1,800円以上の注文で送料無料

はなうた日和 の商品レビュー

3.6

31件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

    18

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2021/12/22

「なにやってるんのよ、オリベ君。あなた、ちっとも変わってないのね。たぶん、そう言うに違いない。そしたら、こう答えよう。いいや、ほんの少しだけ変わったさ。ほんの少しだけ。」(145ページ) 世田谷線の周辺に暮らす住民たち。 普通の人たちの生活にまき起きる、ささやかな出来事で、 少...

「なにやってるんのよ、オリベ君。あなた、ちっとも変わってないのね。たぶん、そう言うに違いない。そしたら、こう答えよう。いいや、ほんの少しだけ変わったさ。ほんの少しだけ。」(145ページ) 世田谷線の周辺に暮らす住民たち。 普通の人たちの生活にまき起きる、ささやかな出来事で、 少しだけ、普通が変化していく物語り。

Posted byブクログ

2017/03/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2017/2/27 1篇が短すぎて物足りない。 もうちょっと見ていたい好ましい人たちなのに。 でも殴って欲しいなんて人に頼む彼女は嫌いだなぁ。 引き受けた人逮捕されるかもしれないよ? 自分で殴ればいいのに。 その方がずっとかっこいい。

Posted byブクログ

2015/04/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

東の「阪急電車」じゃないかこれ 東京世田谷戦の沿線沿いに済む人々の日常生活を描いた短編集。それぞれ独立した物語なんだけど、ちょっとしたアイテムが微妙に絡んでくるのがいお得感感じられてよい。 それぞれの物語も基本的にハッピーに向かう展開で、微笑ましかったり勇気もらえたり…。特に「意外な兄弟」 や「コーヒーブレイク」なんかは、よし俺も頑張ろうか!ってスカッとできる気持ち良い中身。 でも、そんな中で最後に収録された「うぐいす」は異色。再浮上がないだろう主人公の、それでも矜持をもって生きていく姿勢がなんともいえず… ちょっと前までなら、この作品に切なさとかやるせなさを感じたと思うのだけど、今回、妙に気概を感じている俺が不思議だった。そういうお歳になってきたのだろうか、それとも両親とかぶせて考えたのか…

Posted byブクログ

2012/12/12

泣いて笑って歌って。心温まる8つの物語。 会ったことのない父親を訪ねる少年、 東京を転々とするB級アイドル。 老若男女8人を優しく描いた短編集。

Posted byブクログ

2012/11/07

ハッピーエンドではないからこそふわっとした気持ちにさせられた。 人生はハプニングの連続だからこそ面白い。

Posted byブクログ

2012/11/01

〈内容〉こどももおとなも人生はハプニングづくし。東京・世田谷線沿線を舞台に描く、ささやかな変化と希望の物語8編。

Posted byブクログ

2012/09/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編 離婚した父の連れ子との交流で、好きな特撮ヒーローと父の意外なつながり 亡くなった不倫相手の妻に罵倒され、集めていた切手と新たな恋をする兆し 定年間近に部下の若い女の子に依頼されたとんでもないこと 女手一つで子育てと仕事をする母にお見合いを事前にドタキャンしてきた男との新たな道 中途半端な社会人に嫌気がさしていた頃、冴えない犬の散歩代行を手伝い晴れた気持ち 夢とはかけ離れてしまった仕事をしているなか、再会した同級生とその子供 慣れない営業部で女性にも縁がない特撮マニアが考えた前向きな企画書 年を取り愛した夫との思い出がいずれ消えていく寂しさに感傷的になる瞬間。 世田谷線近辺で繰り広げられる物語 土地勘がないからいまいちピンとこないけど、知っていたらもっと楽しめたと思う。 最後の話は切ない感じだったけど、どれも読んでいて前向きな気持ちになれる話で気持ちいい。 普通の苗字で、パート先の店が取材されることになって 店長が自己紹介で、瀬田でございまするって言ったのは笑ったw

Posted byブクログ

2012/02/05

タイトル好きです。 この本は8本の短編集です。 印象的だったのは 「閣下のお出まし」 「うぐいす」 「閣下のお出まし」は、 実の父に会ったことのない10歳の少年が、 母と喧嘩したことがきっかけで、 父に会いにゆく。 父のアパートを訪れてみると、 自分と同い...

タイトル好きです。 この本は8本の短編集です。 印象的だったのは 「閣下のお出まし」 「うぐいす」 「閣下のお出まし」は、 実の父に会ったことのない10歳の少年が、 母と喧嘩したことがきっかけで、 父に会いにゆく。 父のアパートを訪れてみると、 自分と同い年の少年がいた。 この2人の少年のお話です。 なんか、きゅー(?!)っとなりました。 「うぐいす」は、 おばぁちゃんの物語。 夫を亡くし、息子夫婦と同居しているものの、 居場所がないように感じながら、 亡き夫、次朗さんとの日々を回想していく。 家のリフォームにより次朗さんの想い出がこの世から消えていく。 “私は死ぬのは恐くありません。 しかし私の死と同時に、 愛したひとの想い出がこの世から消えてしまうのが悲しくてならない。” とても、とても、せつない。

Posted byブクログ

2012/02/02

生きるって暖かくて、辛くて、悲しくて・・・いろんな想いが積み重なってできている。 どれだけ色んな想いを味わえるかが人生の醍醐味かもしれない。 自分の想いは、周りには届かないかもしれないし、誰も気付かないまま通り過ぎてしまうだけかもしれない。 でも、どんな人生も、掛け替えのない大切...

生きるって暖かくて、辛くて、悲しくて・・・いろんな想いが積み重なってできている。 どれだけ色んな想いを味わえるかが人生の醍醐味かもしれない。 自分の想いは、周りには届かないかもしれないし、誰も気付かないまま通り過ぎてしまうだけかもしれない。 でも、どんな人生も、掛け替えのない大切なたったひとつの人生。

Posted byブクログ

2011/12/10

短編集。解決はしないけど納得の様なものが落ち着いてくる。 閣下のおでましが気に入る。 途中からポケモンいえるかなが気になり出した。

Posted byブクログ