あまのじゃくなかえる の商品レビュー
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朝鮮に伝わる寓話の絵本です。韓国は目上の人や祖先を敬うことを重視するイメージがあります。この絵本は、かえるの子どもが親の言うことを聞かず、あまのじゃくなことばかりした末、母が死んでから孝行をしたいと思っても手遅れになってしまうという教訓的な物語です。 こう書いてしまうとなんだか暗いですが、あまのじゃくなことばかりしているときのカエルの様子はかわいらしく、ユーモアたっぷりでどこか憎めません。お母さんが「げーぐるげーぐる」とないてみせると「ぐるげっぐるげっ」と逆にないたり。このなき方のところで子どもがなぜか大喜びします。 大人も子どもも楽しめる絵本だと思います。
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この絵本は韓国のむかしばなしです。おかあさんかえるの言うことを聞かない、あまのじゃくなこどもかえるは、なんでもかんでも言われたことと反対のことをしします。お母さんかえるは心配で心配で…
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切ない・・・! この一言に尽きる。 あまのじゃくな行動ばかりする息子に手を焼いてとうとう病気になってしまう母。最期に自分の墓についても「息子ならあまのじゃくな行動をとるだろう 」とわざと希望とは違う場所を伝える・・・ 死後もお母さんが報われなくて辛い。ようやく息子は改心したのにその行動は裏目に出てる・・・! 最近「地獄」などの絵本がしつけにいいと人気になってますがこれもなかなか効果がありそうです。
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