自分自身をみる能力の喪失について の商品レビュー
野矢茂樹『哲学の謎』の後に読んだせいか、とても哲学的味わいを感じた。(統合失調症のロビンソンなど)。統合失調症は主観世界と客観世界を区別できない、あるいは区別しない症状だということがわかった。その点が幼児自閉症と類似するというのが著者のアイデアなのだが、幼児自閉症との比較がうすい...
野矢茂樹『哲学の謎』の後に読んだせいか、とても哲学的味わいを感じた。(統合失調症のロビンソンなど)。統合失調症は主観世界と客観世界を区別できない、あるいは区別しない症状だということがわかった。その点が幼児自閉症と類似するというのが著者のアイデアなのだが、幼児自閉症との比較がうすいのが残念だった。しかし、一読の価値はあると思う。
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