甲子園への遺言 の商品レビュー
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野球好き、スポーツ好きの方に是非是非読んでいただきたい。 氣力の威力を示す生き方を最期までされ、受け継がれる美しさ、強さが描かれている。 野球界の一部の変遷も分かり、読んでいてみるみる引き込まれていった。 〝圧倒的な人間〟の生き様を感じられる。
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私は野球というスポーツに特別な興味も無いし、どちらかというと苦手な方です(「嫌い」という意味ではないので注意)。 あるきっかけで NHKで放送されたドラマ「フル・スイング」を観て、その原作(?) となった本書を読んでみた次第。 ドラマの方は結構脚本の手が入っている事がわかった...
私は野球というスポーツに特別な興味も無いし、どちらかというと苦手な方です(「嫌い」という意味ではないので注意)。 あるきっかけで NHKで放送されたドラマ「フル・スイング」を観て、その原作(?) となった本書を読んでみた次第。 ドラマの方は結構脚本の手が入っている事がわかったけど、でも読んでみて良かった。
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大変感動しました。これがノンフィクション本か、という感じです。生きているうちに、高畠さんのことを知れて本当に良かった。最期まで明るく振る舞っていた高さんには、やはり「氣力」を感じました。頑張って生きようと思いました。皆さんも読んでみたらいいと思います。 2016.6.22.
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この話はプロ野球のバッティングコーチとして、我が敬愛する千葉ロッテの前身のロッテオリオンズを中心に活躍した高畠さんの自伝のような本です。 少し前にNHKで「フルスイング」というタイトルでドラマ化もされましたが、私はこれを観ることができなかったので、前情報は無い状態で読みました。結...
この話はプロ野球のバッティングコーチとして、我が敬愛する千葉ロッテの前身のロッテオリオンズを中心に活躍した高畠さんの自伝のような本です。 少し前にNHKで「フルスイング」というタイトルでドラマ化もされましたが、私はこれを観ることができなかったので、前情報は無い状態で読みました。結論からいうと1日で全部読み切りましたが、久しぶりに超感動して最後は涙が止まりませんでした。 私も野球をやっているので、野球の話が中心で話が入りやすかったこともあるでしょうが、高畠さんという方の夢をあきらめない者へ全力でサポートする姿勢に感激しました。コーチ時代は選手のためになることであれば何でもやってみるという創造力や研究心に本当に感銘を受けました。そこで、究極ともいえるべき子供の人間力の育成をすることが自分の使命と思い、バッティングコーチとしての確固たる地位を捨て、通信教育で教員免許を取得し、高校教諭に転身する生き様は格好いいの一言につきます。 そこで、高校生の人間育成だけでなく、高校野球監督として甲子園で全国制覇するという目標をもって邁進するのですが、高校教諭になって1年余りで癌に侵され、かえらぬ人となってしまうのです。しかし、全国制覇の夢はかないませんでしたが、1年の高校教諭生活では持ち前のコーチィング術で野球部だけでなく多くの生徒や他の先生達に影響を与え、人間力の育成では成果をあげていただけに、本当に惜しまれる死となりました。 氣力という言葉の大事さを子供たちにも是非、伝えたいと思う心に残る一冊でした。
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60歳を前にプロ野球のコーチから高校教師に転身し、甲子園出場を目指すも癌に倒れた高畠導宏さんの生涯をまとめたノンフィクション。 年齢に関係なく、常に好奇心目標を持っていた高畠さんの生涯は見習わなければならないと思った。
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http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2129663 , http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=276217X
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24・12・22 古橋 この物語は一人の野球コーチの物語ですが、野球に限らず現代のスポーツ指導者に読んで貰いたい一冊です。 コーチと言えばとかく技術のスキルやノウハウを伝え、どうしても均一化した指導になりがちだが主人公の指導はあくまでも個性を伸ばし自信をつけさせ、その選手の持って...
24・12・22 古橋 この物語は一人の野球コーチの物語ですが、野球に限らず現代のスポーツ指導者に読んで貰いたい一冊です。 コーチと言えばとかく技術のスキルやノウハウを伝え、どうしても均一化した指導になりがちだが主人公の指導はあくまでも個性を伸ばし自信をつけさせ、その選手の持っている潜在能力を引き出す所にあると思います。元々プロ野球に入ってくる選手は天才の集まり。そう言った選手の能力を信じ長所を徹底的に伸ばす事で選手にもやりがいを感じさせる。 指導した選手の中には歴代の名選手や現在も活躍している選手が多々実名で登場し、興味深く読めました。 晩年教師になり、そう言った指導方法で高校野球児を育て「行く行くは甲子園」の夢半ばで病魔に倒れた主人公の無念さは計り知れないでしょう。
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名打撃コーチだった高畠さんの生涯の伝記です このかたは元中日の監督だった落合さん・メジャーリーガーのイチロー などものすごい顔ぶれの門下生がおられる凄いコーチの方です そんな凄い方が晩年にあまたのプロ野球団からの誘いも断り 50代半ばで高校野球の指導者をこころざし 59...
名打撃コーチだった高畠さんの生涯の伝記です このかたは元中日の監督だった落合さん・メジャーリーガーのイチロー などものすごい顔ぶれの門下生がおられる凄いコーチの方です そんな凄い方が晩年にあまたのプロ野球団からの誘いも断り 50代半ばで高校野球の指導者をこころざし 59歳で高校教師に本当になり甲子園を目指す物語です。 のちにドラマ化もされています。 色々と読んだ野球の本ではこの本が一番色々と読書の後色々と考えさせられました 野球に限らずスポーツが好きな方には本当にお勧めです。
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伝説の打撃コーチを育てた「高畠導宏」の生涯を追った一冊。 一言でいうと「熱い」。 生きていくこと、生きるという意味を突き付けられた。 「才能とは、逃げ出さないこと」 「平凡のくりかえしが非凡になる」 格言として胸にとどめた。
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ドラマ「フルスイング」になった。理想の人間像、指導者を見た感じ。不治の病に倒れたけどもっともっと活躍してほしかった。本を読んでもドラマを見ても泣ける。
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