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項羽と劉邦(下) の商品レビュー

4.3

131件のお客様レビュー

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「約を破って楚軍を追…

「約を破って楚軍を追撃するのだ」。常に慎重な態度を崩さなかった白面の謀士張良が語る乾坤一擲の策。後の世で太公望と並んで「大軍師」とされる張良ですが、漢軍を勝たせるためとはいえ、陳平も真っ青の詐略を献策するとは…。しかし、結果は張良の言う千載一遇のチャンスを逃さなかった劉邦軍の勝利...

「約を破って楚軍を追撃するのだ」。常に慎重な態度を崩さなかった白面の謀士張良が語る乾坤一擲の策。後の世で太公望と並んで「大軍師」とされる張良ですが、漢軍を勝たせるためとはいえ、陳平も真っ青の詐略を献策するとは…。しかし、結果は張良の言う千載一遇のチャンスを逃さなかった劉邦軍の勝利に終わる。自らの雄をたのみ、配下の者の献策を入れることをしなかった項羽の自業自得といえばそれまでですが…。百戦百勝の項羽がなぜ負けて、百戦百敗の劉邦がなぜ勝ったのか。人望とは何か。全編を通して様々なことを考えさせられる作品です。

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この巻では有名な「背…

この巻では有名な「背水の陣」、「四面楚歌」が読めます。そして、とうとう劉邦jが項羽を破ります・・・・

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とても面白いです。さ…

とても面白いです。さすが司馬遼!って感じです。この本を読んだら間違いなく韓信のファンになります。「股くぐり」なんて普通の人間では出来ません。私は吉川英治「三国志」の後にこれを読みましたが、趙雲ファンから韓信ファンに寝返りました。

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項羽と劉邦の戦いは劉…

項羽と劉邦の戦いは劉邦の勝利に終わった。劉邦の人格・人望は天下に値するものです。一方、項羽は人格としては一部問題がありましたが、最期の覚悟は潔く、また死に様は同情させられるものでした。史上稀有な二人であることは確かです。

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ボクが愛する項羽と劉…

ボクが愛する項羽と劉邦。対象的な二人が紡ぎだす歴史はとても興奮します!中国史が好きな人にはかなりお勧めです!!!

文庫OFF

2026/02/28

項羽軍と劉邦軍の駆け引き、人間模様にひきつけられました。“この人物、このまま上手くいくかと思えば、どんでん返し、奈落の底に突き落とされる”こんな場面もあり、ドキドキものでした。 劉邦は絶体絶命の危機に陥って弱音を吐くも、周りに助けられる運命。人の使い方の心得があると言いましょう...

項羽軍と劉邦軍の駆け引き、人間模様にひきつけられました。“この人物、このまま上手くいくかと思えば、どんでん返し、奈落の底に突き落とされる”こんな場面もあり、ドキドキものでした。 劉邦は絶体絶命の危機に陥って弱音を吐くも、周りに助けられる運命。人の使い方の心得があると言いましょうか。韓信の実力、張良の先見の明、目を見張るものがありました。 一方項羽は断然強いのに、他人の心が見えにくいのが残念。項羽の虞姫を想うあふれるばかりの気持ち、悲しくなりました。“虞や虞や若を奈若せん”高校のとき覚えたなぁ。“劉邦に負けたのではない”という叫びが描かれている場面は、忘れられません。 劉邦の性質は“虚心”という言葉で表されていました。私は、虚心坦懐の言葉が好きなですが、常日頃そのような心持ちでいることはなかなか難しいです。 司馬遷の『史記』等を典拠に、項羽と劉邦その他の人物が生き生きと描かれた小説を読むことができ、大満足です。 作者あとがきに、本作品のはじめのタイトルは「漢の風 楚の雨」とありました。こちらも、情感にあふれ情景が思い浮かぶ、素敵なタイトルだと思いました。 (2026.2.25読了)

Posted byブクログ

2025/12/30

cotenラジオで取り上げられていた+司馬遼太郎ということでチャレンジ。 作品中一貫して項羽と劉邦の2人の違いが明確に書かれていた。自身の武や価値観を絶対のものとして天下を狙う項羽(力は山を抜き、気は世を覆うという言葉にそれが如実に現れている。てかこの言葉カッコ良すぎでしょ)と...

cotenラジオで取り上げられていた+司馬遼太郎ということでチャレンジ。 作品中一貫して項羽と劉邦の2人の違いが明確に書かれていた。自身の武や価値観を絶対のものとして天下を狙う項羽(力は山を抜き、気は世を覆うという言葉にそれが如実に現れている。てかこの言葉カッコ良すぎでしょ)と武などなく自分の欲求を優先しつつも周りの人間の意見を素直に聞き助けられながら結果的に天下を取ってしまった劉邦。そして誰もが項羽の天下を取ると思っていた(読者だけでなくおそらく項羽自身が1番思ってたと思う。)それがいつのまにか形成が逆転し劉邦のものになっていたという結末にも驚かされた。 劉邦は意識していないが作品中何度も語られていた劉邦の力というのが「周りの声に耳を傾ける姿勢」と「自身の価値観に縛られずに周りの意見を採用すること」だった。それを象徴するように劉邦の周りの人間の背景や性格の描写などは項羽のものよりも多く濃いものだった。人の集団ができる以上、色々な人間がいて、それぞれの人間には歴史やドラマがあって、それがあるから考え方や能力もそれぞれで。その様々な人材を必要な所で複合的に活用して行くことで英雄と呼ばれる絶対的な個人でも生み出せない力を発揮することができるのではと感じた。現代でも会社組織やスポーツでも同じことを言われるがこの物語は、それを出来る人と出来ない人の究極の典型だった気がする。(漫画でもこういう二項対立はよくあるが、この物語が元祖でしょ) 二項対立や登場人物の魅力もあってあまり飽きずに3巻読むことが出来た。ただ司馬遼太郎の竜馬が行くほどの感動は何故かなかったのでこの評価。(同じ作者だと作品同士を比較してしまいがち)

Posted byブクログ

2025/09/12

コテンラジオでも取り上げられた事もあり、キングダムの後の世界、司馬遼太郎。これは読むしかないと思い手に取る。 正統な猛将項羽と頼りないが周りの人物に助けられ大きくなっていく劉邦の対象できな動きが面白い。私の中国歴史感を強化してくれたなぁと思う。 中国では「楚漢戦争」と呼ばれて...

コテンラジオでも取り上げられた事もあり、キングダムの後の世界、司馬遼太郎。これは読むしかないと思い手に取る。 正統な猛将項羽と頼りないが周りの人物に助けられ大きくなっていく劉邦の対象できな動きが面白い。私の中国歴史感を強化してくれたなぁと思う。 中国では「楚漢戦争」と呼ばれている 四面楚歌 虞美人 背水の陣 国士無双 捲土重来 先ず隗より始めよ 等故事も多く生まれた話。

Posted byブクログ

2025/08/18

紀元前の話がこれだけの逸話と共に残っていて言葉や教訓としても現在まで伝わっていることに感銘を受けた。あとがきにあった、この後のアジア地域の停滞の背景が気になる。

Posted byブクログ

2025/08/07

物語の終わりが項羽の最期、壮絶だったけれど、締めくくりには良かった。覇王別姫のシーンも読むことが出来ました.人間味のある魅力的な人物が多く描かれていて引き込まれる。印象に残るシーンが多いです。 劉邦に仕える韓信の強さが際立っていて、独立心があれば「項羽と劉邦と韓信」もあったのでは...

物語の終わりが項羽の最期、壮絶だったけれど、締めくくりには良かった。覇王別姫のシーンも読むことが出来ました.人間味のある魅力的な人物が多く描かれていて引き込まれる。印象に残るシーンが多いです。 劉邦に仕える韓信の強さが際立っていて、独立心があれば「項羽と劉邦と韓信」もあったのでは、と想像してしまう。 人間の魅力とはなにか、この長編を読みながら終始考えさせられました。

Posted byブクログ