凍土の約束 の商品レビュー
陸軍軍医であった著者は終戦時朝鮮にいた。 捕虜としてウラル山脈の西エラブカのラーゲリに送られる。 過酷な収容所体験が語られるが、著者の筆致は淡々としていて、あまり悲惨さは感じられない。 そこで出会ったルーマニア人の捕虜と友となった。 彼は1946年に別のところへ移動されることに...
陸軍軍医であった著者は終戦時朝鮮にいた。 捕虜としてウラル山脈の西エラブカのラーゲリに送られる。 過酷な収容所体験が語られるが、著者の筆致は淡々としていて、あまり悲惨さは感じられない。 そこで出会ったルーマニア人の捕虜と友となった。 彼は1946年に別のところへ移動されることになり、出発前に訪ねてきた。 生き残って婚約者に渡して欲しいと金の指輪を託される。 せっかく1990年にルーマニアから手紙が届いているのに 全部は読めなかったらしく・・・・ それにしてもその時連絡を取らなかったのはなぜかよく分からない。(指輪を紛失してしまったことの負い目をこの本では隠されているのかもしれない。) その後連絡が取れ、2002年8月再開することができたが・・・・ 10月に死去されてしまった。
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