シュタイナー・コレクション(7) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
もう十年以上前になるが、シュタイナーの本をいくつか読んでみたものの、まったく理解できず、そのままになっていた。 そして哲学に出会い、その関連でこの本を手にとった。 今ここで気づいたことは、以前はシュタイナーの言っていることを頭だけで理解しようとしていたのだなと。 芸術に触れることと同じように、感性で触れることが必要だったのだと、ようやく分かったように思う。 この本を読んだ一番の目的は「色彩」について勉強するためだったのだが、私は知識を得たというより、色彩を「体験」できたのではないだろうか。 「この色はこういう意味であり、あの色はこういう意味である、というのではないのです。色彩が色彩そのものとは別な何かを意味しているというのではなく、色彩と共に生きられるかどうかが問題なのです」 そのほか、色による太古の思い出の話、シュタイナーのゲーテについての考察などが興味深い。 ただ全く想像のつかない部分も多く、シュタイナーのほかの本を読む必要を感じた。
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