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東京ゲスト・ハウス の商品レビュー

3.1

55件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

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  3. 3つ

    27

  4. 2つ

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2011/04/06

読みやすかった。登場人物、角田さんの書く人間くさいダメな感じがすごく好き。 生き方も恋愛感もどの人にも全くもって憧れない(笑) でも読めるのが不思議。

Posted byブクログ

2011/02/01

角田さんの文章は読みやすくて、ぱーっと読めちゃいます。 たくさんの人が、こんなの本当の自分じゃないーって思いながら生きてるんだろうな。 旅して、そんな状況から抜け出して。で、その後が大切なんですかね。 あぁ旅したい♪

Posted byブクログ

2011/01/07

そんなに、たくさん読んでいるわけじゃないけれど、読み始めてしばらくは、村上春樹だーとひたすらに思いました。終わりに近づくにつれ、村上春樹的でないなと、思ったのだけれど。 角田光代から、村上春樹を連想するなんて、思いもよらなかったから、ちょっと面白かった。比較されてりしてるのか、気...

そんなに、たくさん読んでいるわけじゃないけれど、読み始めてしばらくは、村上春樹だーとひたすらに思いました。終わりに近づくにつれ、村上春樹的でないなと、思ったのだけれど。 角田光代から、村上春樹を連想するなんて、思いもよらなかったから、ちょっと面白かった。比較されてりしてるのか、気になるところ。 それにしても。旅!旅したい!どこかへ、身軽にぽーんと行ってしまいたい。このゲストハウスでもいいの。安定とは無縁の世界と風のにおい。冬はさむいけど。

Posted byブクログ

2019/01/16

主人公のアキオを始め、「ゲスト・ハウス」に住む人、アキオのアルバイト先の人々、どの人として、共感できる人物がいませんでした。そういう小説も珍しいです。共感はできませんでしたが、お話としては、読み進めるだけの魅力があり、あっという間に読み終わりました。

Posted byブクログ

2019/01/16

旅から帰ってきてから読みました。思ったほど共感できる部分が少なかったような。中上紀さんのあとがきの中に、良い言い回しがあったので、そっちのほうが心に残ったかも。

Posted byブクログ

2010/07/06

さくさくとテンポよく読めましたが共感できる部分がほとんどなく、なんだか珍しい読書体験をした気分です。 主人公のアキオが身を置くことにしている環境が私には受け入れ難くて、ふうん、と遠く感じたまま終わってしまった。 国内の出来事の話なのに、暮林さんの家の中とその周囲はなんだか異国の風...

さくさくとテンポよく読めましたが共感できる部分がほとんどなく、なんだか珍しい読書体験をした気分です。 主人公のアキオが身を置くことにしている環境が私には受け入れ難くて、ふうん、と遠く感じたまま終わってしまった。 国内の出来事の話なのに、暮林さんの家の中とその周囲はなんだか異国の風情です。 私も旅行は嫌いではなくむしろ好きですが、旅が好きで好きでたまらない人にとっては旅というのは麻薬みたいなものみたいなんですかね。すごいななんか。 登場人物がみんな濃かったー。

Posted byブクログ

2010/04/30

角田さんの作品は、すごい自分を重ねてしまう。 読んでる途中でスーパーに行って、思い出したときに、なんか現実のような(…は言いすぎだけど)、けどそんな気持ちになる。 重ねやすいって思ってたけど、そういう気持ちに気づけたこれ。

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2016/07/31

この人は私にとって当り外れがあるのですが、この作品は当りの方でした。 普段の生活に疲れ、自分探しの放浪の旅に出て、結局は自分を見失う旅になってしまった青年。東京に帰ってきても、ゲストハウスもどき暮らし。そこは、どこか旅の続きのよう。どこで旅を終わらせれば良いのか判らなくなった彼は...

この人は私にとって当り外れがあるのですが、この作品は当りの方でした。 普段の生活に疲れ、自分探しの放浪の旅に出て、結局は自分を見失う旅になってしまった青年。東京に帰ってきても、ゲストハウスもどき暮らし。そこは、どこか旅の続きのよう。どこで旅を終わらせれば良いのか判らなくなった彼は。。。 結局は地に足をつけた状態で、自らを再発見することによって旅を終わらせるのです。 角田さん自身、旅好きなのでしょうか、妙にリアリティを感じさせる(と言っても私には本当なのかわかりませんが)物語でした。

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2009/12/24

人を見る基準が皆無である、というのはかなりのストレスである。 しかし君も旅をしてたならわかると思うけど、どうして外人てどうしてあんなにばかでかい荷物をせおってんのかね、寝袋だスニーカーだのぶらさげてさ。

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2009/10/04

ずーっと3分の2くらいの所あたりで読まずに置いてあって、タイ帰国後にまた読んだ。 バックパッカーが、放浪帰国後も日本で同じようにゲストハウスでぐーたらして、 そこで感じた人との繋がり方や旅で感じたものを主人公目線で書かれている本。 バックパッカーの元彼を思い出した。 なんか最後...

ずーっと3分の2くらいの所あたりで読まずに置いてあって、タイ帰国後にまた読んだ。 バックパッカーが、放浪帰国後も日本で同じようにゲストハウスでぐーたらして、 そこで感じた人との繋がり方や旅で感じたものを主人公目線で書かれている本。 バックパッカーの元彼を思い出した。 なんか最後の3ページが自分の昔の気持ちとちょっと重なって泣きそうになったね(笑) 旅を経験しないと【私の知らない場所の話しなんて聞きたくない、私が聞きたいのは、あんたが何を見たかってこと】 【私のいない場所で、たった一人で何を見て、どう思ったかってこと】て気持ちになるの凄く分かる気がする。 自分もバックパックで旅行して、初めて見える違う世界があった。この本に昔の自分を見た。

Posted byブクログ