分冊文庫版 魍魎の匣(上) の商品レビュー
ややこしい漢字や言葉使いだけど、ルビがあるお蔭で意味も分かり、大した苦もなく、面白い内容を満喫できている。まだ序章をちょっと抜けたとこっていう雰囲気の気がして、一体何処で終わるのか今から楽しみだったりする。
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話自体はおもしろし、さすがの京極夏彦だけあって読ませる文体。しかし、京極堂の台詞は長くて専門的で頭がおかしくなりそうになる。それが5、6ページ平気で続くから恐ろしい。上下巻だと思って借りたのに、なんと中巻に続くと書いてあった!中巻からはおもしろくなりそうな予感・・・
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http://blogs.dion.ne.jp/kuromatu/archives/6618306.html
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京極夏彦の魍魎の匣を読みました。箱に詰められた美少女がきっかけで、登場人物がつぎつぎに魍魎に魅入られて彼岸の境界を越えて行ってしまいます。禍々しい物語で、京極堂の薀蓄を延々と聞かされる物語でしたが、今回も楽しめました。そして、今回は木場修の物語でした。脇役の役どころと思える木場修...
京極夏彦の魍魎の匣を読みました。箱に詰められた美少女がきっかけで、登場人物がつぎつぎに魍魎に魅入られて彼岸の境界を越えて行ってしまいます。禍々しい物語で、京極堂の薀蓄を延々と聞かされる物語でしたが、今回も楽しめました。そして、今回は木場修の物語でした。脇役の役どころと思える木場修の物語が語られていきます。ところで、この物語を読みながら私が連想していたのは...私はテーブルトークRPGを遊んだことがなかったのですが、昨年はじめてクトゥルフに誘ってもらいました。物語は高尾山の奥にある怪しい寺院が舞台で、秘密の儀式が行われている、という設定のシナリオでした。マスター(クトゥルフなのでキーパーですかね)の、だちゅらさんのお話とおどろおどろしい呪術の資料を見たり聞いたりしながら、仲間と一緒に冒険していくというお話でした。なぜか、このお話を読んでいると、RPGに参加していたときに感じた感覚と同じ感じを持ったのでした。
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後味結構悪いです。京極堂、関口、木場修は長い付き合いでそれぞれのことを見切っているのに、どこかで決定的に言葉が足りないのかなぁ、と思いつつ、榎さんが癒し系に思えた話。
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調子に乗って京極さん第二弾!こっちも凄く事件性が感じられて好き!!加奈子ちゃんかわいいなぁ…v
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初の分冊文庫版購入がこれだとは…思わなかったデス。 一言で言ったら鳥口くん面白い!其処しか眼中になかったです。
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(正直な話) 映画「姑獲鳥の夏」を見てからテンションが↓↓に。 読む気が失せて本棚の肥やしに……。 この作品もまた映画化されるから…その前に読んでおこうかな??
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京極堂ニ作目。 今度は分冊しても三冊(;´▽`A`` 冒頭の『箱の中の少女』でいきなり不思議世界に引き込まれた。
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評価は最大の「秀」、で是のおかげで京極ファンになった作品。まあ、トリックはほぼ反則みたいな物だけど、何故か自分は気づいてしまった、それでも作品の魅力が減じる事はありませんでした、特に作中作の「箱の中の少女」は是非完結版で読みたかったと思わせる出来栄えでした。
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