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市民派政治を実現するための本 の商品レビュー

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2015/09/08

この本は《市民派議員になるための本》の後編として 上野さんと寺町さんとごとうさんを囲んだ議論を記録したもので 市民派議員を目指す人や根ざす人や仲間を送り出したい人に 読んで実践に備えてもらいたい本である 大前提として《私のことは私自身で決める》 他人に依存しないし委ねない 現在...

この本は《市民派議員になるための本》の後編として 上野さんと寺町さんとごとうさんを囲んだ議論を記録したもので 市民派議員を目指す人や根ざす人や仲間を送り出したい人に 読んで実践に備えてもらいたい本である 大前提として《私のことは私自身で決める》 他人に依存しないし委ねない 現在の政治は間接民主主義と言われる 代理人に自分が暮らす環境つくりを任せるという 白紙委任状に近い官僚支配制度に埋もれているから 自分のことすら自分で思うように決められない もしも《私のことは私自身で決める》生き方を選びたいならば 直接民主主義という距離感を目指して歩みださなければならない 市民派政治というのは最終的に参加型の社会をつくることだ それにはどうして行けば良いのだろうかという実践と研究が この本で語られている 徒党を組んが組織票による代議員精度は依存心を掻き立てて 建前として民主主義の看板を掲げているだけで 本音は別の思惑を持っている偽物でしかないということに 気付く必要がある そのために何を学び咀嚼し表現して行けばいいのか 実践から学んだ問題点を洗い出して 具体的な報告と提案がこの本に盛り込まれている

Posted byブクログ