お言葉ですが…(5) の商品レビュー
「お言葉ですが」シリ…
「お言葉ですが」シリーズ5巻目。 自分にも色々とキライ言葉があるんだけど、やっぱりなぁと思ったのが「癒し」「ふれあい」「やさしさ」等々。 自分も大嫌いなんで、避けられない場合にしか使うまいと思うことばである。 この手のことばを「気色がわるい系」と分類しているけど、すんごく同感。(...
「お言葉ですが」シリーズ5巻目。 自分にも色々とキライ言葉があるんだけど、やっぱりなぁと思ったのが「癒し」「ふれあい」「やさしさ」等々。 自分も大嫌いなんで、避けられない場合にしか使うまいと思うことばである。 この手のことばを「気色がわるい系」と分類しているけど、すんごく同感。(笑)
文庫OFF
「ことば」についての…
「ことば」についての知識が満載です。笑えます。
文庫OFF
"日本語の勉強になるが、そこまで知らなくてもいいと思えるところまでとことん教えてもらえる素晴らしい本。 忸怩たる思い=みずから顧みて恥ずかしく感じる ということも本書で知ることができる。"
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「ふれあい」や「いやし」といった言葉が氾濫することへの不快感を語った文章など、いつものようにことばにまつわるエッセイが中心ですが、なかには戦争中に英語が禁止されたという通説の誤りを指摘したものなど、歴史にまつわる話題も多く収められています。 「『太平記』編纂の周期的リズム」とい...
「ふれあい」や「いやし」といった言葉が氾濫することへの不快感を語った文章など、いつものようにことばにまつわるエッセイが中心ですが、なかには戦争中に英語が禁止されたという通説の誤りを指摘したものなど、歴史にまつわる話題も多く収められています。 「『太平記』編纂の周期的リズム」という文章をとりあげて、「=」(イコール)の使い方のずさんさを批判した文章も収められています。ただ、著者があげている「歴史=物語」や「編纂=叙述」という言葉は、フランス現代思想などを踏まえたテクスト理論ではよく見かける表記で、個人的にはそれほど違和感はおぼえませんでした。もっとも、フランス現代思想界隈の議論自体が大概いい加減なものだという見かたもあるでしょうが。
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