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文法と音声(4) の商品レビュー

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2015/08/17

言語研究の中には実に色んな分野がある。その中でも文法と音声は古くから研究の対象となっているのであるが、この2つの分野の研究者の中には、互いの分野がとても苦手だという人も少なくない。つまり、文法研究者の人は音声のことが苦手で、音声研究者の人は文法が苦手なのである。しかし、言語の研究...

言語研究の中には実に色んな分野がある。その中でも文法と音声は古くから研究の対象となっているのであるが、この2つの分野の研究者の中には、互いの分野がとても苦手だという人も少なくない。つまり、文法研究者の人は音声のことが苦手で、音声研究者の人は文法が苦手なのである。しかし、言語の研究はそのように文法、または音声と綺麗に切り離すことが出来ない。例えば、イントネーション研究には、音声だけでなく話者の発話意図等、文法的な見方が必要な部分も存在する。本書はこうした文法と音声を両方概観することが出来る論文集である。自分の研究をより豊かにしたい、複眼的な研究を行いたいと思っている方には、その入り口としてもお勧めしたい。 (ラーニング・アドバイザー/人社 KIM) ▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=865505

Posted byブクログ