仕事のやり方間違えてます の商品レビュー
1 「プロジェクト思考」とは何か 2 ビジョンという戦略力 3 「創造のプロセス」を構築する 4 競争力のあるコンセプトを生み出す 5 コンセプトを具体化(デザイン)する 6 チームの力を最大に高める 7 マネジメントの技術とは 8 危機に対応する能力 9 三つの能力・二つの哲学...
1 「プロジェクト思考」とは何か 2 ビジョンという戦略力 3 「創造のプロセス」を構築する 4 競争力のあるコンセプトを生み出す 5 コンセプトを具体化(デザイン)する 6 チームの力を最大に高める 7 マネジメントの技術とは 8 危機に対応する能力 9 三つの能力・二つの哲学 10 仕事力を高める思考習慣術 ある目的を完遂するためにチームを編成するとき、メンバーの必要条件は二つあります。 1.目的に対して情熱を持つこと 2.目的達成に貢献できる能力を持っていること 協調性など十分条件として加えてもいいのですが、この二つさえあれば、特になくてもかまいません。
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平易に表現されており、かつ、的確に的を射ていて、よくサマライズされているとは思います。ただ、今ひとつ響きが足りないのは、よく一般化されているようでいて、それでも論が著者ご自身に寄りすぎているからだと思います。
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タイトルから想像する内容とはちょっと違い、理系思考によるプロジェクトマネジメントの本。邦訳ではなく日本人が書いた本。著者自身が関わったヨットレースを例に、実践向きのマネジメントの手法を分かりやすく解く。とても勉強になった。今後実践してみたい。
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本日ご紹介する本は、 「仕事のやり方」、特にプロジェクトにおける 考え方から具体的な実行まで役に立つ情報が満載です。 著者はMOTの第一人者です。 MOTとは、「マネジメント オブ テクノロジー」 の略で、日本語で言うと「技術経営」となります。 意味としては、専門技術をコ...
本日ご紹介する本は、 「仕事のやり方」、特にプロジェクトにおける 考え方から具体的な実行まで役に立つ情報が満載です。 著者はMOTの第一人者です。 MOTとは、「マネジメント オブ テクノロジー」 の略で、日本語で言うと「技術経営」となります。 意味としては、専門技術をコアとする企業にとって その技術を経営の視点から管理する と言うようなイメージになります。 我々には、より関係が深いテーマですね。 まずは 「給料をもらうために仕事をするのではなく、 価値を創造するために仕事をしましょう」 と言うところから入り、 そのための仕事がプロジェクトである。 プロジェクトと言うと 「日常業務とは別の次元で 組織横断で必要な人がチームを組み 目標に向かって作業を行う」 というようなイメージがありますが、 ここでは、プロジェクトとは 「価値を創造するためのプロセスである」 べきである、と言い切っています。 そのためには、 単に与えられた目標を実現するために動くのではなく、 ビジョン→コンセプト→モデル→デザイン→ソリューション→テスト検証 という一連のプロセスを意識することが重要。 本書ではそれぞれのプロセスに必要なことを 章立てして具体的に書かれています。 特にビジョンを明確にすることが重要だと思いました。 本書の中で、ビジョンを明確にするとは たとえば、 「これからバイオが流行るからバイオの事業をやろう、どこから参入すればいいだろう」 これはビジョンではありません。 「目の見えない人を見えるようにしたい。だからバイオ分野をやる」 これが正しいビジョンです。 気がついてみると この例のような、間違ったビジョンを、 考えていることがよくあります。 ほかにも、プロジェクトに役に立つ 考え方がたくさん紹介されています。 ぜひ、読んでみてください。 ◆本から得た気づき◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「給料をもらうための仕事」をするのではなく「価値を創造する仕事」をする 創造のプロセス=ビジョン→コンセプト→モデル→デザイン→ソリューション→テスト検証 創造のプロセスを回すのに重要なこと=回すスピードを速めること ビジョン=明確な価値を生み出す目標=今できないことを出来るようにする どんな時も図を書いて議論しましょう。全体像、完成予想のイメージも描きましょう。 トップダウンのマネジメント&ボトムアップのマネジメント 両方必要 成果=「人的資源」×「時間」×「資金」:時間の有効活用には際限がない 会社や組織は、メンバーが成長するために全ての努力を払わなければいけない 自分でテーマを決め、創造のプロセスを独力で回す経験をする いかに時間を使うかは、いかに生きるかと同等に大切 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次◆ 1 「プロジェクト思考」とは何か 2 ビジョンという戦略力 3 「創造のプロセス」を構築する 4 競争力のあるコンセプトを生み出す 5 コンセプトを具体化(デザイン)する 6 チームの力を最大に高める 7 マネジメントの技術とは 8 危機に対応する能力 9 三つの能力・二つの哲学 10 仕事力を高める思考習慣術 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆マインドマップ◆ http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/6e1f0376edc386b8.png
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理系の経営論。理系思考といっても観点が大きくかなりアナログ的で、わかりやすく面白い。アメリカズ・カップでの失敗が冷静かつ生々しく書かれていて興味深い。止まるところを知らないマルチ・エンジニアの頭の中を少しだけ理解できたような気がする。
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アメリカズカップがらみ、かつ、船舶専攻がらみで、好きな先生です。 プロジェクトチームの率い方は参考になる。
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MOTの第一人者ということで読んでみたが、若干だが ストーリ性もあり分かりやすく理論整然と書かれていた。
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