愛がいない部屋 の商品レビュー
神楽坂の高級高層マンション「メゾンリベルテ」を舞台にした10篇の短篇集。ハッピーエンドではないけれど、少しだけ希望が見える、そんなお話ばかりです。
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いくつになっても恋をしていいよね、と思った。私にとっては、経験したことの無い年齢の人々の恋愛だけれど、なんか、今まで「恋愛って20代〜30代でするもの」ってイメージを勝手に持っていた自分が恥ずかしくなった。ハッピーエンドで終わった話は少ないが、でも、その後の話が聞きたいなーって思...
いくつになっても恋をしていいよね、と思った。私にとっては、経験したことの無い年齢の人々の恋愛だけれど、なんか、今まで「恋愛って20代〜30代でするもの」ってイメージを勝手に持っていた自分が恥ずかしくなった。ハッピーエンドで終わった話は少ないが、でも、その後の話が聞きたいなーって思ってしまう感じを残しつつ、でも「頑張れ」と言いたいような。 10個のストーリーのどれもが愛しいのである。
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短編集です。 落ち葉焚き」「ホームシアター」「魔法の部屋」が興味のある題材でよかったかな。 全体にさらっとしていました。
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石田衣良の新作を図書館で見つけ読んでみました。神楽坂の高級高層マンション「メゾンリベルテ」を舞台に繰り広げられる数々の恋愛を描く作品で、いかにも都会の男女と言うところが面白かったです。
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神楽坂にある33階建ての高層マンションに住む色々な事情を抱えた人たちを描いた短編集。 さらりと書かれた文章はやっぱり好きだなぁと思う。
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石田衣良の恋愛短編集の中では一番好きな作品。メゾン・リベルテというマンションの住人の日常が大げさでなく、しっとりと丁寧に描かれている感じ。どのストーリーもハッピーエンドではないけれど、どこか主人公の明日に希望を感じさせる。雨の日に部屋に篭ってゆっくりと読むような心地良い作品。
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自由の家という名のマンション、「メゾン リベルテ」 神楽坂の超高層高級マンションに住む住民の 10ルームの話。 石田衣良が得意とする短編集。 高級マンションに住んでも、心が満たされない人たちの物語。 私が好きなのは、「いばらの城」と「十七ヶ月」 そして表題の「愛がい...
自由の家という名のマンション、「メゾン リベルテ」 神楽坂の超高層高級マンションに住む住民の 10ルームの話。 石田衣良が得意とする短編集。 高級マンションに住んでも、心が満たされない人たちの物語。 私が好きなのは、「いばらの城」と「十七ヶ月」 そして表題の「愛がいない部屋」 どれもせつなく苦しい話だが、最後には光がさして終わる。 あとがきにあるように、「悲しく終わった人物は抱き締めてやりたいような気持ちになる」 ホントにその後どうしているだろるか、どうなっただろうか、 自分だったらどうだろうか、と考えてしまう作品 とくに十七ヶ月にはドキッとさせられた。 「どの母親もきっと一度はこの子の苦しみを、 代わりに自分に与えてくださいと、誰かに祈った事があるはずだ。 同じように、どの母親も一度はこの子が 地上から消え去ってくれたらと願ったことがあるはずだ。」 この言葉は子育て中に私にとって、切り離せない言葉。 真紀のその後は、自分の今後ともリンクするような気がして 思い出さずにはいられない。
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有名作家さんだけど、未だに読んだことがなくって。 これが石田 衣良さんの初読になる。 『愛がいない部屋』 石田 衣良 (著) 神楽坂にある高層マンションにて、 様々な男女が織り成す10篇のストーリー。 異性とのルームシェア、恋人が居ながらも独りでマンションを買...
有名作家さんだけど、未だに読んだことがなくって。 これが石田 衣良さんの初読になる。 『愛がいない部屋』 石田 衣良 (著) 神楽坂にある高層マンションにて、 様々な男女が織り成す10篇のストーリー。 異性とのルームシェア、恋人が居ながらも独りでマンションを買う女性、 引きこもりの息子と父親、不倫相手に会う部屋・・・・ 同じマンションに居ながらも、ドラマは全く違うスピードで展開していく。 10篇の多くが、ハッピーエンドとは言えない話だけれど、 現実は甘くないし、小説のようにうまくいくものでもない、 そうしたのが、このストーリーのリアリティにもつながっている。 どのストーリーも深く面白かったけれど、 やはり一番印象に残ったのは、最終章の「愛がいない部屋」。 それまでの9篇もそうだけれど、 同じマンション、同じフロアに住んでいたとしても、 それぞれの個人と世界は全く別の時間と空間が流れている。 それが、現代のマンション生活なのかもしれない。 しかし、この最終章は、DVに悩む主婦が、 同じマンションの高層階に住む老婦人と出会い、そして救われていく。 きっと、世の中って、ほとんどの人と世界が交わることがないのだろうけれど、 何かの弾みで、不思議な縁となり、人と人とがつながっていく。 それは、人の寂しさと優しさの連鎖のように。
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ハッピーエンドじゃないから、読み終わってモヤモヤ感が若干残る短編集。でもこれがリアルなのかもしれないね。
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愛がいない部屋ばかりでした。なんだか寂しい・・・。 石田さんの作品は大好きですが、長編小説の方が好きです。
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