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なぜあの人とは話が通じないのか? の商品レビュー

3.3

20件のお客様レビュー

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2012/01/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

コミュニケーションには話そのものの内容や論題といったものの他の様々な要素によって成り立っている部分が多く、それによってコミュニケーションがうまくいかない場合が多い。本書はそういったコミュニケーションの「非・論理的」な側面について述べたものである。社会的な地位の違い、お互いの不透明さ、年代差、フェイスワーク、男女差などのコミュニケーションがうまくいかなくなる要因を解説し、そこで生まれる不都合のケーススタディといった部分が多い。問題点の羅列とその例が中心で解決策には触れているもののあくまで一般論であり、「それはわかってるんだけどどう解決すれば良いかわからない」というような欲求にはあまり応えるものではない。しかし、体系論としてはかなり簡潔にわかりやすく書いてあり読みやすい。男女の文化の差がdoing(男性)とtalking(女性)という差によって表されるという評価は実体験から納得できるところであり、うまい表現だと感じた。  コミュニケーションがどうしてうまくいかないのか、という表題の回答が欲しいという場合にはわかりやすく良書である。ただ、その先のどうしたら実際にうまくコミュニケーションが取りやすくなるのかという疑問にはそれほど明快な解答を与えてくれるものではないと感じた。「非・論理的」なコミュニケーションをきわめて「論理的」に解説している本である。

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2011/10/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

全体的に、職場でのコミュニケーションをどう充実させるかに焦点を絞っているようだった。 だが、コミュニケーションが不透明になる理由のひとつに「自分のことを理解できていないから」というのが、本書の冒頭に来ていたのが興味深い。自分の自己イメージとコミュニケーションスタイルを明確にすること。それが、上手なコミュニケーションの第一歩。 なるほど。

Posted byブクログ

2011/08/28

たくさをノートにメモを取った。 今まで対話を軽視しすぎていたな、と感じた。 もっと相手のことを読み取って、理解できるはず。

Posted byブクログ

2011/04/16

本当にコミュニケーションは難しい。 広く浅くではあるものの、いろいろな見方を提供してくれる。 ウチとソト。さらに世間に、ヨソ。自分はどの集団に帰属するかによって、様々な顔を持つ。フェイスワーク。妙に納得してしまいました。

Posted byブクログ

2011/04/09

[ 内容 ] どんなに完璧な論理でも、どれだけ言葉を費やしても、人の心はつかめない。 [ 目次 ] 第1章 不透明性とのせめぎ合い 第2章 説得すること、されること 第3章 トラブル発生 第4章 パワーと人間操縦法 第5章 フェイスワーク 第6章 非言語コミュニケーションによる...

[ 内容 ] どんなに完璧な論理でも、どれだけ言葉を費やしても、人の心はつかめない。 [ 目次 ] 第1章 不透明性とのせめぎ合い 第2章 説得すること、されること 第3章 トラブル発生 第4章 パワーと人間操縦法 第5章 フェイスワーク 第6章 非言語コミュニケーションによる駆け引き 第7章 リスニング―「聞く」と「聴く」 第8章 「違う」から通じない 第9章 リーダーシップとコミュニケーションの関係 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2010/10/12

■概要 なぜ、あの人に話が通じないのか。 非論理コミュニケーションのススメ。 ■役立つ点 人の話を聞かないとか、通じないと言われるので、少し反省中のはっせーです、こんにちは。 人は理性で理解し、感情で動く、といいますが、非論理のコミュニケーションについて勉強しようと読んでみま...

■概要 なぜ、あの人に話が通じないのか。 非論理コミュニケーションのススメ。 ■役立つ点 人の話を聞かないとか、通じないと言われるので、少し反省中のはっせーです、こんにちは。 人は理性で理解し、感情で動く、といいますが、非論理のコミュニケーションについて勉強しようと読んでみました。 内容は分かりやすいのですが、ちょっと情報の羅列になっている気がしますね。もう少し一つのテーマを深掘りしてもらった方がよかったのではないかと。 この本よりもNLPの本のほうが勉強なりました。てことで3つ☆。 (はっせー)

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2009/11/12

この本は、やはり人間話が合う人と話が合わない人がいると思うんですが、話が合わない人とは、なぜ話が合わないんだろうか」ということを根本的に説明してくれている本です。ぼくのまわりにも話が合わない人はいっぱいいます。でも、それは、人として当たり前のことですし、性格や趣味もひとそれぞれ違...

この本は、やはり人間話が合う人と話が合わない人がいると思うんですが、話が合わない人とは、なぜ話が合わないんだろうか」ということを根本的に説明してくれている本です。ぼくのまわりにも話が合わない人はいっぱいいます。でも、それは、人として当たり前のことですし、性格や趣味もひとそれぞれ違うと思うのでしょうがないかなと思います。僕は話の合わない人に対して、性格や人柄が嫌いな人とは近くによらないですし、趣味などが違って話が合わない場合には、話がわからなくてもあいづちなど笑ったりしてごまかしていることが多いです。でも、この本を読み自分のこれまでの対応を変えた方がいいんじゃないかなあと考えさせられました。皆さんも、ぜひ、よんでください。

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2011/09/09

コミュニケーション不全と言われるこの時代、場面ごとに分析されていて、とてもわかりやすい。最後の「リーダーシップ」の章は、そんなスーパー上司存在するの?って感じだけど・・・結局は、しなやかさが必要だということ。でもそれが一番難しいのよ!

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2009/10/04

日頃のもやもや感を上手く纏めてくれました。コミュニケーションにおける性差には納得。あれには参る・・・。

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2009/10/07

読了。 論理以外の領域で行われるコミュニケーションを類型化して解説している。 論理ではないので、感覚的にとらえる必要があるが、共感できるもの、そうでないものなどまちまち。 ただ、コミュニケーションが奥深く、自分の発想では思いつかなかったとらえ方というものについて気付きを与えてくれ...

読了。 論理以外の領域で行われるコミュニケーションを類型化して解説している。 論理ではないので、感覚的にとらえる必要があるが、共感できるもの、そうでないものなどまちまち。 ただ、コミュニケーションが奥深く、自分の発想では思いつかなかったとらえ方というものについて気付きを与えてくれたのがよかった。

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