「平和」の歴史 の商品レビュー
平和と簡単にいうが、…
平和と簡単にいうが、作るのは難しくて壊すのは簡単である。
文庫OFF
[ 内容 ] 悲しいことだが、古今東西、人類の歴史は戦争の連続であった。 有史以来、世界で戦争がなかった年はわずか十数年だという学者もいる。 戦争の原因は、さまざまなかたちの欲望や他国に対する恐怖心への対抗などであったが、それでも、世界のすべての人が平和を希求し、さまざまな手法で...
[ 内容 ] 悲しいことだが、古今東西、人類の歴史は戦争の連続であった。 有史以来、世界で戦争がなかった年はわずか十数年だという学者もいる。 戦争の原因は、さまざまなかたちの欲望や他国に対する恐怖心への対抗などであったが、それでも、世界のすべての人が平和を希求し、さまざまな手法で模索し続けてきたのもまた事実だ。 この現実の矛盾する構造は、二一世紀の現在も基本的に変わっていない。 本書は、過去から現在まで、人類がどのように平和に取り組み、それがどう成功し、どう失敗してきたかをテーマごとに考察し、その中から現代の国際政治がいかにして平和の確立を図るべきか、ヒントを探ろうとする試みである。 [ 目次 ] 「念仏では平和は維持できない」 軍事と政策の平和史 領土と国境の平和史 諜報と工作の平和史 人望と交渉の平和史 お詫びと貢ぎ物の平和史 信仰と憎悪の平和史 理解と無理解の平和史 開戦と終戦の平和史 理論と実践の平和史 国際機構と協力の世界史 日本は「平和」にどう貢献するのか [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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戦争がなかったのはわずか十数年とゆう人類史の中での平和がいかに築かれ壊されたかを書きながら平和への手段を考察する。
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