ブランド・ハイジャック の商品レビュー
読書は、今ある課題意識に合致しているか否かでインプットの質が全く違うことを改めて実感。その時々の課題意識によって良い本か悪い本かの読後感想が変わる。 これは、少ない時間で効率的に本を読むためにはもう一度頭に置いておこう。 この本は本来のマーケティングとはどうあるべきか、今の時代...
読書は、今ある課題意識に合致しているか否かでインプットの質が全く違うことを改めて実感。その時々の課題意識によって良い本か悪い本かの読後感想が変わる。 これは、少ない時間で効率的に本を読むためにはもう一度頭に置いておこう。 この本は本来のマーケティングとはどうあるべきか、今の時代にはどうあるべきかを教えてくれる。しかし、難しい課題である。
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■ブランド・ハイジャック A.企業はブランドは自らが作り出すものと考えているが、今やブランディングの主導権は消費者の手に移っている。洞察力、想像力のある消費者が、口コミなどにより、製品の大ヒットを後押ししているのだ。これを「ブランド・ハイジャック」と呼ぶ。 B.大企業は、全て...
■ブランド・ハイジャック A.企業はブランドは自らが作り出すものと考えているが、今やブランディングの主導権は消費者の手に移っている。洞察力、想像力のある消費者が、口コミなどにより、製品の大ヒットを後押ししているのだ。これを「ブランド・ハイジャック」と呼ぶ。 B.大企業は、全てを管理しようとして、ブランド・ハイジャックに失敗する。だが、時折、成功する企業もある。例えばP&G は、歯の美白製品を新発売するに当たって、従来のマーケティング手法を使わずに、きめ細かな消費者主導型のマーケティングを実施した。その結果、この製品は、P&G でここ20 年間の最も成功したブランドとなった。
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資料としてはおもしろい。真似は出来ない。ブランドは消費者が創るもの、というのは嫌というほど良く分かるようになる。
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この本に方法論とか汎用性を求めるのは必ずしも正解ではないのでしょうけど、ケーススタディ→一般化という流れできちんと書いてあるので、とても内容を吸収しやすいです。 例えば、楽天レシピとクックパッドの話(下記リンク)とかも、この本を読むと読むときの視点が増えていろいろわかるようにな...
この本に方法論とか汎用性を求めるのは必ずしも正解ではないのでしょうけど、ケーススタディ→一般化という流れできちんと書いてあるので、とても内容を吸収しやすいです。 例えば、楽天レシピとクックパッドの話(下記リンク)とかも、この本を読むと読むときの視点が増えていろいろわかるようになった気がします。 ▼メディアの存続にとって必要なのは「金」か「カルチャー」か http://invizi.net/subject:60 例えばわたしは↑の事例で出てくる「金」と「カルチャー」を、 本書の内容にあてはめて、 「金」=お金というインセンティブで予め作られた、それを使う「意味」 「カルチャー」=ユーザー達が独自に形成した、それを使う「意味」 こう置き換えてみました。 本書を読んで、ポイント(お金)もらえる方がいいじゃん! って一概に言えないかもなぁ、と思うようになりました。 これってサービスを作る側にたつときに重要になってくる視点だと思う。
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この本に方法論とか汎用性を求めるのは必ずしも正解ではないのでしょうけど、ケーススタディ→一般化という流れできちんと書いてあるので、とても内容を吸収しやすいです。 例えば楽天レシピとクックパッドの話(下記リンク)とかも、この本を読むと読むときの視点が増えていろいろわかるようになっ...
この本に方法論とか汎用性を求めるのは必ずしも正解ではないのでしょうけど、ケーススタディ→一般化という流れできちんと書いてあるので、とても内容を吸収しやすいです。 例えば楽天レシピとクックパッドの話(下記リンク)とかも、この本を読むと読むときの視点が増えていろいろわかるようになった気がします。 ▼メディアの存続にとって必要なのは「金」か「カルチャー」か http://invizi.net/subject:60 例えばわたしは↑の事例で出てくる「金」と「カルチャー」を、 本書の内容にあてはめて、 「金」=お金というインセンティブで予め作られた、それを使う「意味」 「カルチャー」=ユーザー達が独自に形成した、それを使う「意味」 こう置き換えてみました。 本書を読んで、ポイント(お金)もらえる方がいいじゃん! って一概に言えないかもなぁ、と思うようになりました。 これってサービスを作る側にたつときに重要になってくる視点だと思う。
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かつてはマーケターが絶対的な力を持っていたが、時代の変化と共に消費者が力を持つようになった。マスマーケティングで消費者の興味をひくことが困難となり、WEBなどを活用して口コミを広げるなど消費者主体のマーケティング活動を展開せざるをえなくなった。著者は世界で大成功を収めたブランド(...
かつてはマーケターが絶対的な力を持っていたが、時代の変化と共に消費者が力を持つようになった。マスマーケティングで消費者の興味をひくことが困難となり、WEBなどを活用して口コミを広げるなど消費者主体のマーケティング活動を展開せざるをえなくなった。著者は世界で大成功を収めたブランド(ナイキ、スターバックス、アップルなど)を例にあげ、それらがカルト的な要素を持っていることを指摘している。これまでのマーケティング戦略とは一味違う斬新な手法を解説している。
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