てるてるあした の商品レビュー
父母の多重債務のせいで夜逃げを余儀なくされた照美は 一度も逢った事のない遠縁の女性を訪ねて一人佐々良の街へ。 久しぶりの再読だが、ドラマを見た後では初めてで 結構前なんだけれど場面場面が浮かんできた。 いい話なんだけど少々教訓めいてる気がするのは 照美と同じく私もひねくれてる...
父母の多重債務のせいで夜逃げを余儀なくされた照美は 一度も逢った事のない遠縁の女性を訪ねて一人佐々良の街へ。 久しぶりの再読だが、ドラマを見た後では初めてで 結構前なんだけれど場面場面が浮かんできた。 いい話なんだけど少々教訓めいてる気がするのは 照美と同じく私もひねくれてるからかな。 【図書館・再読・8/5読了】
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たまたま同時に借りられた「ささらさや」の後に読んだら続編でした。危なかった〜(;^_^A佐々良での厳しくも温かい人情に触れて成長していく少女が主人公です。後半の久子さんに涙ボロボロでした(T_T)虐待の連鎖って怖い。受けたようにしか返せない。愛情も虐待も。
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ブログにレビューを書きました。 http://yo-shi.cocolog-nifty.com/honyomi/2008/07/post_5ccb.html
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2005.10.24. 「ささら さや」シリーズ。うう、期待してた私が悪かったよ。照代ちゃん、そこまで卑屈にならんでも。それに、ユーレイの正体すぐにわかっちゃたしねぇ。久代さんの最期もあっけなさすぎて。この描写じゃ、サヤもただのぼんやりみたいだ。
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とても不遇な環境もあり、ひねくれた主人公に、共感するところもありつつイライラもしつつ読み進めていったけど、最終的にはすごく読んでよかった一冊。 最初は『ささらさや』を知らずになんとなく借りてきたけど、最初の2話くらいを読んだ後、やっぱり最初から読みたくて『ささらさや』を読了した後...
とても不遇な環境もあり、ひねくれた主人公に、共感するところもありつつイライラもしつつ読み進めていったけど、最終的にはすごく読んでよかった一冊。 最初は『ささらさや』を知らずになんとなく借りてきたけど、最初の2話くらいを読んだ後、やっぱり最初から読みたくて『ささらさや』を読了した後読み進めました。 登場人物が魅力的で、だからこそ、最後は号泣してしまった。 切ないけど暖かいお話。
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これは前作「ささらさや」の続編と言うべきなのか、舞台となる場所は同じです。 事情があって引っ越してきた少女が、街の人たちと触れ合っていく、やはり加納朋子さんらしい、暖かい話です。 「ささらさや」を読んで、好きになった人は安心して読めるのではないでしょうか?
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15歳の春。志望高校に合格し、夢膨らんでいた少女に降りかかった悲劇。 なんと両親が多重債務で夜逃げ! 少女は聞いたこともない場所の1度も会ったことのない遠い親戚の家へ転がり込む羽目に。 出会いと別れ。少女は自分自身のために生き始める これは「ささらさや」の続編になるのかな? ...
15歳の春。志望高校に合格し、夢膨らんでいた少女に降りかかった悲劇。 なんと両親が多重債務で夜逃げ! 少女は聞いたこともない場所の1度も会ったことのない遠い親戚の家へ転がり込む羽目に。 出会いと別れ。少女は自分自身のために生き始める これは「ささらさや」の続編になるのかな? サヤにユウ坊、3人の賑やかなおばぁちゃんたち。 おなじみのメンバーが出てきます。 是非「ささらさや」を先に読んでからどうぞ♪ どっちも、号泣必至だけどね(汗
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加納さんの本3冊目 加納さん面白いかどうかわたしの中ではまだハッキリわからないのですが、これはな~うーん お母さんもお父さんも子どものことを顧みない浪費家で 照代ちゃんの高校の入学金も用意できなくて 借金取りにおっかけられて夜逃げして 照代ちゃんは遠い親戚のおばあちゃんのとこに...
加納さんの本3冊目 加納さん面白いかどうかわたしの中ではまだハッキリわからないのですが、これはな~うーん お母さんもお父さんも子どものことを顧みない浪費家で 照代ちゃんの高校の入学金も用意できなくて 借金取りにおっかけられて夜逃げして 照代ちゃんは遠い親戚のおばあちゃんのとこに居候することになって・・ 知らない土地で知らない人に囲まれて、居候の負い目とか15歳ではたらけるところもなくて、学校行きたくて ってお母さんがほんとひどいんですが それもお母さんの育った家庭環境に問題があってのことなので一概に責められなくて・・ どういう感想がいいのかなあ こどもしろシングルマザーにしろ独居老人しろ、ひとりで生きていくのは大変で、わずらわしかろうがめんどくさかろうが、ひととのつながりって大切なんだなあ・・みたいな うーんあんまり面白くなかったです
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「ささらさや」姉妹編とは言いえて妙。続編という位置づけとは少し違うし、でもかなり関連性はあるし。ただし、「ささらさや」を先に読んだ方がいいのは言うまでもなく。 主人公のひねくれっぷりに、なんだか共感できちゃうなあ。ああ、わかるわかる、と納得してしまって、そして「こういうこと思うの...
「ささらさや」姉妹編とは言いえて妙。続編という位置づけとは少し違うし、でもかなり関連性はあるし。ただし、「ささらさや」を先に読んだ方がいいのは言うまでもなく。 主人公のひねくれっぷりに、なんだか共感できちゃうなあ。ああ、わかるわかる、と納得してしまって、そして「こういうこと思うのは私だけじゃないよなあ」とほっとさせられちゃう。実はどこか似てたのかもね(苦笑)。 ミステリ部分は「ささらさや」に比べると薄めだなあ、と思ったけれど、全編を貫いての「謎」はちゃんと存在してるんだよね。で、物語としては「ささらさや」より好きかもしれない。最終話はあまりにやりきれなかったけれど、けっして嫌な話ではないし。後味もすごく良くて、お薦め!
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とても素敵な本だった。 加納朋子の魅力がたっぷりつまった魅力あふれる本だった。 照代の両親は浪費がひどく、ある日夜逃げをしなければならなくなった。 母親に行くようにといわれた遠い親戚がいるという佐々良という街。 いきなりここで私たち読者はさやと再会することになるわけだけど。 その...
とても素敵な本だった。 加納朋子の魅力がたっぷりつまった魅力あふれる本だった。 照代の両親は浪費がひどく、ある日夜逃げをしなければならなくなった。 母親に行くようにといわれた遠い親戚がいるという佐々良という街。 いきなりここで私たち読者はさやと再会することになるわけだけど。 その街で、少しずつ変わっていく照代。 『ささらさや』の記録を見てみると、なんと、私はこの人の文章が自分の好みではない、なんて書いている!びっくり。 たぶん、あの頃は、こうしたふわふわした雰囲気の文章が苦手だったのかもしれないな。 今は、ものすごく好きで、ものすごく気に入っている。 別にふわふわした雰囲気でもないのだけど、一方的に思い込んでいただけなんだな。 まるで『赤毛のアン』のような雰囲気を持つこの本。 そう、まさに『赤毛のアン』のような美しさ。 照代がしだいに変わっていって成長する様子がほほえましく。そして、最後にわかる大きな秘密。 もう一度『ささらさや』を読んだら印象が違うかもしれない。
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