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心のなかの冷たい何か の商品レビュー

3.4

32件のお客様レビュー

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2011/05/21

ここの所すごい勢いで篠澤君が更新しているので、私も一つ混ざることにしました。 若竹七海、デビューしてから二作品目の今作品。 前作で主人公だった”若竹七海”が再び登場。 ----------------ちょっとあらすじ------------------------- あること...

ここの所すごい勢いで篠澤君が更新しているので、私も一つ混ざることにしました。 若竹七海、デビューしてから二作品目の今作品。 前作で主人公だった”若竹七海”が再び登場。 ----------------ちょっとあらすじ------------------------- あることがきっかけで、仕事を辞めた”若竹七海”。 失業中の彼女は、気まぐれに箱根に行くことにした。 そこで出会った”一之瀬妙子”は七海とはタイプの違った女性であった。 そんな妙子から、ある日クリスマス・イヴの約束を取り付ける電話がかかってくる。 そして、数日後に彼女から『手記』が送られてきて……。 -------------------------------------------------------------------- 私、ブクログをどうやって(どういうノリで)書いていたかちょっと忘れてきています。 女探偵としての七海は、このあとに若竹さんが描く私も大好きな女探偵”葉山晶”の原型になったのかな?ときになりました。 とても主人公七海の描き方が好印象でした。 読んだ人としかこの本は語れませんね。 というか若竹作品はやっぱり読後がすごい……。 五月病の方、これからの雨季ジメジメに負けそうな方、この本でちょっと肩慣らししておきましょうか!!!!

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2011/02/11

作品としてはいびつなところもあるけれど、終盤付近のとあるシーンがすごく印象に残って、自分の中で特別な作品になっている。

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2010/05/20

若竹七海すきです。長編のはいつもヒロインが慢性的にひどいめにあうので読み終わったあとぐったりするけど。

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2011/07/21

若竹七海祭り第1弾たぶん読んだ時期が悪かったのでしょう。直前にたいへん面白いサスペンスを読んでしまったため、その直後に読んだこのミステリーがとてもチマチマしたものに感じてしまいました。デビュー作でもある「僕の…」と同じ、若竹七海が主人公のシリーズ第2作目だと思います。なぜだか分か...

若竹七海祭り第1弾たぶん読んだ時期が悪かったのでしょう。直前にたいへん面白いサスペンスを読んでしまったため、その直後に読んだこのミステリーがとてもチマチマしたものに感じてしまいました。デビュー作でもある「僕の…」と同じ、若竹七海が主人公のシリーズ第2作目だと思います。なぜだか分かりませんが知り合いが自殺未遂か殺人未遂のため昏睡状態となってしまい、その原因を探るためとある会社に潜入するといったお話です。なんとなくゲーム的、こんな設定おもろいんじゃない?的な緩さと甘さを感じます。内容には全く感銘を受けなかったのですが、引用された言葉に面白いものがありました。J.G.バラードの“時間が語りかけてくる”より「運が悪いのは生まれつき、だから本なんか読んでいるんだ」英国の毒殺魔グラハム・キングの言葉「おれの中には、どうしようもなく冷たいものがあるんだ」若竹七海祭りは続きます。

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2010/02/14

読後に残る、冷たい何か。 うまく言えないけど……。 タイトルのまま、心に重く圧し掛かってきます。 主人公の名前が氏の名前であるので、氏自身、どう感じるのかな?と思ってみたり。

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2009/10/04

若竹七海のストーリーにはいつもいつも、乾いた毒が埋まっている。 ちくちくいたくて、でもじくじくはしない。 放っておいても死なないだろうけど、きっといつまでもそこにありつづけるような。 たった一日を過ごした人のためにそこまでするか? そんな疑問はおいておいて。 とにかく読んで...

若竹七海のストーリーにはいつもいつも、乾いた毒が埋まっている。 ちくちくいたくて、でもじくじくはしない。 放っておいても死なないだろうけど、きっといつまでもそこにありつづけるような。 たった一日を過ごした人のためにそこまでするか? そんな疑問はおいておいて。 とにかく読んで。そうして毒にやられたくなる。そんな本。

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2009/10/04

前半、驚きの仕掛けが炸裂した後ひたすら痛ましい物語が続く。 クリスマス間近の話でありながら苦い後味。 胃がきりきりしてくるような感覚はデビューして間もない頃だからこそ書けたのだと思う。

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2009/10/04

失業中の「わたし」こと若竹七海が旅行中に知り合った妙子。クリスマス・イブの約束を取り付けながら彼女は、突然の自殺で植物状態に。妙子から届いた「手記」を元に真相を探っていくが、現実と妄想は複雑に交差していて・・・。手記の主人公は誰なのか、妙子は本当に自殺をしたのか。体当たりな探偵の...

失業中の「わたし」こと若竹七海が旅行中に知り合った妙子。クリスマス・イブの約束を取り付けながら彼女は、突然の自殺で植物状態に。妙子から届いた「手記」を元に真相を探っていくが、現実と妄想は複雑に交差していて・・・。手記の主人公は誰なのか、妙子は本当に自殺をしたのか。体当たりな探偵の、たどり着いた真実は・・・。少し不気味で軽快なミステリーです。

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2009/10/07

失業中だった、若竹七海が乗り込んだ箱根行きの電車。 そこで、一之瀬妙子と出会った。 そこでの話は忘れがたい印象を残した。 それから数ヶ月もしないうちに妙子は自殺を・・。 自殺は、未遂に終ったが植物人間状態で、いまだ意識が回復しない。 しかし、七海の元に妙子から手記が届いた。 自殺...

失業中だった、若竹七海が乗り込んだ箱根行きの電車。 そこで、一之瀬妙子と出会った。 そこでの話は忘れがたい印象を残した。 それから数ヶ月もしないうちに妙子は自殺を・・。 自殺は、未遂に終ったが植物人間状態で、いまだ意識が回復しない。 しかし、七海の元に妙子から手記が届いた。 自殺をする前に電話で「忘れないでね」と念を押したメッセージに関連があるのか? 鬼気迫る「手記」の妙子の身に起こった真相を知るために七海は、一人奔走する。 七海は、真相を知ることが出来るのだろうか? これは、ちょっと苦手です。今読むとひょっとしたら面白さが解るのかな?

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2010/02/07

七海が事件の真相に近づくにつれ、苦しくてたまらなくなって、「もう止めてくれ…。」と思いながらも結局は最後まで読んでしまった、と言うか読まされてしまったわけですけれど。ラストの七海の行動は良かったです。物悲しさは残りますが、きっと妙子も喜んでいるんじゃないかな、と思います。 しか...

七海が事件の真相に近づくにつれ、苦しくてたまらなくなって、「もう止めてくれ…。」と思いながらも結局は最後まで読んでしまった、と言うか読まされてしまったわけですけれど。ラストの七海の行動は良かったです。物悲しさは残りますが、きっと妙子も喜んでいるんじゃないかな、と思います。 しかし、相変わらずの構成の巧さには思わず唸ってしまいますね。主人公の七海が好きなので、このシリーズはまた読みたいんですけど、他には出てないのかしら(すみません、未確認なもので…)。もし出ているのならもちろん読みたいし、無ければ是非とも執筆をお願いしたいところです。

Posted byブクログ