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神の手 の商品レビュー

2.9

22件のお客様レビュー

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2024/09/28

BSテレ東 吉岡里帆主演 森村誠一氏絶賛!! 大型新人デビュー作! 「破壊的な才能の登場に瞠目するばかりである」(森村誠一氏)。電子出版で圧倒的支持を受けた大型新人のデビュー作を文庫化。失踪した作家志望の女性をめぐる不可解な事件の数々とは。(解説・大森 望)

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2024/02/19
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ものすごいものを読んだと思った。オカルトか?と思うような節があるも、あの二人が手を組めばできると予想しつつ、来生恭子と幼児誘拐事件がどう絡むのか、はたまた絡まないのか、どう転ぶのか全然わからない小説だった。読み応えがあった。

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2024/01/24

とにかく読みにくい。 主観がコロコロ変わるからか? 小説がテーマだからか、 自分の文章に陶酔し過ぎでは。 特に会話パート。 恭子のディテールに拘り過ぎていて 途中ストーリー展開が雑な気が。 うーん。

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2023/12/16

『殺人者』が面白かったので、筆者・望月諒子さんのデビュー作を読んでみた。幼児誘拐事件を追うルポライター・木部美智子が友人のフリージャーナリスト・高岡真紀から話題の小説が盗作である可能性を知る。さらに盗作の裏に、オリジナル作者・来生恭子殺害があるかも?最後100ページぐらいは、あっ...

『殺人者』が面白かったので、筆者・望月諒子さんのデビュー作を読んでみた。幼児誘拐事件を追うルポライター・木部美智子が友人のフリージャーナリスト・高岡真紀から話題の小説が盗作である可能性を知る。さらに盗作の裏に、オリジナル作者・来生恭子殺害があるかも?最後100ページぐらいは、あっという間に読破したが、それまではちょっと読みにくかった。

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2023/08/26

フリーライター木部美智子シリーズの一作目。 読み友さんからおススメされたシリーズもの。 電子出版で大ヒット、話題を呼んだ大型新人のデビュー作・待望の文庫化!とのことで期待高まるも、かなり読みにくかった…(^◇^;) なんだろう?文学的っぽい感じ?の視点や描写、考察なんかがちょ...

フリーライター木部美智子シリーズの一作目。 読み友さんからおススメされたシリーズもの。 電子出版で大ヒット、話題を呼んだ大型新人のデビュー作・待望の文庫化!とのことで期待高まるも、かなり読みにくかった…(^◇^;) なんだろう?文学的っぽい感じ?の視点や描写、考察なんかがちょいちょい挟まれて書かれてるからかな〜? やっと面白く読み進められたのは3/4程も過ぎた辺りから。 なかなかに根気を強いられましたが、おススメされたシリーズなので頑張りましたw 筋立ては面白いと思えたし、シリーズ2作目は連続猟奇殺人事件らしいので、続けていってみたいと思います!w

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2023/05/29

犯人は薄々わかっている。中盤あたりで。 登場人物にもイマイチ入り込めない。 処女作ということで、次に期待したい。 木部美智子を主人公にしたシリーズがあるが、この作品ではこの主人公の人となりが余り立っていなかったような気がするのだが。

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2023/03/21
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構成的にも、なかなか面白い作品だった。 「読みづらい」と言うレビューをちょこちょこ見かけたが、恐らく同じ段落の中で主語が変わるところあり、「彼」や「彼女」が登場人物の誰を指すのかか分かりにくなってしまっているのではないか。 また、今回メインになっていることと木部が追っていた事件がたまたまリンクしただけで、もしもこの事件を木部が追っていなければ気が付かなかったと思われる。偶然の産物。まぁ、その辺りが小説的というか映画的ではある。 少し古い作品であり、春からのドラマがそれをどう現代に合わせるのか、楽しみである。

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2023/03/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

TVドラマ化されると知って原作も探して読んで見た。この著者のデビュー作との事であるが、読みにくい小説であった、時系列も分かりにくいし、今誰が喋っているのかも分かりにくい、辻褄が合わない事や放ったらかしの事もある、これは余程しっかりした脚本家でないとドラマにならないかも知れない、だが上手くいけば極上ミステリーになるかもしれない。だがこの作家の次作を読むかと言えば遠慮しときますというレベル。結局ある編集者が作家志望の女性を陵辱したという話でその女性が精神に異常を来たし殺人事件を起こしたと言うありきたりな小説。

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2023/01/23
  • ネタバレ

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小説という「怪物」に呑み込まれてしまった一人の女性と、その燃えたぎるような情熱と夢に魅せられてしまった二人の男性の話 だったと思います この作品が木部美智子シリーズの第一作であると同時にデビュー作と知って納得 文章から火傷しそうなほどの「熱」が伝わってくる作品でした 「小説を書くとは心の中に怪物を一匹飼うこと。その存在により書き続け、そしてそれに喰い尽くされる。」 彼女は自らの怪物に喰い尽くされてしまったのかもしれない 次第に精神を病み 現実と妄想の境目がわからなくなっていく 深淵を覗いてみたい その結果 彼女は何を得て何を失ったのだろうか たとえ「神の手」を持っていても情熱と夢だけでは小説家にはなれない 遅かれ早かれ彼女は自滅していただろう もしも何かを生み出す もしくは創り出すことが 心の中に怪物を飼うことなのだとしたら それを上手に飼いならすことこそが 「神の手」を持つ資格なのかもしれない (やってみたかったという理由で 殺人の正当化はできないし 最後まで なぜ? という疑問が残る なぜ 彼女は 見も知らぬ子どもを誘拐し 殺さなければならなかったのか? 怪物のせいだと? 神の手に唆されたとでも? 神はそんなにも残酷なのか?) 人は自己崩壊や狂気への憧れから逃れられない それこそが「怪物」の正体かもしれない

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2022/11/12

望月諒子のデビュー作品にして、後のライフワーク的キャラクターとなるフリーライター木部美智子シリーズの一作目。 失踪した作家志望の来生恭子が物語のキー。彼女を担当していた文芸編集者誌の編集長、彼女の書いた小説を自分が書いたとと語る謎の女性、その主治医。そして別な事件を追うフリーライ...

望月諒子のデビュー作品にして、後のライフワーク的キャラクターとなるフリーライター木部美智子シリーズの一作目。 失踪した作家志望の来生恭子が物語のキー。彼女を担当していた文芸編集者誌の編集長、彼女の書いた小説を自分が書いたとと語る謎の女性、その主治医。そして別な事件を追うフリーライターの木部美智子。 サスペンスホラーの様相を呈した感もありながらのミステリー。 複数の登場人物の視点から語られるストーリーは絡まりまくって、どこに向かっているのか見通しが立たず、中々ストーリーに入り辛いし、荒削りな感はある。 ただ著者の作品の特徴は一度ギヤが入るとそのままラストまでのスピードが落ちないところはこの作品でも味わえた。

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