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沼地のある森を抜けて の商品レビュー

3.8

113件のお客様レビュー

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    32

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2010/08/17

ぬかどこからはじまってここまでスケールの大きな話になるとは! ちょっとキャパオーバーでした。とても女性的。 世界はたった一つの細胞が見ている ずっと在り続けたいという夢にすぎないとしたら。

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2010/06/28

ブログにレビューを書きました。 http://yo-shi.cocolog-nifty.com/honyomi/2009/09/post-70a7.html

Posted byブクログ

2020/01/12

<本の紹介> 始まりは「ぬかどこ」だった。先祖伝来のぬか床が、呻くのだ。変容し、増殖する命の連鎖。連綿と息づく想い。呪縛を解いて生き抜く力を探る書下ろし長篇。 ----- この本はおもしろかったなー。 単純に「読書」として楽しめた本でした。 著者・梨木香歩さんの状況描写や登場...

<本の紹介> 始まりは「ぬかどこ」だった。先祖伝来のぬか床が、呻くのだ。変容し、増殖する命の連鎖。連綿と息づく想い。呪縛を解いて生き抜く力を探る書下ろし長篇。 ----- この本はおもしろかったなー。 単純に「読書」として楽しめた本でした。 著者・梨木香歩さんの状況描写や登場人物の感情の表現がほんとにうまくて、いやうまいんじゃなくて…価値観に芯があって、それが今の人たちの感覚をすごく的確にあらわしてるというか。 「あ、確かにそう思いそう」って感じたり、「そりゃそうだ」って納得するような場面がすごくたくさんありました。こういうのをうまいっていうのが合ってるなら、抜群にうまいと思います。テンポも良くて、あり得ない話をあり得ないように書いていて、なんかおもしろがりながらさくさく読めるんで本当に楽しい時間になりました。 なんだろう、これ漫画とかアニメとかにしたらおもしろさが半減させられそう、、、。 自分の頭でイメージしやすいように書いてるし、実際自分の頭の中のイメージを共有しながら読み進めていくからおもしろいんであって、与えられてしまったらあんま楽しめないと思います。 そういう意味で、「本」っていう媒体の良さを絶妙に引き出したすごくいい本でした。 いやー、こういう本読んだあとって気持ちいいすね。 ちょっと違う作品も読んでみたくなりました。 Kちゃんいい本紹介してくれてありがとう☆

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2010/03/27

不思議な、かつ突飛なお話に引き込まれ なかなか面白い!と思いつつ ところどころ意味不明で投げだしそうになったりもしました。 ラストは期待しすぎてしまった・・・残念!

Posted byブクログ

2010/03/21

先祖代々伝わるぬか床にまつわる話 最初のほうは、面白かったんだけど、島へいくあたりからなんだか小難しくなってきて、あまり理解できなくなってしまいました…

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2010/03/17

最初はおもしろかったけど、どんどん話が壮大になっていき難解になっていき・・・最後まで読むのがやっと。 結局なんだったのかわからない。

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2010/02/19

ぬかづけってのがおもしろい でも、結局男と女はくっつく運命なんだって言われているな気がしてかなしくなった あの二人好きだったんだけどな

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2009/12/20

世界は最初、たった一つの細胞から始まった。この細胞は夢を見ている。ずっと未来永劫、自分が「在り続ける」夢だ。 生物が目指しているものは進化ではなく、ただただ、その細胞の遺伝子を生きながらえさせること。 ぬか床から現れる奇妙なものたち。有性生殖を行わない沼の人たち。

Posted byブクログ

2009/12/11

菌類に超興味がわいたし、 始まりから最後のスケールと展開が 想像つかなすぎておもしろかった。 菌類勉強したい。 いろんあ心配とかが 非厳実にすくわれていく感じがする一冊。

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2009/12/09

糠床が呻いた。叔母から引き継いだ糠床の不思議を明らかにしていく物語。梨木果穂の世界は大好きだから、もちろんおもしろかったけど、やはり後半は「??」ってところも多く、1回読んだだけだと消化仕切れてない感も・・・。 梨木果穂の主人公は、気が強くて、芯が一本通っている女性が多くて、中学...

糠床が呻いた。叔母から引き継いだ糠床の不思議を明らかにしていく物語。梨木果穂の世界は大好きだから、もちろんおもしろかったけど、やはり後半は「??」ってところも多く、1回読んだだけだと消化仕切れてない感も・・・。 梨木果穂の主人公は、気が強くて、芯が一本通っている女性が多くて、中学生のころから大好きだ。西の魔女が死んだ、裏庭では学生当時の自分と、永遠の出口、沼地のある森を抜けてでは社会人になってからの自分と一緒に成長してきたように感じる。

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