魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園 の商品レビュー
この終わり方は想像がふくらむなー! 細かく書き込まれた白黒の絵と、タイトルや見返しからわくわくするかんじ。
Posted by
銅版画ならではの美しい線描と濃淡がとてもいい一冊です。 村上春樹の翻訳もセンスが光り、いろんな視点で楽しめます。 物語ももちろんよくて、絵本特有のちょっとした残酷さとか想像を膨らませるといったことも存分に発揮していると思います。
Posted by
72冊目『魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園』(クリス・ヴァン・オールズバーグ 作、村上春樹 著、2005年9月、あすなろ書房) 1979年に出版された、オールズバーグの処女作。魔術師の庭へと迷い込んでしまった少年アランとダメ犬フリッツ。彼らの体験する不思議な出来事が描かれた絵本。...
72冊目『魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園』(クリス・ヴァン・オールズバーグ 作、村上春樹 著、2005年9月、あすなろ書房) 1979年に出版された、オールズバーグの処女作。魔術師の庭へと迷い込んでしまった少年アランとダメ犬フリッツ。彼らの体験する不思議な出来事が描かれた絵本。淡々とした起伏のない物語だが、無機質でどこか不気味な雰囲気のある挿絵が作品に豊かな奥行きを与えている。 〈そこには「ぜったいに、なにがあっても、犬を庭園の中に入れてはいけません」と書いてありました〉
Posted by
まず銅版画(だよね?)の絵が最高に素晴らしい。白黒の味わいが何とも言えない。景観や庭園の広さもよく表されている。物語もなかなか面白い。犬のフリッツが魔術師の庭園に入り込んでしまって、後を追いかける少年。その庭園が凄いのなんのって。魔術師に会うと、犬のフリッツはアヒルに変えられてい...
まず銅版画(だよね?)の絵が最高に素晴らしい。白黒の味わいが何とも言えない。景観や庭園の広さもよく表されている。物語もなかなか面白い。犬のフリッツが魔術師の庭園に入り込んでしまって、後を追いかける少年。その庭園が凄いのなんのって。魔術師に会うと、犬のフリッツはアヒルに変えられているという。どうしよう。
Posted by
「私はそいつらをみんなアヒルに変えてしまうんだ」 庭園ものファンタジー。児童文学とは、こういうものなのだと思う。(24分) #読書 #読書が好きな人と繋がりたい #魔術師アブドゥルガサツィの庭園 #CVオールズバーグ #村上春樹 #あすなろ書房
Posted by
村上春樹翻訳ということで読んでみた。 不思議なことは起こらなかったと見せかけて、最後に犬が帽子を持ってきて実は、、、と余韻を持たせる展開がよい。
Posted by
少しシュールな白黒の絵の雰囲気と淡々と語られる物語の内容がマッチして,いかにも不思議なことが行われるという風だ.
Posted by
これジュマンジの人が書いてる絵本だったんか…。 結局ほんとに現実だったんかーい、みたいのはジュマンジと同じオチ。 まあでも悪い人ではないんだと思うよ(こなみ)
Posted by
怪しげな雰囲気のある絵柄に惹かれて。ただ、もっとダークなオチの方が自分の好みです。あるいはもっと複雑な話運び。すると、子供向けの絵本ではなくなってしまうのか…。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
◆お行儀の悪い犬フリッツ。首輪を抜けて「ぜったいに、なにがあっても、犬を庭園の中に入れてはいけません」と注意書きのある犬嫌いの魔術師のお屋敷の中に逃げこんでしまう。◆フリッツのやることなすこと正しいダメ犬ぶりは犬好き心をくすぐる。世話係のアランはとてもいい少年!魔術師のお屋敷への入口は謎めいて魅力的で、フリッツでなくてもくぐりたくなる。入ってはならない美しい庭に迷いこんだアランのドキドキが伝わる。◆ほんとうのことをを知っているのは、今のところ、魔術師と愛すべき「しょうのない犬」フリッツと読者のみ(^艸^)【2013/10/13】
Posted by
- 1
- 2