思うのか、頭では分かるけど自分にはできないと諦めるのか、どうやったら実現できるだろうと考えるのか。 マインドしては、常に「どうすれば…」の意識でいたいですね。 ただ、必ずしもウェルチ氏と同じことをするのが正解というわけではないのかなと思います。 大企業には大企業としての形があり、どうしても政治が付きまとう。それをウェルチ氏のように打破しようと思うと、よほどのカリスマ性と能力が無いと難しいです。 残念ながら、自分は、そこまでの器ではないので、向き不向きも考えて、自分に合うやり方で、いい仕事をしていきたい。決して消極的ではなく、誇れるようなことを。 自分は真似して吸収していくタイプなので(逆に言うと新たな道を切り開くのが苦手なわけですが・・・)、自分に似たタイプの成功者を見つけて、参考にするのも面白いかなと思いました。 ということで、もっと成功者の本も読んでいこうと思います。 自分の仕事に対して、とても考えさせられる作品でした。

Posted byブクログ

2013/07/05

上巻はCEOに着任して舵取りに乗り出すまで。下巻がウェルチ氏のより具体的な経営手法について。 NBCの買収、ハネウェル買収の欧州委員会対応、シックスシグマ、Eビジネス等、経営課題を見極めトップ自ら積極的にハンズオンする姿勢と行動力が素晴らしい。そして優秀な人材を見抜き、抜擢する...

上巻はCEOに着任して舵取りに乗り出すまで。下巻がウェルチ氏のより具体的な経営手法について。 NBCの買収、ハネウェル買収の欧州委員会対応、シックスシグマ、Eビジネス等、経営課題を見極めトップ自ら積極的にハンズオンする姿勢と行動力が素晴らしい。そして優秀な人材を見抜き、抜擢する。巨大なGEがフレキシブルに活動し、いま尚成長を続ける力の源泉がよく分かる。

Posted byブクログ

2013/04/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

新卒の頃に読んだ本の再読。 ナンバーワン・ナンバーツー戦略を掲げ、20世紀最高のCEOの1人とされた人の自伝。 超ざっくり要点をまとめるとこんな感じ。 ・大企業にありがちな意思決定のもたつきを改め、経営の流動性・スピードを早めた。 ・具体的には事業構造の再編(買収/売却)、従業員のマインド改革・能力強化(細かい事例は割愛)。 ・これには多大な困難が伴うが、持ち前の個性と強烈なイニシアチブでこれを推進した。 ・その結果、20年間で売上高5倍、純利益を8倍に伸ばした。 上巻に書かれた行動・性格を読むほど、所謂エリート・ビジネスマンとはかけ離れた存在にもかかわらず、これをトップに据えた前任者の慧眼(レジナルド・ジョーンズ)、もしくはGEの企業風土こそ称賛されてよいのではないか。 ジャック・ウェルチの退任は2001年。それからもはや12年。 後継者たるジェフリー・イメルトの下、ウェルチが買収したNBCの経営権は他社に移っているし、GEキャピタルもGEの事業部門の1つに統合されている。 それでも業績はむしろ良化しているのだから、GEという組織の空恐ろしさを感じないではいられない。 個人の業績もそうだけど、それは組織があってこそ。 しばらく間を開けて読むと、思うこともずいぶん違うものですね。

Posted byブクログ

2012/07/24

ジャックウェルチの口から、後悔していることとして、なぜ常にもっと早く行動できなかったのか、という言葉が出るのに驚いた。常にいち早く、そして求められたことに対して1000%結果を出すつもりで仕事に取り組む。この気持ちを忘れずに仕事に励みたい。

Posted byブクログ

2012/06/19

情感に続き彼の自伝。 GEとなって以降は組織改革の話なので、破天荒なエピソードは息をひそめる。 本時代は相変わらずの読みやすさ。

Posted byブクログ

2012/05/27

選択と集中、フラット型組織、学習型組織、ワークアウト、シックスシグマなど様々なアイデアがどのようにして生まれたかが書いてある。 人材こそ資本であり、徹底した成果主義。GEがどんな会社かイメージがわいた。ジャックウェルチが何を考え何をしたのかが分かる。

Posted byブクログ

2012/04/24

目次 第三部 試練の波  第一五章 慢 心  第一六章 GEキャピタル--成長の原動力  第一七章 NBCと電球の融合  第一八章 戦うべきとき、引くべきとき 第四部 流れを変えるイニシアチブ  第一九章 グローバル化  第二〇章 サービスの拡大  第二一章 シックスシグマ ...

目次 第三部 試練の波  第一五章 慢 心  第一六章 GEキャピタル--成長の原動力  第一七章 NBCと電球の融合  第一八章 戦うべきとき、引くべきとき 第四部 流れを変えるイニシアチブ  第一九章 グローバル化  第二〇章 サービスの拡大  第二一章 シックスシグマ  第二二章 Eビジネス 第五部 過去を振り返る、未来を見つめる  第二三章 「お引きとりを、ミスター・ウェルチ」  第二四章 CEOという仕事とは  第二五章 ゴルフについてひと言  第二六章 「ニュー・ガイ」 エピローグ 日本の読者へ 謝辞 付録 訳者あとがき

Posted byブクログ

2012/02/09

下巻はCEOとして行った仕事についてがメインの内容であった。特に次期CEOを決定することの苦悩を説明した部分は、詳細に書かれており苦労を感じることができた。上巻に比べ、下巻はビジネス書よりだったと思う。

Posted byブクログ

2011/11/03

引き続き下巻。ドキドキわくわくのCEO人生。20年間に導入した各種の施策の説明や、CEO心得など、上巻より面白い。とにかく外国人の登場人物がたくさんでてきて、誰が誰だかわからなくなるのに難儀した。

Posted byブクログ