将棋、ヨーロッパを行く の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
彼らの旅は大崎善生の小説「アジアンタムブルー」に生かされているし エッセイ集「編集者T君の謎」の中にも記述されている。 それらが、違った視点でよく分かる本だった。 よくよく考えてみると、彼らが旅をした同時期に私もロンドンにいた。 小説で読む時代は随分と新しい気がするのに、自分で体感したことはもう遠い昔だ。 客観的な時代の捉え方と、体感する時の流れは違うのだろう。
Posted by
将棋に興味をもって20年ですが棋力はサッパリ向上しません。実は最も興味があるのは将棋そのものではなくその周辺、まさにこの本のような将棋に携わる人々の逸話です。その点からは充分満足のできる一冊でした。
Posted by
- 1