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『ギロチン城』殺人事件 の商品レビュー

3.7

17件のお客様レビュー

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2024/04/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

15年ぶりくらいに北山さんの城シリーズを読む。館モノでの事件はその場所で起こるべくして起こっている。巻末近くをパラ見しないよう気をつけながら読むべき。多分、現場で体験したら、より種明かし後の驚きは大きのではないかと思うけれど、文字で読むと、ちょっとギミックについて行けず。あと、そんなにうまくいくものかなあという疑問も残る。それはそうと、タイトルの城の名前が『』で括られているのはどういう意図なんだろう?

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2022/04/02

ギロチン城殺人事件というタイトル通り、中々むごい殺人劇だった。トリックも図解を見ても中々理解できなかったが、大胆不敵だった。城シリーズは一作一作色が違って楽しめた。

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2017/02/21

北山ミステリのなかでどれか1作品挙げなさいと言われたら、当作品を推したいです 舞台設定の特異性、雰囲気づくり、名物の豪快な物理トリックもさることながら、 とある"誤認"のさせかたが対読者と対登場人物(頼科)で別々に罠が貼られているかたちになっていて、 読んで...

北山ミステリのなかでどれか1作品挙げなさいと言われたら、当作品を推したいです 舞台設定の特異性、雰囲気づくり、名物の豪快な物理トリックもさることながら、 とある"誤認"のさせかたが対読者と対登場人物(頼科)で別々に罠が貼られているかたちになっていて、 読んでいてすごく面白かったです オチだけ抜き出すとやや意味不明感もありますが、 日常とは異質な舞台が、"誤認"誘発の意味に説得力を持たせる役割を担っているため、読中はすんなりと受け入れられました ここまで城シリーズを読んできて 「異常」な設定・トリック双方を活かす舞台装置造りは北山先生の魅力のひとつだなあと感じます 『石球城』も楽しみだなぁ

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2022/11/24

このトリックは難しい!動画での解説が欲しいな。 とても派手な事件の割に、結末は今ひとつか。自分の理解力不足かも。 北山作品は三作目ですが、キャラクターは非常に好みです。

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2015/03/23

スクウェアと呼ばれる降霊術の儀式を想起させる四重首切り殺人は、四人全員が死亡し犯人が不在という、非常に興味をそそられる状況でした。現実的に考えるとバレるリスクが非常に高いトリックですが、死体の首を切って差し替えた理由はなかなかのもので満足感はありました。 しかし、人物描写が不十分...

スクウェアと呼ばれる降霊術の儀式を想起させる四重首切り殺人は、四人全員が死亡し犯人が不在という、非常に興味をそそられる状況でした。現実的に考えるとバレるリスクが非常に高いトリックですが、死体の首を切って差し替えた理由はなかなかのもので満足感はありました。 しかし、人物描写が不十分で三と四の区別がつかなかったり、真犯人の正体に関してアンフェアな記述があったりで、もう少し細かい所まで気を配って欲しかったです。

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2014/06/09

Twitterのフォロワーさんのレビューがとても面白そうだったので初めましての北山さん作品。 冒頭から独特な世界に引っ張り込まれたと思ったら最後は大掛かりなトリック!難しかった…。図解があっても物理の苦手な自分は理解するのに一苦労。普通に読書するより目一杯頭を使って疲れた。でも面...

Twitterのフォロワーさんのレビューがとても面白そうだったので初めましての北山さん作品。 冒頭から独特な世界に引っ張り込まれたと思ったら最後は大掛かりなトリック!難しかった…。図解があっても物理の苦手な自分は理解するのに一苦労。普通に読書するより目一杯頭を使って疲れた。でも面白かったー。どうやって脱出するんだろうと思っていたら意外にもシンプルな方法。そんな所も良かった。こういう舞台設定すごく好き。他の城シリーズも是非読みたいです。

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2013/01/01

 相変わらず「城」が舞台の殺人事件。しかも大量に死ぬ。本格っぽい雰囲気が味わえる、比較的短い作品を書く人だよね、この人。  ギロチンと首切り人形に魅入られた男が作り出した城。城自体がややこしい上に、途中途中でしか図面が出てこないから、なかなか全体像が把握できない。  ただうん、な...

 相変わらず「城」が舞台の殺人事件。しかも大量に死ぬ。本格っぽい雰囲気が味わえる、比較的短い作品を書く人だよね、この人。  ギロチンと首切り人形に魅入られた男が作り出した城。城自体がややこしい上に、途中途中でしか図面が出てこないから、なかなか全体像が把握できない。  ただうん、なんつーか、相変わらず深く考えると微妙。以下ネタバレ空白反転処理。  ギロチン城の二階部分にある一方通行の回廊で繋がれた四つの部屋で発見される、首切り死体四つ。言葉で説明しにくい形の屋敷なんだけど、それぞれの死体は一つずつ違う部屋にあって、それぞれ頭部がずれていた、と。  「部屋を繋ぐ回廊部分が可動式」だろうというのは大体分かるんだけれど、すげぇややこしい。なんかね、もう、ほんとにややこしい。読んでも分からなかったし、図を見ても分からなかった。なんとなくこんな感じ、程度の理解。城への仕掛けは壮大で、面白いとは思うんだけど。まあ、北山は大体いつもそんな感じか。  それよりもいまいちよく分からなかったのが動機なんだよなぁ。「始めに登場人物紹介のページ」がなかったのは、「藍と悠が同一人物である」ことを読者に気付かれないためってのはいいんだけどさ。どうしてあんなことをしたのかいまいちよく分からん。「悠を完全に抹殺して藍として生きる」ため、って感じのこと言ってた気もするけど。そのためにわざわざ殺すのか?  読み込みが足りないせいか「首から上を『藍』、首から下を『悠』と名づけた」意味も分からん。面白いとは思ったけど。「『雪』に名前がなかった」その理由とかさぁ。  結局「ギロチン城に昔いた男の子ってのはナコ」なのか? それがどうした? だから「ナコが人形っぽい」? 大きな意味を持ってるようには見えんな。  どうでもいいけど北山って探偵がいつも痛い目を見る作品ばっかりだよなぁ。 05.02.09

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2012/07/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

城シリーズ4作目。 探偵ナコと助手頼科がギロチン城に向かい、連続殺人に遭遇。 トリックはまだしも、最後の犯人はあれ?って感じだった。 なんか力技。 ドール家の血筋や呪われた「六人の首なし騎士」の短剣といった、 旧作ネタがあったのはファンサービスかな。

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2012/02/15

いやぁ、今回はこれまたすごい大掛かりな『城』でしたね。ロシア人医師の例のシーンには「うひょ」と声が出ちゃいましたよ。 物理トリックも楽しかったけど、キャラと作中の雰囲気が良いですね。 北山作品は、読んでる最中、脳内のイメージが常に『漫画』なんですよね。実写にはならない。面白いです...

いやぁ、今回はこれまたすごい大掛かりな『城』でしたね。ロシア人医師の例のシーンには「うひょ」と声が出ちゃいましたよ。 物理トリックも楽しかったけど、キャラと作中の雰囲気が良いですね。 北山作品は、読んでる最中、脳内のイメージが常に『漫画』なんですよね。実写にはならない。面白いですね。

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2011/05/21

これまた再読が必要になる。 これくらいなら気づいてもよかった。 機械的トリックは無理ですよ。想像つきませんよ。実写化して再現していただきたいものですよ。

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