がん治療 肝心なのは最初の「選択」 の商品レビュー

田中清高(著者)

2009/10/04

本人または家族の方が、がんと診断または疑いがあると言われた方は、ぜひこの本を読んで、どの病院で治療するかを考えてみてください。
病院しだいで、5年後の生存率や生活の質(QOL:Quality of Life)が変わってくるそうです。

この本は2部構成に分かれており、
第1部は『がん治療は専門病院がいい12の理由』
　いわゆる○○がんセンターといわれるところ。
　知識のある項目は、流し読みしてもらう程度でよいと思います。

第二部は『いい医師の見分け方と、医師との賢い付き合い方』
　この章はしっかりと読んで、現在通院されている主治医、医療設備や医療体制はどうか？
　など、現状と照らし合わせて判断すると良いと思います。
　もちろん、専門病院以外の病院でもしっかりしたところがあるそうです。

トピックス
☆「セカンド・オピリオン」と言って、主治医以外の医師に意見を聞くことは重要なこと。これは是非実施された方が良いと思います。

☆昔は、「モルヒネ」というと良いイメージが無かったそうですが、上手に使うと痛みが殆ど無い(ガンと共に生きる)治療が出来るそうです。

☆「モルヒネ」「抗がん剤」などの薬を服用していると、どんどん医療費が加算しますす。
　「ジェネリック薬」を上手に使用する事により、医療費を抑えられるそうです。