「脳」整理法 の商品レビュー
「世界知」と「生活知」をうまくハイブリッドして豊かに生きよと語りかけている。ウェブ時代との関係性も感じられた。
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「脳の仕組みからいえば、ある視点から見た「欠点」こそが個性であり、その人ならではの創造性につながる可能性もあるのです。」 というフレーズが印象的。
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最近はまりにはまっている茂木さんの本。 なんでこの人の本にはまっているのだろうかと考えてみると、茂木さんの考えていることが 自分の考え方に似ているからかもしれない。特に関係性を重視すべしという点とか。 題名どおりこれを読んだからって脳が整理されることはないけれど
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脳は外にある情報を蓄積しているわけではない。 情報を整理して蓄積することによって、 ただの情報の寄せ集めの領域を超えて 新しい情報ともいうべきものを作る。 それを創造と呼ぶ。 全体的に抽象的なことが多くて難しかった。
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「現代の主要な課題は、情報をいかに整理するか、というところにある」 マーケティングも、開発も、既に存在しているものをどう組み合わせてどう見せるか、どう意味づけするかという話である。 これらが重要視されているのには、そもそも人間の脳が、情報の氾濫によって整理に困り始めていることから...
「現代の主要な課題は、情報をいかに整理するか、というところにある」 マーケティングも、開発も、既に存在しているものをどう組み合わせてどう見せるか、どう意味づけするかという話である。 これらが重要視されているのには、そもそも人間の脳が、情報の氾濫によって整理に困り始めていることからきている。
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非常に抽象的な内容なので理解が難しかったが、理解に苦しむことなどない身近な内容。 本書のキーワードになるのが、「偶有性」 第1章 脳は体験を整理し、知を創造する 第2章 生きて死ぬ人間の知恵 第3章 不確実な時代こそ脳が生きる 第4章 偶有性が脳を鍛える 第5章 偶然の幸...
非常に抽象的な内容なので理解が難しかったが、理解に苦しむことなどない身近な内容。 本書のキーワードになるのが、「偶有性」 第1章 脳は体験を整理し、知を創造する 第2章 生きて死ぬ人間の知恵 第3章 不確実な時代こそ脳が生きる 第4章 偶有性が脳を鍛える 第5章 偶然の幸運をつかむ脳の使い方 第6章 「自分」を離れて世界を見つめる 第7章 「他人」との関係から脳が育むもの 第8章 主語を入れ替えて考えてみる 第9章 脳に勇気を植えつける その偶有性について P.34 一回性の出来事は、半ば規則的で、半ば偶然であるという「偶有性」に満ちています。 第1章で著者は一回限りの出来事を脳に整理していくことで人生が形成されるという旨を述べている。ここから、2章で「生活知」と「世界知」の関係、3章以下で一回限り故の不確実性に対する脳の知恵について考察している。 相対する概念として科学的世界感を挙げているが、決して否定していない。ここが、共感を誘ったところでもあるのだが、科学的な規則性と偶然的な意外性の調和をよしとする主張がみられる。この例として占いを挙げている。これは身近すぎるほどにわかりやすく、内容が抽象的であるため宙ぶらりんだった知識がこの具体例で一気につながった。こういう一般人にもわかりやすく教えれる人が本当に理解している人だと激しく思う。 ただ内容は素晴らしいけれども、タイトルがミスリード。あとがきにも書かれているが、本来の予定とは変わってしまったらしい。それを差し引いてもいい本。自己啓発本でもなく、ハウツー本でもない、少々哲学的な脳科学本。
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神の視点という、科学にも通じる主観を超えた視点や、セレンディピティという、偶然の幸運に出会う能力の話など、物事の捉え方が興味深い。10年前に読んでいればと思う本です。
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やっぱり著者の文章にはイマイチなじめない。内容うんぬんではない気がする。 相性の問題なんだろうか。
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どこかで見覚えのある、とっつきやすいタイトルです。しかしいざ読んでみるとなかなか手強い内容になっています。ブログでまじめに感想書きましたので、よろしければそちらもどうぞ。SITEからです。
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茂木健一郎の「脳」整理法を読みました。世界知(統計的に整理された一般的な知識)と生活知(個人が生活するための知識)を明確に区別して整理していく必要がある、と言う主張でした。必然でもない全くの偶然でもない「偶有性」(contingency)が人間(脳)にとっては一番得意とするもので...
茂木健一郎の「脳」整理法を読みました。世界知(統計的に整理された一般的な知識)と生活知(個人が生活するための知識)を明確に区別して整理していく必要がある、と言う主張でした。必然でもない全くの偶然でもない「偶有性」(contingency)が人間(脳)にとっては一番得意とするものであるという主張は面白く感じました。偶然の幸運に出会う能力「セレンディピティ」という言葉も面白く説明されていました。しかし、個々の主張は面白いのですが、だからどうすればいいんだ、ということが良くわからなかったのが残念です。
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