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タフの方舟(2) の商品レビュー

4.2

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

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タフの方舟〈2〉巻目…

タフの方舟〈2〉巻目です。二面性のあるタフがとても魅力的で、文句なくお勧めです。映画化されても面白いと思います。

文庫OFF

2021/10/29

慇懃無礼というしかないタフの言動。各国、もとい各星の個性的な面々。タフは感じ悪いチートだが、しかし好奇心とバランス感覚があるので、全編通して狂言回し(よりは圧倒的な存在感だが)らしく各章の主人公たちを支える。続きは出ていないようだ。 この手のSFできちんと描かれる各種宇宙人の様...

慇懃無礼というしかないタフの言動。各国、もとい各星の個性的な面々。タフは感じ悪いチートだが、しかし好奇心とバランス感覚があるので、全編通して狂言回し(よりは圧倒的な存在感だが)らしく各章の主人公たちを支える。続きは出ていないようだ。 この手のSFできちんと描かれる各種宇宙人の様態は、常に漫画「COBRA」の絵でイメージされてしまう。最近だと「果ての星通信」も。

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2018/12/25

初期に書かれた短編でのタフは商人=悪どいやつの印象を受けたけど、だんだんとキャラに深みが出て来て面白かった!

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2017/07/06

読み易いし毒も利いていて味のある連作集 表紙   7点末弥 純   酒井 昭伸訳 展開   7点1986年著作 文章   7点 内容 689点 合計 710点

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2016/01/23

最後に非常に重いネタが来たけど、それもよかった。 痛快なタフの旅行譚。斜め上の解決策で問題をばっさばっさと斬る。

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2015/04/07

4/6 読了。 猫が大好きで、人間は猫ほど好きじゃない、慇懃無礼な宇宙商人タフが、数千年前に失われたはずのクローニング技術の粋を搭載した<方舟>号によって、神にも等しい力を手にする。 「守護者」が好き。

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2014/04/16

完結編の2巻です。 えーと、第5話と第6話は、昔に書かれた話ということで、やっぱり、最新作にくらべると、ドキドキは足りない気がします。 それでも、第1話にくらべれば、おもしろいですけどね。 というか、ちゃんと話のおわりにオチがあって、わたし的には、好きなタイプのお話です。 悪...

完結編の2巻です。 えーと、第5話と第6話は、昔に書かれた話ということで、やっぱり、最新作にくらべると、ドキドキは足りない気がします。 それでも、第1話にくらべれば、おもしろいですけどね。 というか、ちゃんと話のおわりにオチがあって、わたし的には、好きなタイプのお話です。 悪徳商人みたいな、惹句がどっかにあって、1巻読んだときは、 「どこが~」 という感じだったのですが、このあたりの作品を読むと、かなりその理由がわかりますねぇ。 で、トリー・ミューンの出てくる話です。 これは、別格におもしろいです。 まあ、このおもしろさは、ストーリーのおもしろさというよりも、トリー・ミューンのキャラクターのおもしろさという気がしますが。 でも、やっぱり、このシリーズの中では、だんとつにおもしろいと思います。 さて、以下、ネタばれありです。 http://asobo.littlestar.jp/rin/2005/08/26/%E9%81%B8%E6%8A%9E%E3%81%9B%E3%82%88%E3%81%A8%E3%80%81%E7%A5%9E%E3%81%8C%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%81%BE%E3%81%86/

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2012/01/24

思わずニヤリとしてしまう会話の応酬だけでなく、 重いテーマも扱われていて、胸を打つものがあった。 タフの本音。トリー・ミューンの決断。 そして、その後の歴史に思いを馳せる、秀逸な幕引きだった。

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2012/01/23

超面白かった。 最終章はSFを超えた人間の本質に迫る内容で、読後なぜか涙が出てしまった。 続編を是非望みます。

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2011/05/29

友人から借りました 1.2まとめてレビュー。  SF。宇宙船物。聖書のネタが満載。  環境戦争。遺伝子操作。宗教。  どこか古臭くて、なんか懐かしいSF。     楽しい話です。  主役は、美形でもなく、猫以外とは接触嫌悪症を発生している、大男で、デブで禿で、馬鹿丁寧な言葉を...

友人から借りました 1.2まとめてレビュー。  SF。宇宙船物。聖書のネタが満載。  環境戦争。遺伝子操作。宗教。  どこか古臭くて、なんか懐かしいSF。     楽しい話です。  主役は、美形でもなく、猫以外とは接触嫌悪症を発生している、大男で、デブで禿で、馬鹿丁寧な言葉を話す、真っ白い肌の中年(か、もっと上?)。肉は食べずに、いつもキノコ料理や、キノコワインを食べたり飲んだりしている。  そして猫をこよなく愛する、抜け目ない商人。  この世界は楽しい。テレパシーを用いて、星を支配してきた牡蠣とか、人口過剰で飢饉に陥るのが明白なのに、宗教理由から生めよ増やせよをやめられない、馬鹿な国とか。  人の悪意から愛猫を失ったタフは、その遺伝子から、猫を蘇らせる。それがタフが方舟を使用した最初の話。でもタフは猫に新しい名前をちゃんと与える。  そして、拾い物の巨大な船の中で、一人と猫数匹で、静かに暮らしている。  その船を利用して、お金を稼ぎながら。

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