繻子の靴(下) の商品レビュー
この、常軌を逸した戯曲と訳者の出会いに下巻までつきあってきた読者は、同じく常軌をほぼ逸しつつあるといってよい。おそるべき戯曲。
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私個人ではとてもおさまりきらない、大変壮大な作品。 一見、一人の女性をめぐる為政者の痴情のもつれに見えるのだが、 全世界が舞台であり、地上と天上を魂が行き来する。 しかもまったくこじんまりとまとまらない。 輪郭が見えないのに怒濤のようにその内実が読者に迫ってくる。 偉大であるとは...
私個人ではとてもおさまりきらない、大変壮大な作品。 一見、一人の女性をめぐる為政者の痴情のもつれに見えるのだが、 全世界が舞台であり、地上と天上を魂が行き来する。 しかもまったくこじんまりとまとまらない。 輪郭が見えないのに怒濤のようにその内実が読者に迫ってくる。 偉大であるとはこのようなことかと確認させられる作品。 時間をおいて再読すべきだと思った。
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