素直な心になるために の商品レビュー
経営に対する謙虚な姿…
経営に対する謙虚な姿勢が、本当に胸に響きます。
文庫OFF
本全体を通しての感想としては、 読みにくい と感じました。 しかしそれは、 松下幸之助氏の心情をそのまま執筆したものであり、 綺麗にまとめ上げるような感じもしないため、 仕方ないかなとも思いました。 素直な心について 約220頁綴っており、 一つ感じたことは、松下幸之助氏は歴...
本全体を通しての感想としては、 読みにくい と感じました。 しかしそれは、 松下幸之助氏の心情をそのまま執筆したものであり、 綺麗にまとめ上げるような感じもしないため、 仕方ないかなとも思いました。 素直な心について 約220頁綴っており、 一つ感じたことは、松下幸之助氏は歴史で物事を捉えるのが非常に上手だなと思いました。 歴史について詳しくない自分ですが、 歴史の本を読み漁って知識を入れた上で この一冊をまた読んでみたいと思います。 見える景色が違う気がしました。
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素直な心の土台には謙虚な心がある。 戦国武将、黒田長政の「腹立てずの異見会」の話が印象的だった。ここでは他言や腹を立てないことを前提にして身分に関係なく部下たちが思ったことを何でも遠慮なく家君に伝える。長政は武将である自分自身にも、至らなさや気付いていないことや知らないことがある...
素直な心の土台には謙虚な心がある。 戦国武将、黒田長政の「腹立てずの異見会」の話が印象的だった。ここでは他言や腹を立てないことを前提にして身分に関係なく部下たちが思ったことを何でも遠慮なく家君に伝える。長政は武将である自分自身にも、至らなさや気付いていないことや知らないことがあると自覚し、それを改めたいという思いを持っていたのだろう。誰に対しても何事に対しても、謙虚に耳を傾ける姿勢に感動した。 自分自身が不完全な存在であることを自覚していなければ、新たな学びを心のキャンパスに描き足せない。完成品のように美しく見えても、心のキャンパスは生きている限り未完成でありもっともっと素晴らしいものへと変容しうる。 透き通るような謙虚な心がほしいと思った。そして、いつまでもどんなときもキャンパスに自由に描き続ける人間でありたいと強く思った。 素直な心になると、日常の至るところから学びを得られる。この本を読み、歴史や四字熟語などからも現代に通じる多くの学びがあることを再確認させられた。 筆者は、巧妙なたとえを駆使して素直になるために必要な概念を読者の心にまっすぐ届けていた。言葉選びやその表現法も大変勉強になり、私はすぐさま自分の語録に書き留めたところである。
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素直さが大事と言われ、分かっていても、なかなか難しい。 本書における素直さが生み出すメリットを裏返せば、素直になれない理由もよく分かります。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
般若心経のように物事を中立な心で見つめることを推奨する本。この本で言う「素直」な状態とは正しく強い人間である状態。 基本的には自らが客観的であることを自問自答する習慣、全体最適を本質的に行おうとすることで「素直」な状態になるものだということ。 また、組織として「素直」な状態になるためには上記の行いを互いに確認し合ったり、共有する事が有効だと思います。 構成としては「素直な心」の内容→メリット→デメリット→実践する方法とわかりやすく読みやすいものでした。
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松下幸之助著。素直な心とは?素直になるには?素直にならないとどうなる?が具体的に優しい言葉で書かれていて読みやすい。個人的には理系的なアプローチの方が好きなので評価は低めですが、おじいちゃんの話を聞いてる感じ。
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松下幸之助に関する本を読むのはこれが3冊目。 とにかく「素直」という言葉のオンパレード。何回出てきたのだろうか。 自分にとってはこの「素直」という言葉が大好きでかけがえのない目標になった。 自分なりに素直とは何かという事を考えたところ、「当たり前の事を当たり前にやりましょう」...
松下幸之助に関する本を読むのはこれが3冊目。 とにかく「素直」という言葉のオンパレード。何回出てきたのだろうか。 自分にとってはこの「素直」という言葉が大好きでかけがえのない目標になった。 自分なりに素直とは何かという事を考えたところ、「当たり前の事を当たり前にやりましょう」という事と解釈した。 ・やらないよりやった方がいい事は素直にやろう これに尽きます。 また1つ人生が豊かになった、そう思わせてくれる本でした。
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「素直さとはベクトルである」という認識をしてる。つまりベクトルの先には必ず方向性、目標がある。方向性があって初めて力の強さ(ベクトルの長さ)であったり、フラつきのなさ具合(直進性)が定まる。この方向性についての記述が出てこなかったのが残念、、、と思ってしまう自分は、素直さが欠ける...
「素直さとはベクトルである」という認識をしてる。つまりベクトルの先には必ず方向性、目標がある。方向性があって初めて力の強さ(ベクトルの長さ)であったり、フラつきのなさ具合(直進性)が定まる。この方向性についての記述が出てこなかったのが残念、、、と思ってしまう自分は、素直さが欠けるかな。
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素直な心を身につける具体的な方法が示されており、参考になった。 何十年という長い期間、修養を続けることでやっと辿り着けると著者は言っている。 継続する工夫が大切であると感じた。
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感想 「生き方」「反応しない練習」などと重なる部分を感じた。今も昔も基本はそう。素直な心。あるがままに。主観ではなく客観的に。素直な心を常に意識。忘れるかもしれないが、動作や呼吸でルーティンを作って素直な心を思い出す。「後悔しない選択術」のバイアスにも通ずる。結局失敗はバイアスに...
感想 「生き方」「反応しない練習」などと重なる部分を感じた。今も昔も基本はそう。素直な心。あるがままに。主観ではなく客観的に。素直な心を常に意識。忘れるかもしれないが、動作や呼吸でルーティンを作って素直な心を思い出す。「後悔しない選択術」のバイアスにも通ずる。結局失敗はバイアスによって生じる素直な心があればそんなことは起きない。まあ失敗をすることも大事だが。 ●この本を読む目的は? 素直な心を求めていったら、みな自己中心的にならない?という疑問。 どうしたら調子に乗らずにいれるか、常に成長できるか、俺は調子に乗ることで幾度も損失を被ってきた。 ○よりよい共同生活とよりよい自己実現を人間みな願っているができていない→人間の生き方自体に問題 みずからの願いを実現させるための考え方、態度、行動がなっていない→木に登って魚を求めるような したがって、この考え方、態度、行動を治すことが重要→その根底が「素直な心」 ○素直な心=私心なく曇りない心、一つのことに囚われず物事をあるがままに見ようとする心 人は自分中心になりがちだが、それを捨てて、あるがままに。例えば、私心にとらわれないこと
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