くうねるところすむところ の商品レビュー

平安寿子(著者)

2011/10/19

楽しく働くっていいなと思える作品。まぁ、あたしには面倒に思えるけどね（笑）
徹男がイラッてする程ダメで、梨央の気持ちがわからーん！話の途中の突っ込みが好き。

棚尾家の地鎮祭で徹男からお祝いに地下足袋もらい、一緒に落語を唱和し笑い合い、家作りに全力を尽くすと心に誓う。

2011/06/11

他の人のレビューを読んで興味を持ち読んでみた。主人公が二人いて（30歳梨央と45歳郷子）交互に話が流れていくところがまず好き。そして主人公がぐちぐちしていないところがまた読んでいて気分爽快になる。期待を裏切らない。若い方の梨央は人生を変えるほど好きになれる人を見つけてある意味幸せだと思う。そして目標に向かってばく進してしまう心意気もとても気持ちよい。楽しくて息つく暇なくどんどん読み進められるお話。また、主人公達の目を通して建築業のやりがいや素晴らしさを教えさせられる（変な押し付けではなく）。読後感最高。とてもお勧めです。

2011/04/28

勢いのように求人情報誌の副編集長から建設業界へ転職した30歳の主人公、梨央と、45歳で押し付けられた社長業をこなす郷子。

業界の話や家を建てるということについても興味深く読め、オンナ2人の生き方もおもしろく、鳶の親方もカッコよく描かれていておもしろい１冊でした。

2010/11/10

あっという間に読める本でした。
編集者から建築現場監督への転職。ま、ちょっと話がうまくいき過ぎじゃない？みたいなところは多々ありましたが、面白かったです。
徹男とうまくいきそうな雰囲気で何より。^^

せめてあと10歳若ければ…こういう転職も考えたかも…若さが羨ましい。

2010/09/26

出てくる女性陣がしゃきしゃきしていていい。腹をくくると本当に女は強い。態度も口も行動も「どーんと来い」になる。こんな時の女性を愛しく思う。そんな本でした。

2010/09/22

面白かった！
でもあたしに建築に関しての知識があったら、もっとおもしろかったのに。
塀のない家ってどんなんだろう？
見てみたいなぁ☆

2010/09/14

平安寿子さんは私の母の世代で、30代前半の私が読むにはまだ少し早いのかなという気がしないでもないのですが、この人の文体がすごく好きです。
こういう女性ユーモア小説って、たまに読むとすごくいい。
肩の力が抜けてほっとする、世の中に必要なジャンルだなと思います。
…なんだけど、文体は好きでも、なんていうかお話の筋は苦手。
だからこの連作集も、途中でだれちゃったかな。

2010/06/11

建築にワクワクするの、同感！女も現場にどんどん踏み込め！
主人公の梨央ちゃんとは同世代でもあり、背伸びしない、そのままの感じをもつ彼女が眩しく見えた。

2010/06/12

建設業に興味をもち（男がらみで！）元居た出版社を退職して町の工務店に就職する梨央と、親の工務店を離婚して女社長になる郷子姫の話。

やあ面白い。建設業に勤務する私には、内情がわかり頷くことあり、疑問に思うことありで楽しめました。仕事小説に恋だ絡んでてあっという間に読め終えてしまいました。

2010/03/20

全くなじみのない建設業界の話だったからとても新鮮。恋愛、仕事、生き方、とても痛快にさわやかに読み終えられた。