シーラという子 の商品レビュー
子ども達の心の闇を助…
子ども達の心の闇を助ける、トリイ。情緒障害児に対して、心からぶつかっていく姿がそこにはあります。児童虐待や、家庭環境の悪化は、今の日本人にとって、他人事では無いのでは?筆者は、情緒障害児教室や福祉施設などでの体験をもとに、数々のノンフィクションを著し、世界中に大きな感動を巻き起こ...
子ども達の心の闇を助ける、トリイ。情緒障害児に対して、心からぶつかっていく姿がそこにはあります。児童虐待や、家庭環境の悪化は、今の日本人にとって、他人事では無いのでは?筆者は、情緒障害児教室や福祉施設などでの体験をもとに、数々のノンフィクションを著し、世界中に大きな感動を巻き起こしています。 世界では注目されているのに、なぜ日本では問題視されないのでしょうか。 ぜひ、子どもと関わる全ての方によんでもらいたい作品です。
文庫OFF
情緒障害児教室の先生…
情緒障害児教室の先生が書いたノンフィクション小説です。その教室にはさまざまな問題を抱える子供たちがいて、そのほとんどが虐待を経験していた。そこで出会った一人の女の子シーラと先生のやりとりが描かれています。実話なので、読んでいて辛いなと感じるところもあります。虐待の酷さ、それが与え...
情緒障害児教室の先生が書いたノンフィクション小説です。その教室にはさまざまな問題を抱える子供たちがいて、そのほとんどが虐待を経験していた。そこで出会った一人の女の子シーラと先生のやりとりが描かれています。実話なので、読んでいて辛いなと感じるところもあります。虐待の酷さ、それが与える身体、精神への影響をひしひしと感じる物語です。
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心身に深い傷をもち、…
心身に深い傷をもち、ある思想に基づき決して泣かない6歳の少女のお話。内容は重いのだが、シーラとトリイのやり取りに引き込まれ、一気に読み終わってしまう。後半の虐待に関する描写はかなり生々しいが、その描写があってこそシーラとトリイの言葉一つ一つに重みが加わっていく。
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トリイヘイデンは障害…
トリイヘイデンは障害児学級の先生。シーラはIQ180とすごく高かったけど虐待を受けてまともな環境で育つことができなかった。シーラは決してしゃべろうとせず、泣きもせず、何かをやらせようとすると怒り狂い金切り声をあげて大暴れする子ども。トリイとすごす時間の中で心身に虐待による深い傷を...
トリイヘイデンは障害児学級の先生。シーラはIQ180とすごく高かったけど虐待を受けてまともな環境で育つことができなかった。シーラは決してしゃべろうとせず、泣きもせず、何かをやらせようとすると怒り狂い金切り声をあげて大暴れする子ども。トリイとすごす時間の中で心身に虐待による深い傷を負っていることが分かる…。シーラが受けた虐待がどれほどのものだったのか。これが実話だということに更にショックを受けました。
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一時的な愛情を抱くこ…
一時的な愛情を抱くことは可能でも、その愛情を途切れることなく長期間にわたって対象に与え続けることは困難に近い。それを、トリイ・ヘイデンはやってのける。彼女の苦悩や憤りも伝わってくるが、やはり読後に感じるのはまっすぐな愛情。
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作者でもあるトリイは…
作者でもあるトリイは、あらゆる障害児教室から見放された自閉症や強迫神経症の子供たちを集めた教室の先生で、そこに入ってきた一人の少女シーラとの、出会いから別れまでを書いた本です。かなり重たい内容だったけど、ノンフィクションと聞いて、よけいビックリ。シーラの魅力に引き込まれて、あっと...
作者でもあるトリイは、あらゆる障害児教室から見放された自閉症や強迫神経症の子供たちを集めた教室の先生で、そこに入ってきた一人の少女シーラとの、出会いから別れまでを書いた本です。かなり重たい内容だったけど、ノンフィクションと聞いて、よけいビックリ。シーラの魅力に引き込まれて、あっという間に読めますが、心が痛くなる本です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
虐待された女の子と、教育心理学者の著者(シーラにとっては先生)とのノンフィクションです。 僕が持っているのはおぞましい表紙のハードブック版で、昔父の本棚にあったのを見て以来ずっと気になっていたんです。その頃は絵が怖くて読んではいけない本かと思っていました。今はこういう絵、すごく好きです。 抱きしめたいとかキスしたいとか歌詞とかでよく見る言葉ですけど、実際盛ってるよな~と今まで思っていました。あるいは性欲とか。でもこの本を読んで、人は言葉で相手を癒せないと知った時、抱きしめたくなるものだなあと思いました。 著者と一緒にシーラを抱きしめたくなるシーンが沢山出てきます。「そんなことない」って言ってあげたいけど、シーラにとっては無駄な言葉だとわかるから、せめて側にいることを体温と鼓動とで知らせてあげたくなります。 しかも傷ついた心を癒すだけではなくて、癒してくれた存在と「さよなら」するところまでシーラが成長しているのが感動です。 続編の「タイガーと呼ばれた少女」はまだ読めていないので是非読みたいですね。
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2022.10.18 何で神様は彼女にこんな試練を与えるのか… という環境にいる女の子の急成長から目が離せませんでした。 その勇敢な姿がとても胸をうちます。 幸せになってほしい。
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これはヘヴィですぜ。(2004.7.17HPの日記より) ※2004.7.2弟からプレゼント 2004.7.17読書開始 2008.1.19売却済み
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シーラという6歳の女の子の話。はじめは、とても特殊学級のクラスに入れないだろうと思っていた子だが、とんでもない。ものすごいIQのもちぬしであった。作者、トリイもはじめはてこずっていたが、心からシーラを思いやっている姿から、シーラも心を開いていく。 しかし、悲劇がシーラをおそう。途...
シーラという6歳の女の子の話。はじめは、とても特殊学級のクラスに入れないだろうと思っていた子だが、とんでもない。ものすごいIQのもちぬしであった。作者、トリイもはじめはてこずっていたが、心からシーラを思いやっている姿から、シーラも心を開いていく。 しかし、悲劇がシーラをおそう。途中で涙が出そうになるのを、シーラがかわいそうで、しばらくページを進めるのをためらったぐらいだ。ひさしぶりに深夜まで読み続けて、眠くて仕事がはかどらなかったぐらいよい本だった。
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