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狐闇 の商品レビュー

3.8

34件のお客様レビュー

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骨董の裏の世界と歴史…

骨董の裏の世界と歴史の謎を描いたシリーズ第二弾。今回はサブに蓮丈那智が出て来たりして、北森さんのシリーズには他シリーズとのリンクが楽しめるが、本書は特に大掛かりです。

文庫OFF

主人公陶子さんの周囲…

主人公陶子さんの周囲の人間が少し過剰に好意的かなあと思えなくもありませんが、那智先生ほかの活躍の楽しみに免じて許せてしまいます。前半徹底的に痛めつけられた陶子さんの後半部の逆襲にはカタルシスを覚えますが、意外性はあまり期待しないほうが。しかし、骨董の世界で一度傷ついた名誉はそんな...

主人公陶子さんの周囲の人間が少し過剰に好意的かなあと思えなくもありませんが、那智先生ほかの活躍の楽しみに免じて許せてしまいます。前半徹底的に痛めつけられた陶子さんの後半部の逆襲にはカタルシスを覚えますが、意外性はあまり期待しないほうが。しかし、骨董の世界で一度傷ついた名誉はそんな簡単に回復できないですよね。

文庫OFF

陶子さん危機一髪! …

陶子さん危機一髪! ある市で鏡を競り落としたところからとんでもない陰謀に巻き込まれてしまう・・・。陰謀の内容がちょっと大きすぎて、収まりきれてない感がありますが、そこは読む人の想像力で補うところがまた楽しい。「凶笑面」とすこしリンクしてる部分もあって、そこもお楽しみ。

文庫OFF

2025/06/11

骨董売買を生業とする冬狐堂こと宇佐美陶子。競り落とした物に紛れ込んだのは三角縁神獣鏡だった。民俗学や日本史を駆使した大作。 面白かった。ラスト近辺の日本史ネタはデカ過ぎて頭に入って来ないけど、楽しめる。

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2022/12/02

骨董商を主人公の上質な2時間ミステリードラマを見ているような一冊。 古代から明治維新、そして現代につながる歴史ミステリー。

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2022/05/11
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※このレビューにはネタバレを含みます

前作に続いて贋作と騙し合い、複雑な歴史背景を上手く絡めてくる点も良。 50前で亡くなっているのが残念だが、続編や周辺作も読んでみよう。

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2021/04/12

旗師(店舗を持たない骨董商)である主人公・宇佐見陶子が、競り市で魔鏡を手に入れたことから鏡を取り戻そうとする者からの接触を受けた後、贋作づくりという身に覚えのない汚名を着せられて、骨董業者の鑑札をはく奪されてしまう。自身に罠を仕掛けた相手を探し出そうとする中で陶子が魔鏡の謎に迫っ...

旗師(店舗を持たない骨董商)である主人公・宇佐見陶子が、競り市で魔鏡を手に入れたことから鏡を取り戻そうとする者からの接触を受けた後、贋作づくりという身に覚えのない汚名を着せられて、骨董業者の鑑札をはく奪されてしまう。自身に罠を仕掛けた相手を探し出そうとする中で陶子が魔鏡の謎に迫っていく内容です。同作者の方の作品の登場人物である蓮丈那智、越名集治も謎にかかわることになり、陶子が親友でカメラマンの硝子(しょうこ)も含めた彼らとともに敵に立ち向かうところが最後まで飽きませんでした。事件の内容や魔鏡を巡る謎は「狐闇」単体でも完結しているのですが、蓮丈那智シリーズの「双死神」(新潮文庫「凶笑面」収録)や「暁の密使」とつながっている話もあるため、それらの話にも非常に興味がわく内容でした。

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2016/09/15

旗師宇佐見陶子の古美術ミステリ『狐罠』の次作。蓮丈那智フィールドファイルの『凶笑面』ミクニがあそこでああなったやつはコレやったんやなぁ、としみじみつながっています。八咫烏魔境、贋作三角縁神獣鏡を中心にかなり大風呂敷でおもしろかったです。いくつかひっかかるのがなぜ村山槐多にしたんか...

旗師宇佐見陶子の古美術ミステリ『狐罠』の次作。蓮丈那智フィールドファイルの『凶笑面』ミクニがあそこでああなったやつはコレやったんやなぁ、としみじみつながっています。八咫烏魔境、贋作三角縁神獣鏡を中心にかなり大風呂敷でおもしろかったです。いくつかひっかかるのがなぜ村山槐多にしたんかとか、悪党のアルコール過剰摂取させて車にのせて事故をおこさせる手口ばっかりで、確かにものすごく手軽で現実味があるが、ワンパターンすぎるとか、あと猫のガスパールが魔猫すぎるとか(笑)。とにかく、ミクニはちらカメオですが那智、雅蘭堂やその他北森キャラがたくさんでてきてかなりアベンジャーズみたいな(笑)感じ。 おもろかったです。もっそい三角縁神獣鏡が作りたくなってきました(贋作ではなくて工作です)。

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2016/04/11

冬狐堂シリーズの長編。 北森作品のオールスター登場でファンには堪らないのですが、ストーリーの結末があまりに壮大過ぎて評価に困る。 ただ、作品に出てくる史実や史跡などは調べたところでは実存するものばかりなので、事実を組み合わせてこのレベルのフィクションに仕上げた筆力には脱帽です。

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2025/05/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

おもしろかったー!最初から最後までドキドキハラハラ。 なにせ初っぱなから主人公・宇佐見陶子が、古物商の鑑札を取り上げられてどん底な雰囲気から始まります。 狐罠のラストからのギャップがすごいので、読むなら罠→闇の順番通りに、続けてがお勧め。 前作では話だけだった「凶面笑」の蓮丈那智、「孔雀狂想曲」の越名集治がキーパーソンとして登場します。お馴染みビアバー「香菜里屋」も。 (蓮丈那智シリーズももう一度読み返してみようかなぁ。 短編集は何故か2作とも文藝春秋なんですよね。

Posted byブクログ