廃墟ホテル の商品レビュー

デイヴィッド・マレル(著者),山本光伸(訳者)

2018/08/19

「廃墟」という言葉に惹かれて、10年位前に買って積んでた本。ジャケ買いだったわけだけど、結構アタリだった。ドラマ「24」みたいな時間毎の章立てになっていて、とても読みやすい。…のですが、舞台となっているホテルの構造が分かりにくい、というか、分からなかった。今どの階段を登っているのか、どの部屋にいるのか。まあ、分からなくてもいいか、と開き直って読みました。手に汗握るシーンの描写はよくできていて、本当に映画を観ているよう。内容はホラーかと思えば、アクション映画。そんなに驚くようなオチがあるわけではないけれど、読後感は量も含めてそれなりに満足。楽しかったです。

2017/12/23

途中から建物の構造が把握できず
位置関係とかわけわからんくなってた
設定はありがちな感じ。
するする読んだ。
さんざ引っ張った猫やネズミは特に活躍せず…

2015/03/29

クリーパー（廃墟探索者）たちが遭遇する恐怖…小説「廃墟ホテル」ホラーというよりサスペンス
http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2014-11-27

2011/12/24

ゴーストタウンに建つ「パラゴンホテル」は廃墟と化していたが、打ち壊しの前にコンクリン教授らは探検を行う
地下に巣食うネズミやネコが不気味
しかし、探検隊と彼らを襲う強奪者グループとの攻防はいきなり「お宝発見」のエピソードとホテルの住人「ロニー」の出現でB級ホラーに。
映画なら面白いかも

2011/12/08

久々のホラーかとちょっと期待。ミステリーだったが、よくできていたのはランボーの原作者だけある。映画にすると結構いけるのでは、という感じ。

2010/01/31

廃墟ホラーかと思ったのですが、違いましたね。サスペンス感のある物語で面白くはあったけれど、怖くはなかった（苦笑）。ただしあの人の登場はやや唐突すぎて、多少怖い気もしました。存在意義がいまいちよく分からないところも、怖いといえば怖い。
覗き見オーナーの部分はもうちょっと掘り下げて欲しかった気もするなあ。もっとどろどろの怨念がまつわりついててもよかったかも（結局そっち方面かい！）。でもこれ、派手なサスペンスアクション映画にしたら面白そうな雰囲気だなあ。

2009/10/04

「サイレントヒル」のような世界観？真っ暗な中を懐中電灯の明かりだけを頼りに進んでいく。廃墟と化した学校、病院、団地を探検したくなります。でも、怖くていけないだろうけど…。団地といえば「サイレン2」が印象的。外に出ようと部屋のドアを開けたら、下から上がってくる屍人の懐中電灯の明かりが見えた時の恐怖は忘れられない。ガーンガーンガーンって鳴るし。この作品でも主人公のバレンジャーがこの音を聞いていました。まあとにかく、朽ち果てた建物、うごめく異形の生物、惨劇の痕跡と横たわる死体、そして暗闇…ホラーとしては申し分ない状況設定なのですが…。

2009/10/04

久しぶりにこの手の小説を読みました。超自然的なホラーかと思わせて二転三転するプロットに懐かしさを憶えました。

2009/10/04

登場人物もセリフも雰囲気もメリケン映画！展開もB級映画っぽくておもしろいです。でもちょっと読むのが疲れたかな。