空色の地図 の商品レビュー

梨屋アリエ(著者)

2024/05/29

中学生から見る世界を、忠実に描いている。
私は今大学生だけれど、その当時の記憶を鮮明に思い出すことが出来た。

この本を読むと、小さな森の中に入ったような気分になる。電車の移動でさえ大冒険のように書かれてて、終始かわいさを感じる。
今はただ、懐かしいな可愛いなという感情。
30歳になったらまた全然違う感情で読んでいそうな、未来の私に勧めたい作品。

1番好きなフレーズ
「わたしの空っぽな宝箱には、なにをどれだけしまえるのだろうか…」
中学生は子供から大人へと思考が切り替わる時。戻れるなら戻ってみたい。。

大人が作ってくれた額縁の中に居て、という感覚は今でも感じるし、それを忘れては行けないと思う。
今生きている世界はとても幸せに包まれてて、額縁を外して外に出たら恩返ししたい。

ここからは少しネタバレになってしまうけれど、美凪の心情を描いたシーンも良かった。私はとても恵まれた環境だったから、自分と違う環境の子の気持ちをこの本で学ぶことが出来た。想像するより心苦しくて、理解は100%は出来ないけれど少しでも知れてよかった。

最後に余談
音楽療法。音楽が人にもたらす効果。
面白そう、、、
私の人生もまだまだ長いから、初音ちゃんみたく沢山考えて歩もう。
気持ちがとても明るくなれる作品でした

20歳の私から、30歳の私へ。

2021/05/02

第52回読書感想文コンクール課題図書。

小3の夏休み、親戚の家に預けられているときに一緒に遊んだ泣き虫の美凪を探して会いに行った初音。
美凪は6年経って、すっかり変わっていた。

人を助けることで自分を肯定したり、親の期待にこたえようとしたり、そんな主人公初音のような気持ちって、きっと大なり小なりほとんどの子が持ってる気がする。

路上演奏からクライダー、複雑な親戚関係のほうはよく書かれているけど、ややなんでも詰め込み過ぎな印象。

さらっと読めるので感想文にはよさそうだけど、個人的には初めのワクワク感が後半続かなくて残念。

2019/03/05

2019/3/4 読了。
中学3年の初音と美凪が8才の時に自分に宛てた手紙を受けとる。
小説のポイントじゃないけど小山に住んでたので、もうローカルな地名やら川やら駅やら風景が頭の中でくっきり映像化された。

2013/07/20

こんにちは、みらいのわたし！

8歳の夏休みに未来の自分へ宛てて書いた手紙が、中学3年になった初音のもとに届いた。
書いたことさえ、忘れていた手紙。それを受け取るまでの6年間に色褪せた、人生の楽しさ、まぶしさ、不思議さ。
その向こう側から封印を破るように、あの頃の夏休みの記憶が鮮明に蘇る。ひと夏だけの親友だった《美凪》。
何度も空に向かって投げつけた紙ヒコーキ。小さな手で夏空に放とうとしていたなにか──。

遠ざかる幼い日。目の前に広がり続ける未来。それは真白い地図。

……そしてわたしたちは、どこへ飛んでいくのだろう？

過去の思い出と将来の夢の間で揺れ動く少女たちを描く青春小説。梨屋アリエさんの本は、暑いうちに読んでください。

2011/09/30

みほ、変わったな！！！！！

なんか、あんまり好きじゃない！！！！

はつねの性格びみょ～～～

2019/01/16

爽やか…。
主人公の女の子二人は良かったけど、
この人はちょっと電波入ってる話のほうが好きだな。

2010/05/15

ちょっと前に読んだのであんまり憶えてませんが、中高生向きの本だと思います。
最初はふーん・・・って感じなんですが、私的には結構はまったと思いますｗｗ
私がこの本を見つけたのは図書館でした♪

2010/02/13

何年か前に感想文を書いた本を今、発見！

当時は感動したような気がするんだけどなぁ・・・？

ちらっと見ても、まったく内容思い出せず。
そんなもんだったんでしょうかねぇ・・・

2012/03/14

１５歳の私に８歳の私から手紙が届いて、その頃よく遊んだ友達に会いに行く話

友達だったこのあまりの変わりように笑ってしまいました
相手の気持ちとか自分の欺瞞とかほのかな恋心とか親への反抗とか将来の不安とか
１５歳ってこんな感じか〜まだまだ未来は明るいよなあ　みたいな！

中学生ってお金ないんだなー移動も大変だな・・なんて思いました

この梨屋さんってひとの本は２冊目？か３冊目だけど
イマイチ評価がわからないです。面白いのかそうでもないのか・・つまらなくはない。ので他のもまた読むと思います

2009/10/04

レビューを読んでちょっと期待していたせいか、ふうん、って感じでした。
でもとてもあっさりしていて読みやすい本だと思います。