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この胸いっぱいの愛を の商品レビュー

3.7

62件のお客様レビュー

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2009/10/04

登場人物たちの共通点は「門司行224便に搭乗した」ことと「1986年に何らかのこだわりがある」こと。その人たちが過去へ飛ばされてしまう。で、亡くなってたはずの人たちを救ったりするわけです。鈴谷のエピソードを中心に据えながら、それぞれのエピソードも秀逸で胸に熱いものが込み上げてきま...

登場人物たちの共通点は「門司行224便に搭乗した」ことと「1986年に何らかのこだわりがある」こと。その人たちが過去へ飛ばされてしまう。で、亡くなってたはずの人たちを救ったりするわけです。鈴谷のエピソードを中心に据えながら、それぞれのエピソードも秀逸で胸に熱いものが込み上げてきます。特に死んでしまった稔を救う元夫婦の和彦と栄子の話が好きで、よくできてます。稔の死の前日に飛ばされたことに気づいた2人は、何としても、稔を救おうと考える。それこそ、犯罪も辞さない覚悟で。この時代では現在のお金が使えないため、宿をとるために自分たちの家に忍び込んでお金を盗む。それは明日、稔の学費保険の支払のために下ろしてあったお金で、もし運命が変えられないなら、このお金は必要なくなるからと自虐的に笑い合います。稔の死の原因は朝、栄子に頼まれ、和彦の書類を届けようとして交通事故で亡くなっていた。時刻は8時45分。本当はこの書類、今日は必要ないからと和彦はあえて置いていったんだけど。だからお互いが自分に責任を感じてるんです。で、当日バス乗り場で、稔が来る前に来るはずの当時の和彦を待った。早く家に戻れ! と言うために…。しかし、来なかった…。どうしてだろう? という話。

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2009/10/04

映画の予告が面白そうだったから読んでみた。けど。この無理矢理な設定は何?いや、言いたいことはわかるけど・・・何?

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2009/10/04

あんまり記憶にないけど面白かったと思う。 結構ありえない感じのおはなしがすきだから。 読み終わったのは去年ですが。

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2013/08/26

前半は話がチョットだけ分かりにくかったけど、途中からつながりだして納得できます。 ありえない話なんだけれども、続きがどんどん気になって読み進めてしまいました。 最後のヒロ達と和美姉ちゃんの部分では泣けました。 もし、過去に戻ったとして何かを変えれるなら…。 自分は何を変えたいと思...

前半は話がチョットだけ分かりにくかったけど、途中からつながりだして納得できます。 ありえない話なんだけれども、続きがどんどん気になって読み進めてしまいました。 最後のヒロ達と和美姉ちゃんの部分では泣けました。 もし、過去に戻ったとして何かを変えれるなら…。 自分は何を変えたいと思うかな?ってチョット想像です(笑 映画があるので、是非かりてこようと思います♪ ちなみに、著者の梶尾真治さんは、映画『黄泉がえり』の原作者だそうです。 雰囲気がなんとなく似ているな〜って感じ納得です。

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2009/10/04

映画の宣伝を見て、題名がすーっごく気になっていた。 布川がなんか好き。映画はいまいちらしいけど小説はいい感じ。変わった未来で死ぬ人と死なない人がいるのがよかったのかも。 元々の原作のクロノス〜とはかなり話が違っててびっくり!

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2009/10/04

この小説は映画化もされたそうだけれど、エンディングは違うらしいのでDVDを借りて見たい気持ちにもなった。 羽田から門司に向かった飛行機に乗り合わせた数人の人だけが、なぜか20年前の時代に到着してしまう。 それぞれ、20年前に事件を持ち、「もしあのときにこうしていれば・・」と...

この小説は映画化もされたそうだけれど、エンディングは違うらしいのでDVDを借りて見たい気持ちにもなった。 羽田から門司に向かった飛行機に乗り合わせた数人の人だけが、なぜか20年前の時代に到着してしまう。 それぞれ、20年前に事件を持ち、「もしあのときにこうしていれば・・」と未練を持っていた人たちだけが昔に行ってしまう。 そこには20年前の自分たちや家族もいる。 みんな、二度と同じ過ちはしたくない気持ちで、未練の気持ちを消すことができるとその世界から消えていく。。 脳の障害で手術をあきらめ死んでいくことを選択しようとしていた青木和美にかけた鈴谷の一言が心にずしんと響いてくる。 「もしも、自分の生命に限りがあるということぶ気がついた人間なら、誰でもそう思うはずです。挑戦しないで後悔するよりも、挑戦して後悔したほうがいい。」 後悔の多い私にはいろいろ考えさせられた一冊でした。 泣けます。。

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2009/10/04

映画のノベライズ本。しかし、単なるノベライズでは終わっていない(結末も違う)。読みながら、梶尾さんはSF畑の人だなと思った。

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2009/10/04

ある飛行機に乗ったことから20年前の世界へとやってくる数名の男女。みんなそれぞれ自分のやり残した事をやり遂げては消えていく。なかでも鈴谷は20年前に亡くなった和美姉ちゃんと再び出会い未来を変える。とても面白い作品です。

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2009/10/04

もう一度、あの時間に戻ることが出来るのなら。時間が可変的なものであるのならば、やり直すことが出来るのならば。 原作とは少し違った解釈の「クロノス・ジョウンター」です。

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2009/10/04

このテの話は読んでる途中で飽きてしまうだろうな、と思ってましたが、不覚にもハマってあっという間に読み終えてしまいました。

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