天切り松 闇がたり(第4巻) の商品レビュー
3巻までは読んでいて、続刊の存在を知ったのが15年後とは。(´Д` )久しぶりの安吉一味だったけど、こう時の流れを感じてしまう。
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戦争の影さす時代、情に生きた夜盗たちの活躍! 時は昭和9年、戦争への道をひた走る日本。 世の中自体がおかしくなりつつある時に、「人としてのまっとうな生き方」を体現した伝説の夜盗たちの痛快ピカレスクロマン! (アマゾンより引用) あんっまおもしろくなかった(´゚ω゚) ってか、3巻では10歳そこそこだった子がいきなり26歳とかいうから1巻飛ばしてんのかと思った(;・д・) このシリーズのなかでこの巻が一番おもしろくない
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天切り松シリーズ第4弾を読了。先に第5弾(ライムライト)を読んでしまっていたけど、何ら違和感なく楽しめた。 刊を重ねるとともに登場人物も年をとり、その中での人間関係も徐々に変化していく。しかしながら、それぞれのキャラクター持つ魅力は輝きを増し、円熟味さえ感じる事が出来た。大正から昭和初期にかけての良き日本の時代と戦争初期に向かう闇を、物語から垣間見る事が出来る良い作品と思う。
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天切り松シリーズ4作目。 今作は前作から少し年月が経って、松蔵も20代半ば。関東大震災、大恐慌を経て、時代は戦争まっしぐら、という時代。そのためか、全体を通して暗く切ない感じ。目細の親分配下の手練は相変わらず見事だけれど、どこかやり切れない部分が見えて、読んでいるのが苦しくなる...
天切り松シリーズ4作目。 今作は前作から少し年月が経って、松蔵も20代半ば。関東大震災、大恐慌を経て、時代は戦争まっしぐら、という時代。そのためか、全体を通して暗く切ない感じ。目細の親分配下の手練は相変わらず見事だけれど、どこかやり切れない部分が見えて、読んでいるのが苦しくなるくらい。能天気に過ごしている自分に喝を入れられている気分です。
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http://ameblo.jp/tc-tama/entry-10663102587.html (Ameba日記)
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時は昭和に移りまして、青山同潤会アパートがあり、代々木公園が代々木練兵場だった頃。天切り松の話には、やはり毎度吸い寄せられてしまいます。
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天切り松シリーズは泣かせもあるし、肩の力抜いて読めるしで、浅田作品の連作では一番好きです。年に一回ずつくらいは読み直してます。オススメ!
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シリーズ4冊目、積読解除。4巻目の「昭和侠盗伝」で少し、トーンダウンながら、やはり面白い。「粋」とは、「矜持」とは、なにかについて考えさせられます。あまりに自分勝手な事件が多すぎる今、言葉はふるいですが、「義賊」の出現に期待してしまいます。
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相変わらず格好良かったです。しっかりしなきゃなと。 そして昭和初期の日本情勢とかまったく知らない自分に気付きました。恥 当たり前ですが一味がきちんと歳を取っていて少し寂しくもなりました。
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これまでの少年だった天切り松とは違い、昭和になってひとりで仕事をするようになった頃の話。非常に世相とつながりのある話なので(特に相沢事件)、作中で説明はされていますが、この辺りの時期に少し知識があるとより楽しめるかと(あるいは違和感もあるかと……晩年の「神様」があんなだったかは非...
これまでの少年だった天切り松とは違い、昭和になってひとりで仕事をするようになった頃の話。非常に世相とつながりのある話なので(特に相沢事件)、作中で説明はされていますが、この辺りの時期に少し知識があるとより楽しめるかと(あるいは違和感もあるかと……晩年の「神様」があんなだったかは非常に疑問。。。)最後のお紺姐さんの話は好きですが、やっぱり大正期の頃に戻ってきてほしいなぁというのが正直なところ。続編はまた大正期になるらしいので、続きが楽しみです。
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