終戦のローレライ(4) の商品レビュー
半分を読んだ辺りでおおよその結末は読めていたのですが………避けて欲しいと思った結末は、いつも避けられないものですね。分かってはいたことですが、実際に読むと、手が震えました。 戦争の時代を生き抜いた人たちは、今に生きる私達をどんな目で見るのだろうと少し、疑問に思いました。 信念を貫...
半分を読んだ辺りでおおよその結末は読めていたのですが………避けて欲しいと思った結末は、いつも避けられないものですね。分かってはいたことですが、実際に読むと、手が震えました。 戦争の時代を生き抜いた人たちは、今に生きる私達をどんな目で見るのだろうと少し、疑問に思いました。 信念を貫いた人たちが、本当に格好いい物語でした。
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興味本位で買って、その長さと難しさに苦労しましたが 読み終わった後は「読んで良かった」と思いました。 個人的に岩村機関長が一番好きです。
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初めて本を読んで泣きそうになった。 登場人物が印象的すぎる。 特に好きになったのは艦長絹見真一。 この男は人間臭い。吐きそうになるほどの緊張感を孕ませながらも顔面を片手でこすり気持ちを悟られないようにし常に船員達の先頭を切った。そんな艦長もさすがに魚雷が出なくなった時は頭が真っ...
初めて本を読んで泣きそうになった。 登場人物が印象的すぎる。 特に好きになったのは艦長絹見真一。 この男は人間臭い。吐きそうになるほどの緊張感を孕ませながらも顔面を片手でこすり気持ちを悟られないようにし常に船員達の先頭を切った。そんな艦長もさすがに魚雷が出なくなった時は頭が真っ白になったがそこがまた人間臭くてよい。そしてその後の復活までの早さ。 最後は伊507に自分の体を括り付けともに沈む。筋を通し、責任を全うし貫いた男。 また、完全にわき役だが小松という男。自分の意思で艦を降りることにした後に帽子をとって手を振る場面があった。艦内の規律を守りまくっる人物不だったが、自分の気持ちを伝えるために規律を破った小松に感動を覚えた。はたして自分にはできるだろうか? フリッツと田口の最後の会話。自分のシンヤと名乗る場面で泣きそうになった。 またふと時間ができたら読んでみたいと思う。
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市ヶ谷、グソー、人物。 福田さんの作品は読めば読むほど「あ!この人あの本に出てた人や!!」とか気付けて楽しめます。 2度読み必須。
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読み終えました。全四巻。ちょっと長くて途中疲れてしまった。3巻と4巻の途中までが特に面白かったなぁ。 2009/6/12
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兵器が高度化してゲーム感覚で戦争ができるようになったとしても、やっぱり人の命の重さは同じなんだということがよくわかりました。 戦時中はともすれば感覚が麻痺しそうなものですが、人の痛みを感知できるパウラがそれをしっかりと伝えてくれました。
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最終巻。熱血です。でもまさみさんかっこよすぎ。征人は無色透明な主人公でした。最後、海のシーンがとても印象的です。海に生き、海へ還る。
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とりあえず大和魂に感動。 表紙とと中身が調和しててすごくきれいだと思った。 浅倉氏の末期が哀れ。 映画ではもっときれいに書かれていたのに。 映画のために書いた本にしては、長い。 最後のエピローグはむしろ余分な気がする。
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泣きすぎました。(←) 是非、彼らの生き様をご覧頂きたいです。 ふ、フリッツ少尉が大好きすぎます。映画にも出て欲しかったなとか・・・(あ)
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全4巻なんですが、映画でも話題になりましたね。 だから、買って、これ読んでから映画に行こうか?見てから、これを読もうか? と思ったんですが。 結局、本は、「積読」。 映画は、見ず仕舞です。
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