シルミド SILMIDO の商品レビュー

白東虎(著者),鄭銀淑(訳者)

映画とは内容が違うので注意。

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これは映画『シルミド』の原作の邦訳です。表紙を見ると映画の内容を想像しますが，映画とは内容が違います。正確に言うと，映画の内容は原作のごく一部分だったのです。当然こちらの方が原作ですので映画の方が脚色された内容だということになります。そうはいっても、本書に書かれているこの作者の経歴とそれにまつわる内容の方が『シルミド』での壮烈で悲惨な内容を上回っている、という点でこの原作の方が面白いかもしれません。韓国に対してこんな別な部分からの切り込み方があるんだ、と私はこの本を読んで感じました。

2020/07/02

実話に基づいている。

先に映画で観たのか、本を読んだのか覚えていないけど多分映画が先だと思う。というのも、結構シリアスな感じの宣伝だったので期待して見たら、なんだか雑な作りで消化不良だった。本だとそんなことなく読めた。

2009/10/04

同名映画のノベライズというか原作という感じですが、映画よりも登場人物個人の設定がはっきりしていて、なかなか深かったです。先日「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」でこの映画のシーンのモノマネをする奴が登場して、少しだけ注目を集めた、かな？これはあくまで小説なので、史実とは異なっているようです。