魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園 の商品レビュー
素敵なトピアリーの表紙の絵から、 不思議の国のアリスを思い起こすが、 追いかけているのはうさぎではなく、犬。 まず、最初から、 絶対に何があっても、犬を庭園の中に 入れてはいけません。という注意書きの札が。 入っては行けないと言われると、 入ってしまいたくなるのが、常。 やん...
素敵なトピアリーの表紙の絵から、 不思議の国のアリスを思い起こすが、 追いかけているのはうさぎではなく、犬。 まず、最初から、 絶対に何があっても、犬を庭園の中に 入れてはいけません。という注意書きの札が。 入っては行けないと言われると、 入ってしまいたくなるのが、常。 やんちゃな犬のフリッツは、 家を飛び出して、魔術師の庭園へ入ってしまう。 緻密な鉛筆画。 ヘスターさんの家の重厚なソファーの質感や、 ふさふさの芝、生い茂った葉、 魔術師の整然と手入れされた庭の雰囲気など モノクロで見事に表現されている。 最後は、一瞬、どういうこと?となる。 魔術も時間が経てば、元に戻るのか。 不思議で味わい深い絵本。
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モノクロの絵がとてもいいです。 魔術師、ガサツィの庭園はちょっと行ってみたいところ…ですね そして最後に村上春樹訳で驚いた私です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
昨日この本のレビューを読んで是非読んでみたいと思い早速図書館で借りてきました。 ミス・ヘクターからイタズラ好きの犬フリッツとお留守番を頼まれたアラン少年。お昼寝から起きて散歩に出かけたけれど、犬を入れてはいけない庭園にフリッツが迷い込んでしまい慌てるアラン少年。 フリッツは魔術師に魔法をかけられてアヒルにされてしまったのか?それともアランは騙されたのか?ラストは読者の想像に任せるということでしょうか? クッションを噛んで中の綿を出すとか、飼い主をグイグイ引っ張って走り出す所が我が家のワンコに似ていてフリッツが何とも可愛く思えてしまいました。そんなフリッツに振り回されたアラン少年は可哀想でしたけどね。 モノクロの絵も素敵だったし村上春樹さんの訳も良くて大人も楽しめる絵本だと思います。
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実はちょっと村上春樹作品が苦手な私。 過去に読了出来なかった本2冊のうちの1つに、ノルウェイの森があったりします。読書仲間によるところ、ノルウェイの森がダメなら他の作品を読んでみたらいいと幾つかのタイトルを教えて頂きましたが、なかなか気分が乗らず…。そんな中出逢ったのが、この絵本...
実はちょっと村上春樹作品が苦手な私。 過去に読了出来なかった本2冊のうちの1つに、ノルウェイの森があったりします。読書仲間によるところ、ノルウェイの森がダメなら他の作品を読んでみたらいいと幾つかのタイトルを教えて頂きましたが、なかなか気分が乗らず…。そんな中出逢ったのが、この絵本でした。 絵本の訳、これならいけるかもと!とチャレンジしたところ、とても面白かったです。 いたずら好きの犬フリッツ(絵だとブルテリアなので、そりゃーやんちゃな可愛い子だろうな…と想像してニンマリ)と、犬を預かる少年アランの短い不思議な冒険物語。 絶対に犬が入ってはいけない魔術師の庭に、フリッツが逃げ出して入ってしまいます。アランが必死に追いかけるも、見つからない。勇気を出して魔術師に犬を返して欲しいとお願いすると、そこには数羽のアヒルが…。 作者があのジュマンジと同じ方ということもあって、短いながら色んな想像を掻き立てられました。最後の最後でアランの帽子を咥えてきたフリッツ。あの帽子の意味は、どっちなのか。意見が分かれそうですが、私はフリッツ自身が家まで持ってきた派ですかね。 犬が出てくるの作品なので、犬が嫌なめに合っていたら辛くて読めないなーと思いましたが、そんなこともなく(?笑)。いたずら好きで噛みつくけど、飼い主にも少年にも愛されているフリッツが、私も愛おしかったです。犬は噛んでも、悪い子でも可愛い。人間の愛情がきちんと犬にも伝わっている良い作品でした。 犬と暮らしている方は是非。
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この終わり方は想像がふくらむなー! 細かく書き込まれた白黒の絵と、タイトルや見返しからわくわくするかんじ。
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72冊目『魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園』(クリス・ヴァン・オールズバーグ 作、村上春樹 著、2005年9月、あすなろ書房) 1979年に出版された、オールズバーグの処女作。魔術師の庭へと迷い込んでしまった少年アランとダメ犬フリッツ。彼らの体験する不思議な出来事が描かれた絵本。...
72冊目『魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園』(クリス・ヴァン・オールズバーグ 作、村上春樹 著、2005年9月、あすなろ書房) 1979年に出版された、オールズバーグの処女作。魔術師の庭へと迷い込んでしまった少年アランとダメ犬フリッツ。彼らの体験する不思議な出来事が描かれた絵本。淡々とした起伏のない物語だが、無機質でどこか不気味な雰囲気のある挿絵が作品に豊かな奥行きを与えている。 〈そこには「ぜったいに、なにがあっても、犬を庭園の中に入れてはいけません」と書いてありました〉
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まず銅版画(だよね?)の絵が最高に素晴らしい。白黒の味わいが何とも言えない。景観や庭園の広さもよく表されている。物語もなかなか面白い。犬のフリッツが魔術師の庭園に入り込んでしまって、後を追いかける少年。その庭園が凄いのなんのって。魔術師に会うと、犬のフリッツはアヒルに変えられてい...
まず銅版画(だよね?)の絵が最高に素晴らしい。白黒の味わいが何とも言えない。景観や庭園の広さもよく表されている。物語もなかなか面白い。犬のフリッツが魔術師の庭園に入り込んでしまって、後を追いかける少年。その庭園が凄いのなんのって。魔術師に会うと、犬のフリッツはアヒルに変えられているという。どうしよう。
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「私はそいつらをみんなアヒルに変えてしまうんだ」 庭園ものファンタジー。児童文学とは、こういうものなのだと思う。(24分) #読書 #読書が好きな人と繋がりたい #魔術師アブドゥルガサツィの庭園 #CVオールズバーグ #村上春樹 #あすなろ書房
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村上春樹翻訳ということで読んでみた。 不思議なことは起こらなかったと見せかけて、最後に犬が帽子を持ってきて実は、、、と余韻を持たせる展開がよい。
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少しシュールな白黒の絵の雰囲気と淡々と語られる物語の内容がマッチして,いかにも不思議なことが行われるという風だ.
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