チョコレート・アンダーグラウンド の商品レビュー
小学校六年間、この本をテーマにして読書感想文毎年書き続けた。読みやすく、映画を観た後のようにスカッとする終わりで最高。大人へのちょっとした反抗を感じている人におすすめ。
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健全健康党の施策によりチョコレートが禁止された世界。ハントリーとスマッジャーは、権利と自由を取り戻すためチョコレートの密売を始める。 選挙に行かないとこうなるぞ、ということを分かりやすく物語化した作品。過度な抑圧は逆に革命のきっかけとなる、という教訓も学べる。 童心に戻りワクワ...
健全健康党の施策によりチョコレートが禁止された世界。ハントリーとスマッジャーは、権利と自由を取り戻すためチョコレートの密売を始める。 選挙に行かないとこうなるぞ、ということを分かりやすく物語化した作品。過度な抑圧は逆に革命のきっかけとなる、という教訓も学べる。 童心に戻りワクワクしながら読むことができた。最近アレックスシアラーを知り読み始めて3冊目、ほかの作品も読んでみたい。
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アレックス・シアラー好きになったきっかけの本。チョコレートのために子どもたちが革命を起こす!…って、なんとも児童書らしいストーリーだが、他のシアラー作品にも見られるように社会的なメッセージが込められている。読めば胸が熱くなって走り出したくなるような小説。 ☆勝手にイメソン Be...
アレックス・シアラー好きになったきっかけの本。チョコレートのために子どもたちが革命を起こす!…って、なんとも児童書らしいストーリーだが、他のシアラー作品にも見られるように社会的なメッセージが込められている。読めば胸が熱くなって走り出したくなるような小説。 ☆勝手にイメソン Believer(イマジンドラゴンズ)
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とても面白かった! バレンタインが近いということで、チョコレートの出てくる話を友達にオススメしてもらって読んだ。 まず、装丁がワクワクする!チョコレート色が基調になっていて、本文の文字色までチョコレート色。目次や登場人物紹介が横書きになっていておしゃれ。求龍堂という出版社の本を読...
とても面白かった! バレンタインが近いということで、チョコレートの出てくる話を友達にオススメしてもらって読んだ。 まず、装丁がワクワクする!チョコレート色が基調になっていて、本文の文字色までチョコレート色。目次や登場人物紹介が横書きになっていておしゃれ。求龍堂という出版社の本を読むのは初めてかもしれない。 チョイ役かと思っていたキャラクターが後で意外な活躍を見せたり、ストーリーに起伏があってハラハラしながら読めるし、翻訳も読みやすい。ページ数は多いがサクサク読める(リンゴさくさく気分を!)。小学校高学年くらいから、大人まで楽しめると思う。読んだ大人は、ちゃんと選挙にいかなければ!と思うことだろう。「甘党」という言葉がこれほど胸に響いたことはなかった。 この本を読んでいるときにスーパーのチョコレート売り場に行ったら、種類も豊富でパッケージもきれいで、夢のようだと感じた。実在のチョコレートもたくさん出てきて(もちろん日本のチョコではないのだが)注もしっかりついているので、チョコレートがすごく食べたくなる。チョコレートを食べまくりながら読んでしまった。一方やたらプルーンが迷惑そうに出てくるので、逆に食べたくなった。
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映画版より。 長編に部類されるが、映画にはなかった会話や動きがあって良い。割とサクサク読める。 ハントリーとスマッジャーが対照的な性格であることも面白い要素の一つ。
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児童書だしサクッと読めるでしょ と思ってたら… 翻訳本が久しぶりでちょっと苦戦… 少年とおばさんの冒険物語で 最後はスッキリ!!! チョコレートが食べたくなる! プチ断食中に読む本じゃなかった とにかく…選挙は行っておこう! 声をあげよう! ってことよね。 小学生…高学年くら...
児童書だしサクッと読めるでしょ と思ってたら… 翻訳本が久しぶりでちょっと苦戦… 少年とおばさんの冒険物語で 最後はスッキリ!!! チョコレートが食べたくなる! プチ断食中に読む本じゃなかった とにかく…選挙は行っておこう! 声をあげよう! ってことよね。 小学生…高学年くらいの子にオススメしたい1冊
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読んでいる間のドキドキ感と、読後のスカッと感が素晴らしい作品でした! トンデモ法は、些細な怠惰の集合によって生まれる、という事がエンタメの中にきちんと示されているのがたまりません。 そして何より、単なる悪を葬る話ではなく、「赦し」があるのが最高です。
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はじめて読んだ名作! これは小中学生のうちにぜひ読んでもらいたい、納得の作品。 政治をひっくり返すラスト、すかっとしました。 チョコレート禁止法、という突拍子もない設定だけど、「チョコレート」を別のものに変えたら、かなりリアルな政治の話になるなー、と思うなど。 選挙に行こうね。...
はじめて読んだ名作! これは小中学生のうちにぜひ読んでもらいたい、納得の作品。 政治をひっくり返すラスト、すかっとしました。 チョコレート禁止法、という突拍子もない設定だけど、「チョコレート」を別のものに変えたら、かなりリアルな政治の話になるなー、と思うなど。 選挙に行こうね。という話をするのにもいいかも。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
500ページの本があっという間に読み終わっちゃった。普通の少年2人がちょっと勇気をふりしぼることで自由と正義を手に入れていくラストに、わたしまで勇気をもらった。少年が世界を変えていく姿に、晴れやかな気持ちにさせられた。「すべて人にチョコレートを!!」というセリフがとても印象的。もし健康健全党が政権を握っちゃったら生きている意味が無くなっちゃうかも。わたしは、チョコレートのために戦えます。笑
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期せずして「一九八四年」に続きディストピア小説。しかし児童向けなのでラストは後味良し。 健全健康党がなぜ政権を取れたのか、という主人公の疑問に対し、誰もこんな馬鹿げた政党が当選するなんて思わなかったし開票にも行かなかった、と母親が説明していた。そんなバカな、と一笑に付すことがで...
期せずして「一九八四年」に続きディストピア小説。しかし児童向けなのでラストは後味良し。 健全健康党がなぜ政権を取れたのか、という主人公の疑問に対し、誰もこんな馬鹿げた政党が当選するなんて思わなかったし開票にも行かなかった、と母親が説明していた。そんなバカな、と一笑に付すことができないほど説得力があった。 子ども向けらしく、尋問にも耐え、再教育キャンプに送られても正気を保っていたり、かなり運任せの杜撰な革命計画だったりするが、スリル満点のワクワクさせられる展開でぜひ子どもの頃に読んでいたかった小説。
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