シーラという子 の商品レビュー
教室で起こるドラマは涙する程に優しく、胸を締め付けられる程に痛い。シーラとシーラを取り巻く人々の変化は、私の変化でもあった。 個別支援級や障がい児の見方が変わった。トリイのような教師になりたい。
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中学の時に買ったものを再読。子ども、人には、様々な生き様、体験があるのだと改めて思った。その体験から人にどのような影響を与えるのかも。 一番読んで印象に残ったのは別れへのシーン。 続編も読みたい。
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障害児教室から見放された子供たちを受け持つトリイのクラスに、6歳にして傷害事件を起こしたシーラが送られてきた。 艶のない髪、敵意剥き出しの目。決して喋ろうとせず、泣きもしない。 知的障害児と思われたシーラに高い知能が備わっていると気づいたトリイは、彼女の為に尽力するが……。 貧...
障害児教室から見放された子供たちを受け持つトリイのクラスに、6歳にして傷害事件を起こしたシーラが送られてきた。 艶のない髪、敵意剥き出しの目。決して喋ろうとせず、泣きもしない。 知的障害児と思われたシーラに高い知能が備わっていると気づいたトリイは、彼女の為に尽力するが……。 貧困と虐待に傷ついたシーラと、満身創痍になりながらも彼女に手を差し伸べ続けたトリイ。 ふたりが深い絆で結ばれてゆく姿を描いたノンフィクション。
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「私は泣いた あなたは待っていてくれた 私の涙がすべて 歓びに変わるまで」 わずか6歳にして 3歳の子に火をつけるという 犯罪を犯した少女シーラ。 州立病院に空きができるまで 彼女は巡り巡って トリイのクラスへやってきた。 敵意に満ちた目。 絶対に見せ...
「私は泣いた あなたは待っていてくれた 私の涙がすべて 歓びに変わるまで」 わずか6歳にして 3歳の子に火をつけるという 犯罪を犯した少女シーラ。 州立病院に空きができるまで 彼女は巡り巡って トリイのクラスへやってきた。 敵意に満ちた目。 絶対に見せない涙。 固く閉ざされた心。 献身的な教師と少女の成長を描いた感動のノンフィクション。 *** まるで物語のよう。ノンフィクションでありながら、とても読みやすいです。 ボロボロの少女、シーラの成長を願わずには読めないこの1冊。シーラが嬉しそうな場面ではどこでも、私まで嬉しくなってしまいました。
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読書を始めるきっかけになった本。 児童虐待や発達障害など重いテーマのノンフィクションだけど、シーラとトリイの絆が眩しすぎて、読後はとても優しい気持ちになれる。
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年に数回とても興味を引く本に出会うが、これはその一冊。情緒障害の女の子と教師の話。続編を早く読みたいと思った。
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先に「タイガーと呼ばれた子」読んでしまったので、大まかな流れはわかっていたし、その後のシーラがどのように成長していったかもわかっていたが、とても面白く読めた。 シーラとトリイがどのようにして信頼関係を築いていったのかがよくわかる。 なかでもすごいと思うのが、トリイが自分のエゴに近...
先に「タイガーと呼ばれた子」読んでしまったので、大まかな流れはわかっていたし、その後のシーラがどのように成長していったかもわかっていたが、とても面白く読めた。 シーラとトリイがどのようにして信頼関係を築いていったのかがよくわかる。 なかでもすごいと思うのが、トリイが自分のエゴに近い怒りの感情をそのまま書いていて、さらにそれが間違えだったと素直に認めている過程まで細かく書かれているところに、トリイの人間性が表れていてとても好感が持てた。
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壮絶な話。たった6歳でここまでの不幸を担わないといけないなんて…。 日本でも最近は、虐待のニュースをよく見る。みんな愛に飢えていて、愛し方を知らないのだ。悲しい。 この本は、離れ離れになるところで終わったが先生がいなくなってからが、シーラの頑張りどころだ。その後が知りたい。ぜ...
壮絶な話。たった6歳でここまでの不幸を担わないといけないなんて…。 日本でも最近は、虐待のニュースをよく見る。みんな愛に飢えていて、愛し方を知らないのだ。悲しい。 この本は、離れ離れになるところで終わったが先生がいなくなってからが、シーラの頑張りどころだ。その後が知りたい。ぜひ幸せになっていてほしい。
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フィクションであってほしいと思ってしまう。小さな少女が今まで生きてきた人生と新しく知る普通の人生。 心を閉ざしたシーラが教室に打ち解けていく様子。ホッとしたのに…タイガーに続く。
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言葉により暴力により虐待された少女。しかし、彼女は知的障害者ではなく天才的な子だった。障害者学級を受け持つ著者が彼女の心を少しずつ開かせていく。 子供って本当に傷つきやすいんだなあ。小さいころから、少しずつ少しずつ色んな事を学んでいくんだなあ。「ありがとう」とか色んな言葉をどう...
言葉により暴力により虐待された少女。しかし、彼女は知的障害者ではなく天才的な子だった。障害者学級を受け持つ著者が彼女の心を少しずつ開かせていく。 子供って本当に傷つきやすいんだなあ。小さいころから、少しずつ少しずつ色んな事を学んでいくんだなあ。「ありがとう」とか色んな言葉をどういう時に言えばいいのか、教えてあげなければ言えるようにならないんだ。
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