1,800円以上の注文で送料無料

素数の音楽 の商品レビュー

4.3

30件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

    6

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2019/03/07

リーマン予想をメインに置いた素数に関するいろんなお話。 訳者あとがきにも書かれてるけど、フェルマーの最終定理は一般人にも わかりやすいけど、リーマン予想はゼータ関数に複素数を与えたときの 分布に関するものなので4次元の世界になってしまう。 でもこの本では「正確なことはわからんけど...

リーマン予想をメインに置いた素数に関するいろんなお話。 訳者あとがきにも書かれてるけど、フェルマーの最終定理は一般人にも わかりやすいけど、リーマン予想はゼータ関数に複素数を与えたときの 分布に関するものなので4次元の世界になってしまう。 でもこの本では「正確なことはわからんけど、とにかくゼロ点とかいうものが 全部南北1/2に乗ればいいのね」という方向に持っていっててこれが成功してるな。 もちろんRSAにも触れられているのだけど、これもかなりわかりやすい 説明だったと思う。私もちゃんとはわかってなかったよ。 私としては「素数公式」なるものがあるとは知らんかった。かなりびっくり。 あとは素数と量子力学の関係とか、その絡みであの"42"がキーワードになる (ちゃんと本文でも触れられている)とか。面白うございました。

Posted byブクログ

2015/07/05

リーマン予想に挑む数学者たちの軌跡。 数学的なことは全然分からなかったけど、リーマン予想を証明する過程でいろんなものが生み出されていく過程に胸が熱くなった。 数学の公式を利用した物理学が天文学の分野で活かされていて、ピタゴラスが「星は動きながら音を出す。そして宇宙は音楽を奏でてい...

リーマン予想に挑む数学者たちの軌跡。 数学的なことは全然分からなかったけど、リーマン予想を証明する過程でいろんなものが生み出されていく過程に胸が熱くなった。 数学の公式を利用した物理学が天文学の分野で活かされていて、ピタゴラスが「星は動きながら音を出す。そして宇宙は音楽を奏でている」という言葉を残したように、独立しているであろう学問が実はすべて結びつきがあるのにロマンを感じる。

Posted byブクログ

2015/05/17

リーマン予想を証明しようとする数学者たち。没後何十年経った後でも数学界の最先端にいるリーマン。独房の中で証明を試みるヴェイユ。時計計算機とか、ゼロ地点とか、数学的なことは全て何のことかさっぱりでしたが、数学を音楽に、素数の並びをオーケストラに例えていたので、面白く読めました。数学...

リーマン予想を証明しようとする数学者たち。没後何十年経った後でも数学界の最先端にいるリーマン。独房の中で証明を試みるヴェイユ。時計計算機とか、ゼロ地点とか、数学的なことは全て何のことかさっぱりでしたが、数学を音楽に、素数の並びをオーケストラに例えていたので、面白く読めました。数学者たちの熱い想いが伝わってきます

Posted byブクログ

2015/04/06

この本が書かれて10年が経っている。数学の世界はまた何か発見したのだろうか?だが、この綿々と続く正しい証明への希求はそのままだろう。難しい数学を扱いながら(実際よくわからない)歴史と数学者個々人の人生、研究を的確な文章で、少しミステリーを読むような味付けをして一気に読ませる、とて...

この本が書かれて10年が経っている。数学の世界はまた何か発見したのだろうか?だが、この綿々と続く正しい証明への希求はそのままだろう。難しい数学を扱いながら(実際よくわからない)歴史と数学者個々人の人生、研究を的確な文章で、少しミステリーを読むような味付けをして一気に読ませる、とても面白かった。

Posted byブクログ

2013/10/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

すでにこの本が書かれて10年経っていて、その間にこの本の主題といえるリーマン予想を証明したという数学者もいるけれど、まだほとんどの数学者がそれを認めていない。 素数の作る不思議な数列の向こうに何かの規則性がある。リーマン予想は簡単に言えばその規則性を示している。これが難攻不落の問題で、予想が誕生してから今日に至るまで少しずつ証明に近づいているのだけれど、解決にはたどり着いていない。 この本はその流れとともにこのリーマン予想が量子力学ともつながり、さらにカオスともつながるという現在の学問の先端を語る。 数式を語らず(少し語るけど)、証明の歴史を描くことで数学の深い知識はなくとも読める本になっている。

Posted byブクログ

2013/10/06

リーマン予想をめぐる数学者たちの足跡を記した本。 もうちょっと数学的な説明があっても良かったかもと思う一方、あったとしても理解がついていかない可能性大。 著者も一流の数学者のようであるが、そうでありながら歴代の数学者の生い立ちなども織り交ぜながら読みものとして書き上げる多才さには...

リーマン予想をめぐる数学者たちの足跡を記した本。 もうちょっと数学的な説明があっても良かったかもと思う一方、あったとしても理解がついていかない可能性大。 著者も一流の数学者のようであるが、そうでありながら歴代の数学者の生い立ちなども織り交ぜながら読みものとして書き上げる多才さには驚くばかり。

Posted byブクログ

2013/08/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

リーマン予想の話。 ゼータ関数の零点の分布に関する予想だ。 まだ解決されていない難問だが、素数の分布について、及び現在に至る解決に向けての挑戦の歩みを描く。 これは半端なく難解だった。 正直リーマン予想とはなんぞやということに関しては完全に無視、ただ先人たちがいかに挑戦して来たかを追いかけるのみだった。 それだけでも十分楽しめる内容。 証拠の積み重ねを要する科学と、ただ一つの証明のみが要される数学、まるで結びつきなどないように思われるこの二つの世界がリーマン予想においては量子物理学の世界との密接な結びつきを見せる。 なんと数学の奥深いことか。 理解などできないが、それでもぜひとも「リーマン予想の解決」という瞬間に生きていたいものだ。 ちなみに「リーマンのゼータ関数を描画してみた」という面白いサイトがあったので、リンクさせて頂いた。 http://u1roh.hatenadiary.jp/entry/2013/01/02/200149 ゼータ関数の零点の分布を垣間見ることができる。

Posted byブクログ

2013/07/19

2,3,5,7,11,13…規則性があるようで、気まぐれな振る舞いで数学者を惑わせる素数。「数の原子」と呼ばれるこの素数に取り憑かれた数学者は数多い。大数学者ヒルベルト、「数学界の貴族」ボンビエリ、「魔法使い」エルデシュ…。「フェルマーの最終定理」以上の、世紀をまたぐ超難問「リー...

2,3,5,7,11,13…規則性があるようで、気まぐれな振る舞いで数学者を惑わせる素数。「数の原子」と呼ばれるこの素数に取り憑かれた数学者は数多い。大数学者ヒルベルト、「数学界の貴族」ボンビエリ、「魔法使い」エルデシュ…。「フェルマーの最終定理」以上の、世紀をまたぐ超難問「リーマン予想」を軸に、変人から天才に到る数学者たちの横顔と挑戦を描くノンフィクション。

Posted byブクログ

2013/05/19

数学の神が作り出した数、素数。それは多くの人を数学に駆り立てる魅力を持ちながら、その法則性は2000年前から見つけ出すことが出来ないままでいる。そんな素数の定理化を目指し、リーマン予想という150年前に提唱されたが今もなお未解決の問題に挑んでいった、混沌の調停者を目指す数学者たち...

数学の神が作り出した数、素数。それは多くの人を数学に駆り立てる魅力を持ちながら、その法則性は2000年前から見つけ出すことが出来ないままでいる。そんな素数の定理化を目指し、リーマン予想という150年前に提唱されたが今もなお未解決の問題に挑んでいった、混沌の調停者を目指す数学者たちの物語。素数とは物理学でいう原子だという例えを出しながら、後半でリーマン予想のゼロ点が量子力学と結びつく辺りは鳥肌が立った。やがてゼロ点が作り出すグラフは音の波の形を取り、素数の音楽は鳴り始める。考えろ。そして、感じるんだ。

Posted byブクログ

2012/09/10

リーマン予想は数学のもっとも深遠な仮説です。数式をいっさい使わずに、リーマン予想について知りたければこれが一番。数学史としても秀逸。

Posted byブクログ