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クリスマス・プレゼント の商品レビュー

3.7

125件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    45

  3. 3つ

    33

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

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2019/06/14

ディーバーの短編集。20〜30ページのものがほとんどですが、どれもが綺麗な設定で最後にきちんと落とす、ひとつひとつが短篇とは思えない仕上がりです。余りに綺麗な落としに思わず読み直したり、本当にどっぷりディーバーの世界に浸かりました。「身代わり」「三角関係」「釣り日和」「パインクリ...

ディーバーの短編集。20〜30ページのものがほとんどですが、どれもが綺麗な設定で最後にきちんと落とす、ひとつひとつが短篇とは思えない仕上がりです。余りに綺麗な落としに思わず読み直したり、本当にどっぷりディーバーの世界に浸かりました。「身代わり」「三角関係」「釣り日和」「パインクリークの未亡人」が特に好み。後味の優しいものもあるけれどやっぱりブラックが似合うと思います。表題作はリンカーンライムシリーズのひとつで、またちょっと違った読み応えがありました。16編全て、しっかりと楽しめて素晴らしかったです。

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2019/06/05

ジェフリー・ディーヴァーの作品だったので。 長編のどんでん返しのすごさからいって 短編も面白いだろうなと予想してはいたが、 予想以上に面白かった。 いつもの登場人物に入れ込めるシリーズ物も好きだが、 色の付いてない人たちが出てくるのもニュートラルに読めて良かった。 なので、ラ...

ジェフリー・ディーヴァーの作品だったので。 長編のどんでん返しのすごさからいって 短編も面白いだろうなと予想してはいたが、 予想以上に面白かった。 いつもの登場人物に入れ込めるシリーズ物も好きだが、 色の付いてない人たちが出てくるのもニュートラルに読めて良かった。 なので、ライムたちが登場した作品が、話としては面白かったが、 墨絵の世界に絵の具をぶちまけたような違和感があったことは否めない。 自分としては、一番面白かったのは「三角関係」かな。

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2019/06/04

「ドンデン返しの達人」による、最初の短編集。 まだその手練れは熟していないというか、ドンデンというよりは皮肉っぽい。膝あたりまでの落とし穴、ぐらいの感じ。殺しとかストーカーとか陰惨な話が多くて、その辺もちょっとどうかな。 表題作はリンカーン・ライム物。

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2018/11/25

"16の短編集。ジェフリー・ディーヴァーさんの作品を初めて読む。映画化されたボーンコレクターは、好きな作品の一つだが、原作者を意識したことはなかった。 本書に収められているいずれの作品もひねりのきいた作品ばかりで、最後まで読まないと、どんなお話になるかがわからない。 私...

"16の短編集。ジェフリー・ディーヴァーさんの作品を初めて読む。映画化されたボーンコレクターは、好きな作品の一つだが、原作者を意識したことはなかった。 本書に収められているいずれの作品もひねりのきいた作品ばかりで、最後まで読まないと、どんなお話になるかがわからない。 私の好きな作品は、「ノクターン」。現代のおとぎ話のような心温まる作品。 リンカーン・ライムさんが主人公のシリーズを読み始めてもいいかと思った。"

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2018/11/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

全編を通じて、最後にどんでん返しがある短編集。 よくある、最後の一行で驚く、系ですが、 これぐらいの短編でも十分に楽しめます。 素直に終わらないのは固定として、1回だけでなく2回ひっくり返るような話もあり 今回はどのパターンかと想像して読むと楽しいです。

Posted byブクログ

2018/10/09

頂きものです。外国作家のミステリは初。長編作家のショートショートは一気読み。ビジネスに続きこちらでも新しい領域へのきっかけをもらいました。ハマる深さは未知なれど先ずはこの作家の作品に手を付けます。ありがとうございます。

Posted byブクログ

2020/06/24

手練れた作者でさえも、大どんでん返しのカタルシスを味わうには、そこそこ長めの文章が必要だと痛感させられた作品です。

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2017/12/27

短編なのに全てに違ったどんでん返しがあって面白かった。いつも短編集に感じる物足りなさがなかった。 短くても騙されて面白い、さすがディーヴァー! 『サービス料として』『身代わり』『三角関係』『ノクターン』『クリスマスプレゼント』『パインクリークの未亡人』『ひざまずく兵士』が良かっ...

短編なのに全てに違ったどんでん返しがあって面白かった。いつも短編集に感じる物足りなさがなかった。 短くても騙されて面白い、さすがディーヴァー! 『サービス料として』『身代わり』『三角関係』『ノクターン』『クリスマスプレゼント』『パインクリークの未亡人』『ひざまずく兵士』が良かった。 あまり好きじゃない短編集で、16本のうち7本も気に入るとは…本当に大満足♪

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2016/05/28

どんでん返しがあると知人にオススメされて読んだ本。 海外モノは遠のきがちなのだが、ボーンコレクターの作者と知り前のめりで読んだ。 短編集で訳者も複数。 訳によって雰囲気が違ってくるね。

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2018/10/15

ジェフリー・ディーヴァーの短編集。表題作は書き下ろしでリンカーン・ライムが主人公。 どの短編も読者の予想を裏切る結末。叙述モノもあるしハートウォーミングもあるし、痛快なものもあるし、そりゃひでえっていうものもある。 「クリスマス・プレゼント」 これがリンカーン・ライムもの 「ノ...

ジェフリー・ディーヴァーの短編集。表題作は書き下ろしでリンカーン・ライムが主人公。 どの短編も読者の予想を裏切る結末。叙述モノもあるしハートウォーミングもあるし、痛快なものもあるし、そりゃひでえっていうものもある。 「クリスマス・プレゼント」 これがリンカーン・ライムもの 「ノクターン」 は良い話だけど、予想を裏切るという展開はない。音楽に詳しい警官の機転、その機転を良い感じに見逃してあげる上司。 「サービス料として」 これがホントに記憶に残ってなかった。 と思ったら、これが面白い。犯罪者を最後に大逆転で陥れるラスト。精神治療というシリアスな導入、精神障害者による犯罪。どうすんだよ、これと思わせて…という構成も良い。

Posted byブクログ