あの戦争は何だったのか の商品レビュー
旧日本軍のメカニズム…
旧日本軍のメカニズムの説明から入り、太平洋戦争の開戦から敗戦までの流れを概括することができる本。どれほど、無謀な戦争に突入していったかということがよくわかる。
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太平洋戦争の大まかな…
太平洋戦争の大まかな流れがわかる。陸軍の対立や政府内の対立も描かれており、どれだけいい加減な体勢で戦争に臨んでいたか、どれだけの大切な命を無駄に失わせたかがよくわかる。
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勉強になります。やは…
勉強になります。やはり歴史は肯定と否定の意見両方を勉強しなきゃいけませんね。ちなみにこの本は否定の意見で、書かれています。
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だが、中身としては微…
だが、中身としては微妙。大きな文字だし読みやすいことは読みやすいのだが、その分内容が薄くなってしまった感じがする。ミッドウェー海戦、ガ島、インパール作戦などの個々の記述が薄い薄い。表面をなぞっているだけ。
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忘れちゃならない過去!
太平洋戦争について、何故戦争に至ったのか?といった背景も含めて説明した一冊。著者の意見に対し賛否両論ありますが、どちらが正しいということではなく、一方向に偏らないように歴史を学ぶことが重要かと。
mari
同名の別の書籍が話題になってこちらの本を知り、読んでみた。 勉強になった。どこで何を間違ったのか。誰が何をしていたら回避できていたのか、答えを出すのは非常に難しいと改めて感じた。軍の地位を上げ過ぎたことが問題のようには思うけど。
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2025/12/19 保阪正康「あの戦争は何だったのか」 「太平洋戦争の総括」を日本はしてこなかった。[塩野七生氏]『失敗の本質』が名著と言われる。作戦の反省はあるが、『開戦』の総括はない。80年を経ると、やむを得なかった論が勢力を増やしてくる。 天皇の責任など幾つかのタブーを乗...
2025/12/19 保阪正康「あの戦争は何だったのか」 「太平洋戦争の総括」を日本はしてこなかった。[塩野七生氏]『失敗の本質』が名著と言われる。作戦の反省はあるが、『開戦』の総括はない。80年を経ると、やむを得なかった論が勢力を増やしてくる。 天皇の責任など幾つかのタブーを乗り越えてキチンとした総括が大事。出なければ、世代が変わるとまた同じ失敗を繰り返す。 1.国民皆兵 S19年800万人/人口7,500万人 うち職業軍人は5万人=超エリート 2.2・26事件(S11) 天皇親政を求めた青年将校 天皇の厳命で鎮圧するも、以降「テロの恐怖」「軍部の圧力」が社会を覆う 3.軍部大臣現役武官制 広田弘毅首相 軍の政治力 視野狭窄の軍部指導者 4.軍人勅諭・ 戦陣訓S16年01月東條英機が示達 「生きて虜囚の辱めを受けず、死して罪禍の汚名を残すこと勿れ」 →多くの軍人・兵士を玉砕に追い詰めた サイパン・沖縄 5.南進の選択 関東軍特種演習は目くらまし(ゾルゲが通報) 海軍にも対米英強硬論者 石川信吾 富岡定俊 岡敬純 「石油備蓄不足」=実態は『機密』として隠蔽 →全体戦略作れない 5.戦争を始めても 「どう終わらせるか?」はなかった→無責任 ⇒戦略はなし 戦術のみ
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改めて、太平洋戦争を学びなおす。戦争を始めて導いたのは、海軍のほうであったという視点に納得させられました。右傾化する日本を想定して、日本人の陥りやすい陥穽をとらえなおしておかなければならないと思います。
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太平洋戦争における、日本国内の混沌がよく理解できる。 日本という国の体質が、ありありと描かれている。 理念もなく、戦略もなく、戦術だけを考える。戦術も場当たり的で、最終的には精神力だけで乗り切ろうとする。 国際政治には、3つのPが重要と言われる。Philosophy(哲学)、...
太平洋戦争における、日本国内の混沌がよく理解できる。 日本という国の体質が、ありありと描かれている。 理念もなく、戦略もなく、戦術だけを考える。戦術も場当たり的で、最終的には精神力だけで乗り切ろうとする。 国際政治には、3つのPが重要と言われる。Philosophy(哲学)、Paradime(物の見方)、Policyである。戦後日本の政治は、Policy専攻で、アメリカの言いなりになってきた。哲学もパラダイムもないから、一貫した戦略を取れない。 しかし、この本を読んで、元々日本人には、日本にはそういう体質があったのかもしれないと気付かされた。 また、天皇親政による過剰な右への傾倒は、こうした奢りや暴走を招くものなんだなぁ、、としみじみ。
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前掲とほぼ同名の新書だが、こちらは刊行が20年前に遡る。著者の世代も二世代ほど差があり、それは戦争を対象化する視線に現れる。本書では戦争をどう語るかよりも、やはり直接的に「何のための戦争だったのか」を(その説明の不在も含めて)検証するオーソドックスな構成となっていて、「大人のため...
前掲とほぼ同名の新書だが、こちらは刊行が20年前に遡る。著者の世代も二世代ほど差があり、それは戦争を対象化する視線に現れる。本書では戦争をどう語るかよりも、やはり直接的に「何のための戦争だったのか」を(その説明の不在も含めて)検証するオーソドックスな構成となっていて、「大人のための歴史教科書」という副題に沿う作りである。 しかし一方で気になる点もいくつかある。冒頭の広島原爆碑の文言に主語がないとする批判は、今日では右派の戦後民主主義批判の定番であるが、本書の内容はあくまで戦前から終戦までであり、戦後の日米関係も含めた射程は見られず、言いっ放しのように感じてしまう。 海軍悪玉論の根拠とされる「石油備蓄量の隠蔽」は、では実際にはどれ程確保できていたかという答え合せがない。史実としては末期には松の根から油を取らねばならぬほど石油が不足したわけで、これを持って海軍が開戦を促したと結論するのは厳しい。
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