ぼくの犬 の商品レビュー
民族紛争で巻き添えを受けた人々のお話。 巻き込まれた人間たちの心の葛藤。 そんな悲惨な状況でも愛らしい犬や知り合ったおじいさんが暖かさを与えてくれます。絵がとても素晴らしい。
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タイトルが、シンプルすぎてどんな話なのか予想がつかない絵本だけど、 ボスニア・ヘルツェゴビナの紛争の話なんですよ。 ぼくの犬ってタイトルは、そのうち、きっとみんなの犬になるからねって、いう希望とメッセージの込められたタイトルなんですよ。 そのメッセージがあるんだって、本当に...
タイトルが、シンプルすぎてどんな話なのか予想がつかない絵本だけど、 ボスニア・ヘルツェゴビナの紛争の話なんですよ。 ぼくの犬ってタイトルは、そのうち、きっとみんなの犬になるからねって、いう希望とメッセージの込められたタイトルなんですよ。 そのメッセージがあるんだって、本当に最後にならないとわからない。 短い本だと思って、声に出して読んでいたら、途中で、ぜんぜん声に出せなくなってしまう 絵本なんだけど、深刻につらい。 でも、絵本として物語る。 その大切さを考える
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つらい話しだなあ、と思いました。 東ヨーロッパで、独立の紛争が起きていた頃の話しです。 話しは変わりますが、今(2013年9月)、アメリカがシリアに対して攻撃を仕掛けるかもしれな現状です。 シリアに住む普通の人たちにとっては、なぜ自分たちが恐怖にさらされなければならないのか、釈...
つらい話しだなあ、と思いました。 東ヨーロッパで、独立の紛争が起きていた頃の話しです。 話しは変わりますが、今(2013年9月)、アメリカがシリアに対して攻撃を仕掛けるかもしれな現状です。 シリアに住む普通の人たちにとっては、なぜ自分たちが恐怖にさらされなければならないのか、釈然としないまま自分の身の安全を確保している人たちがいることと思います。この物語の家族のように、家族が離れて過ごすことを選択している人たちもいると思います。実際に攻撃が始まれば、普通の人たちの中に、悲しみを抱える人が増えます。 「アメリカが止めなければ、シリアの化学兵器の被害者が増えるではないか」という意見もありますが、果たして、その理由だけで他国が攻撃を仕掛けて良いのか。 この本を読み、色々なことが頭をめぐりました。
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